2005年10月19日
ストレージ分野における仮想化新製品を発表
日本IBM(社長・大歳卓麻)は、ストレージ分野における仮想化をさらに推進する、Linux®サーバー、UNIX®サーバーやIAサーバーなどのオープンサーバー向け仮想テープ製品「IBM®
Virtualization Engine TS7510 (以下 TS7510)」を発表します。
IBMはストレージ分野の仮想化製品において、1988年から様々な仮想化製品を提供していますが、本日発表のTS7510がラインアップに加わることにより、メインフレーム向けとオープンサーバー向け双方の、仮想ディスク製品と仮想テープ製品の全てが揃うことになります。ストレージの全ての分野において、仮想化製品を持つのはIBMだけです。
通常のテープ装置は、書き込み・読み出し時に、テープの選択/テープのマウント/ドライブの準備など実際に書き込み・読み出しをする前処理に時間がかかり、また、同時にアクセスできるテープの数が、物理的なテープドライブの数までという制約があります。一方、仮想テープ装置では、これらの前処理が不要で、同時アクセス数に物理ドライブの制約もないため、通常のテープ装置に比べ高速なデータ処理が可能です。
インターネットの発達とITの進化に伴い、電子メール、レントゲンやMRIなどの医用画像データ、監視カメラの映像など、保管する必要があるデータ量は年々増しており、毎年1.5倍程度の割合で増え続ける、という試算もあります。TS7510は、このようなデータ量の伸びに伴い、データのバックアップに長い時間が費やされることにお困りのお客様に適した製品です。
また、データの価値・アクセス頻度の低下に従い、高速・高価格のディスクから、低速・低価格のテープへとデータを保存する媒体を変更していくILM(Information
Lifecycle Management)において、仮想テープ装置であるTS7510は、ディスクとテープの中間に位置するものです。ある程度のアクセス頻度はあるが、高価なディスクを活用するにはコスト面で好ましくない、というデータをお持ちのお客様に適しています。
IBMでは、仮想化を推進するストレージ製品として、ディスク仮想化製品「SAN
Volume Controller(以下SVC) を2003年から提供していますが、その最新版であるSVC
V3.1を近々提供する予定です。
SVC V3.1の特長は以下の通りです。
- 従来64台までサポートしていたサーバーの台数を、1,000台以上をサポートするようになります。
- パフォーマンス向上を目的に、キャッシュの容量を従来の2倍にします。
- サポートするサーバーの種類が増えます。
TS7510に加え、テープ装置「IBM System Storage TS3310」と「IBM System Storage
TS1120」を発表します。
TS3310は、最新のLTO規格であるGEN3に対応したテープ・ライブラリーで、拡張性の高いモジュール型製品です。最大49テラバイトまでの大容量のテープ・データを保管できることが特長です。
TS1120は、1秒間に100MB(非圧縮時)とデータ転送が高速で、最大500GB(非圧縮時)とカートリッジ容量が大きいことが特長です。
本日発表製品の詳細は以下の通りです。
| モデル | IBM Virtualization Engine TS7510 |
IBM System Storage TS3310 |
IBM System Storage TS1120 |
| 価格(税別) | 27,448,000円から | 5,415,000円から | 5,844,000円から |
| 出荷開始予定日 | 2005年10月28日 | ||
以 上
IBM、は、IBM Corporationの商標または登録商標。
"Linux"は、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における商標。
UNIXは、The OpenGroupの米国内外における登録商標。
<ホームページ>
日本IBMトップページ:http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース:http://www.ibm.com/press/jp/
