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プレスリリース

IBM、革新的なデータベース処理専用エンジンの計画を公表


ご参考資料

2006年1月27日

IBM®、革新的なデータベース処理専用エンジンの計画を公表し、
データベース・プラットフォームとして
メインフレームの価値を一段と向上
- IBM、企業向けデータ・ハブとしてSystem z9™
メインフレームの役割を強化 -

[米国ニューヨーク州アーモンク 2006年1月26日(現地時間)発]

IBMは26日(現地時間)、40年以上にわたって企業向けデータ管理プラットフォームとして高い信頼を得てきたSystem z9の価値をさらに高めるため、革新的なデータベース処理専用エンジンを提供する計画を公表しました。

データベース処理専用エンジンであるzIIP (System z9 Integrated Information Processor)が利用可能になると、適用可能なデータベース・ワークロードを専門に実行することで、メインフレーム上の汎用プロセッサーの演算能力をより有効に活用することができます。zIIPは、System z9メインフレーム上のデータベースに対するリモート・アクセスや、ビジネス・インテリジェンス(BI)、ERP、CRMなど、適用可能なワークロードを実行するためのコンピューティング・リソースの最適化を実現し、ソフトウェア費用を低減することを狙いとして設計されています。

ユーザーは、メインフレーム上にデータを集中化させることで、分散型システムへ一時データ・セットの保持や複製したファイル送信に伴うセキュリティー上のリスクを軽減させることができます。複数のシステムではなく、System z9のような単一のシステムでデータを運用する場合、監査、コンプライアンス、管理、およびビジネス回復についての管理が非常に容易になります。

IBM System z9担当ゼネラル・マネジャーであるJim Stallingsは、次のように述べています。「法規制に対するコンプライアンス、顧客情報のセキュリティー、生産性・競争上の優位性の獲得などといった、今日最も重要なビジネス上の課題の中心となっているのがデータです。新しいIBM System z9メインフレームは、このデータという貴重なリソースを管理する上で理想的な位置を占めます。このメインフレームは、データへのアクセス・ポイントが追加されるほど、オープンかつ高セキュリティーなエンタープライズ・データ・ハブとしての役割をますます高めていくことになります。」

zIIPによりSystem z9メインフレームは、40年以上にわたるデータおよびトランザクション処理の知識と経験に由来する、高度なデータ管理機能のポートフォリオやDB2®とz/OS®間のシナジー効果、および総合的なデータ保護機能(マルチレベル・セキュリティー・アクセス、暗号鍵の集中管理、データ侵入検知サービス、データ・ストレージ・テープ保護など)が一段と強化されます。

zIIPは、2001年に発表されたLinux®向けIFL(*1)や、2004年のzAAP(*2)といったメインフレームでの専用エンジンの系譜を継ぐものです。このエンジンはいずれも、ユーザーがメインフレームの処理するワークロードを拡大させる上で役立ちました。実際に、2005年第4四半期現在、IBMメインフレームの収益の60%以上が、LinuxやJava®などから派生した新たなワークロードからもたらされています。この数字は、1998年末では15%に過ぎませんでした。

zIIPを支える指揮者とでもいうべき存在が、メインフレームの主要オペレーティング・システムであるz/OSであり、汎用プロセッサーとzIIPの間で仕事を割り振ります。z/OSはプログラムを実行し、適用可能なワークロードの全体、あるいは一部をzIIPに振り向けるように設計されています。

IBM DB2 for z/OS V8は、zIIPを活用する最初のソフトウェアとなります。汎用プロセッサーの処理能力を開放するためにzIIPは、次のような適用可能な一部のDB2ワークロードを処理します。
・ (1) BI、ERP、あるいはCRMといった、ネットワーク接続された、SAPのようなアプリケーション
・ (2) DB2のスタースキーマ・パラレル・クエリーを活用するBIアプリケーション
・ (3) インデックス・メンテナンス構造をサポートするDB2ユーティリティー機能

IBMは、2005年9月16日にSystem z9の出荷を開始しました。System z9は、お客様が、適切な相手に対して、適切な時間に、かつ確実に、正しいデータを更新、照会、管理、保護、バックアップ、回復、および提供することを目的に設計されたシステムです。この新しいシステムは、全世界の5,000人におよぶIBMのエンジニア、ソフトウェア開発者、およびセキュリティー専門家が3年間、12億ドルを費やした開発活動を象徴しています。

発売時期と前提条件
IBMは、zIIPと必要なソフトウェアを2006年中に発表し出荷開始する予定です。前提条件としては、IBM System z9 109、z/OS 1.6以降(Webダウンロードによるモジュール追加)、DB2Bor z/OS V8(PTF対応)が挙げられます。z9-1091台1たりのzIIP数は、汎用プロセッサーの数を超えることができません。IBMは、zIIPによるパフォーマンス改善効果について将来さらに詳しく発表する予定です。

以上

(*1) IFL : Integrated Feature for Linux (Linux専用エンジン)
(*2)zAAP : System z9 Application Assist Processor (Java専用エンジン)

IBM、System z9、DB2、z/OSは、IBM Corporationの商標。
Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における商標。
Java およびすべてのJava関連の商標およびロゴは Sun Microsystems, Inc.の米国およびその他の国における商標。
その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標。

<ホームページ>
日本IBMトップページ:http://www.ibm.com/jp/
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