<ご参考資料>
2005年10月17日
株式会社シーエーエー
日本アイ・ビー・エム株式会社
シーエーエーがグリッド等の最先端技術を活用したオークションシステム構築
-オートノミック機能等による最適な競り環境を提供-
中古車オートオークション会場の運営大手である株式会社シーエーエー(本社・愛知県豊田市、代表取締役社長・鈴木章郎、以下CAA)は、愛知県豊田市に建設中の中部新オークション会場においてグリッド・コンピューティング等の最先端技術を活用した「新競りシステム」を構築することを決定し、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・大歳卓麻、以下 日本IBM)がシステム開発を受託しました。本システムは2006年5月に稼動を開始する予定です。
中古車オークション業界では、市場の成熟化が進むにつれ、オークション会場間の競争が厳しさを増してきており、各会場にとっていかに参加者の利便性を向上させ競りの活性化を図るかが重要な課題となっております。特に最近は衛星回線やインターネット等のネットワーク経由での落札が伸びてきており、一部のオークション会場においては全落札台数に占める割合が40〜50%にまで達するところも出てきていることから、この分野でのサービス充実が欠かせないものとなっております。こうした環境に対応し、CAAでは中部新会場の建設に伴い、「新競りシステム」の構築を決定しました。新システムでは、ネットオークションへの対応を踏まえてアプリケーションをIP(インターネット・プロトコル)化するとともに、エージェント技術を採用してオークションシステムのオートノミック機能(自律機能)の基盤を構築、さらにグリッド配信技術を利用した効率的なデータ配信によってオークション情報のシステムおよびネットワーク環境の高速化、安定化を実現します。
「新競りシステム」の特徴は次のとおりです。
1) グリッド配信技術による効率的なデータ配信
CAAの「新競りシステム」は、IP化することによって多様な対外接続、多レーン対応を容易に行うこができます。ネットワークには、日本IBMのグリッド配信技術「IBM®Peer-to-Group
Media Broadcast (IBM P2G)」を利用し、コストを抑え効率的なデータ配信を実現します。IBM
P2GはLAN環境下に属するクライアントが相互にデータ・パケットを分担受信して補い合う1対多のデータ配信技術で、ルーターやエッジ・サーバなど特殊な機器を必要とせず、ネットワーク・トラフィックを大幅に削減します。これにより、大規模回線を敷設することなく、中部新オークション会場の約1,150席の端末にオークションのデータを一斉に送信することを可能にします。端末増設の際も少ないコストで拡張することができます。
2) 高性能キオスク端末の設置
競り端末には、IBMのAnyplace KIOSK端末を採用、PCのキーボード開発で培った繊細なタッチ技術を活用したボタン、セキュリティーやログの解析に最適なICカードとリーダーなどの必要な機器を新規開発し、それらを組み合わせて構築していきます。Anyplace
KIOSKは、タッチパネルを備えたコンパクトオールインワンPCです。多チャンネル、多機能に対応し、画面構成や機能キー構成を使いやすく変更することが可能です。
3) エージェント技術によるオークションシステムの基盤を提供
オークションのサーバーに「IBM
® BladeCenter®」とエージェント技術を採用し、自律型のオークションシステムの基盤を実現します。エージェント技術は、日本IBMのソフトウェア開発研究所が開発したオートノミックの基盤となる新しいテクノロジーで、競りシステムをIP化した際に課題となるレスポンスの問題を解決する機能を提供することに加え、依頼人個別の情報を保持・活用し、外部情報およびイベントを監視しながら、依頼人の要求に即したさまざまな処理を可能とするものです。このエージェント技術の導入により、多様なオートノミック機能を提供する基盤ができることで、今後の機能拡張の幅が大きく広がります。
CAAは、オートノミックやグリッド等の最先端のITを導入することによって、オークション参加者に快適な競り環境を提供して満足度を高め、これが会員数の増加や成約率の上昇および出品車両台数の増加につながることを期待しております。当システムの各機能は、会場内の端末を対象にするのみならず、インターネット上でのサービスにおいてもフルに活用していく予定です。
以上
IBM、e-businessロゴ、
、BladeCenterは、IBM Corporationの商標。
その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
日本IBMのグリッド・コンピューティング、オートノミック・コンピューティングについては、それぞれ下記URLをご参照ください。
http://www.ibm.com/grid/jp/index.shtml
http://www.ibm.com/jp/autonomic/
IBMのAnyplace KIOSK端末については、こちらを参照ください。
http://www.ibm.com/jp/store/product/kiosk
株式会社シーエーエーについては、こちらを参照ください。
<ホームページ>
日本IBMトップページ : http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース : http://www.ibm. com/press/jp/
