プレスリリース

第19回「日本IBM科学賞」受賞者決定

2005年10月27日

第19回「日本IBM科学賞」受賞者決定

日本IBM(社長・大歳卓麻)は、第19回「日本IBM科学賞」の選考を終え、5件5名の受賞者を決定しました。

日本IBM科学賞は、日本の科学分野の学術研究の振興と若手研究者の育成に寄与することを目的に、当社社会貢献活動の一環として、1987年に創設されました。対象は、国内の大学あるいは公的研究機関に所属する45歳以下の研究者(国籍不問)で、物理、化学、コンピューターサイエンス(バイオインフォマティクスを含む)、エレクトロニクス(バイオ エレクトロニクスを含む)の4分野における基礎研究で優れた研究活動を行っている方々です。受賞者には賞金300万円と賞状、副賞として記念メダルおよびノートパソコン「ThinkPad®」1台が贈呈されます。

本年は、129件の応募の中から、江崎玲於奈財団法人茨城県科学技術振興財団・理事長(ノーベル物理学賞受賞)を委員長とする7名の審査委員による厳正な選考と審査会を経て、下記5件5名の授賞を決定しました。これにより第1回からの授賞は計114件120名となりました。

日本が世界をリードする付加価値の高い製品やサービスを提供しつづけるためにも、基礎科学分野の重要性が高まっています。当社では今後も当賞を通じ、日本の科学振興と優れた人材の育成に貢献していきます。

第19回「日本IBM科学賞」の授賞式は、11月22日(火)13時30分から千代田放送会館(東京都千代田区)で開催し、受賞者による研究内容の発表を行います。


今回の受賞者とその研究業績は次の通りです。

(敬称略)

<物理分野>
・「新奇超伝導体における強相関領域での超伝導機構の理論的研究」
小形 正男(おがた まさお) 45歳
東京大学 大学院理学系研究科 助教授

<化学分野>
・「核酸を精密に認識する有機分子の開発と展開」
中谷 和彦(なかたに かずひこ) 45歳
大阪大学 産業科学研究所 機能分子科学研究部門 精密制御化学研究分野 教授
    
<コンピューター サイエンス分野>
・「計算の意味論とプログラミング言語の理論の研究」
長谷川 真人(はせがわ まさひと) 35歳
京都大学 数理解析研究所 助教授
      

<エレクトロニクス分野>
・「酸化物エピタキシーの精密化と集積化による新電子機能の開拓」
川崎 雅司(かわさき まさし) 43歳
東北大学 金属材料研究所 教授
産業技術総合研究所 強相関電子技術研究センター チーム長
物質・材料研究機構 コンビナトリアル材料科学技術プロジェクト グループリーダ

・「半導体量子構造とテラヘルツ電磁波との相互作用とその応用に関する研究」
平川 一彦(ひらかわ かずひこ) 45歳
東京大学 生産技術研究所 教授

(以上5件5名)

* 所属先・役職・年齢は2005年8月15日現在


日本IBM科学賞の審査委員会のメンバーは次の通りです。

審査委員会:
委員長 江崎玲於奈 財団法人茨城県科学技術振興財団・
理事長
(1973年ノーベル物理学賞受賞)
委 員
(50音順)
井口 洋夫 元 岡崎国立共同研究機構 機構長、
東京大学 名誉教授
小柳 義夫 東京大学 情報理工学系研究科 教授
榊  裕之 東京大学 生産技術研究所 教授
白川 英樹 筑波大学 名誉教授
(2000年ノーベル化学賞受賞)
西島 和彦 東京大学 名誉教授、
京都大学 名誉教授
久世 和資 日本IBM 執行役員 開発製造・
東京基礎研究所 所長

以 上

添付資料:

  受賞者略歴と贈賞の理由 (31.4KB)
  Adobe® Reader®が必要

ご参考:
日本IBM科学賞のホームページ『科学の扉』(http://www.ibm.com/jp/company/society/science/)では、歴代の受賞者やその研究業績を紹介しています。また、受賞者の協力を得て、受賞者からの若者へのメッセージ、科学のおもしろさについての随筆なども掲載しています。

ThinkPadは、Lenovoの登録商標。

<ホームページ>
日本IBMトップページ:http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース:http://www.ibm.com/press/jp/