2006年2月28日
幅広い用途に向けてグリッドを簡単に導入できるソリューション
-パートナー企業との協力でハード、ソフト、サービスをパッケージ化し提供-
日本IBM(本社・東京都港区、社長・大歳卓麻)は、分散する異機種のコンピューター資源を共有し、一つの高性能なシステムとして利用可能にする技術である「グリッド・コンピューティング」の実現に必要なハードウェア、ソフトウェア、および導入・教育支援サービスをパッケージ化した「IBM®
Grid and Grow™ オファリング」を本日から提供開始いたします。価格は、別々に購入するよりも約35%割安な275万円からです。
今回のソリューション提供に当たり、オペレーティング・システム、グリッド・ミドルウェア、アプリケーション・ソフトウェア、システム・インテグレーターの各分野の企業との協業を推進し、各社が持つアプリケーション等のグリッド化の支援を行い、当オファリングに対応した製品・サービスを拡充していきます。今後、各業種のお客様がグリッド・コンピューティングの利点が得られるよう、幅広い業種に対応したソリューションを提供していきます。
グリッド・コンピューティングは当初、地球物理や医療研究など高度な科学計算分野での用途が主でしたが、現在ではビジネス分野への適用が急速に加速しています。企業が市場の急速な変化やお客様の要求に即応するために、システム処理能力の高速化や、地理的に分散したデータの統合化、IT資源の最適化を実現するグリッド・コンピューティング技術が注目されています。
今回提供するソリューションは、IBM BladeCenter®をハードウェアとして使用し、オペレーティング・システム、計算処理を各サーバーに配分するグリッド・ミドルウェア、および導入・教育支援サービス11つのパッケージにしたものです。当ソリューションを導入することによりお客様企業は、高速な処理能力や柔軟な拡張性、IT資源の最適化といったグリッド・コンピューティングの利点を、簡単、迅速、かつ低価格で実現できるようになります。例えば、金融におけるリスク計算、医療や設計等の高度な画像処理、製薬・バイオ等の研究、オンライン・ゲーム等のエンタテインメント等、幅広い分野でグリッド・コンピューティングを容易に導入することが可能になります。
今回のパッケージでは、ブレードの枚数を追加した場合でも、一定の範囲までソフトウェア・ライセンス料が増加しない柔軟な料金設定* を採用しているため、速やかな拡張が可能です。サーバー・アーキテクチャーは、Intel®、AMD、POWER™の3
種類から選択できます。OS はLinux® (RedHat または Novell SUSE)、AIX® 5L、Windows®
から選択可能です。またグリッド・ミドルウェアに関してもAltair の PBS Professional™ 、Platform Computing
の LSF、United Devices社のGrid MP、IBM の LoadLeveler® の中から選ぶことができます。
さらに、お客様のご要望に応じて、当ソリューションを基盤としたサーバー統合ソリューションや、部門または全社レベルでのIT最適化ソリューション、各種保守サービスをご提供していきます。
今回提供を開始するパッケージの構成は下記のとおりです
1.タイプA「Grid and Grow エントリー構成」
ブレード・センター 3枚構成
ブレード・センターを6枚まで拡張した場合でも、OSおよびグリッド・ミドルウェアの追加ライセンスが不要となります。
価格は、最小構成の場合で275万円からのご提供となります。
最小構成例
- BladeCenter HS20 64ビット インテルXeon® プロセッサ
- Linux Red Hat Enterprise Linux
- Platform LSF
- 導入・教育支援サービス
2.タイプB「Grid and Grow スターター構成」
ブレード・センター7枚構成
ブレード・センターを14枚まで拡張した場合でも、OSおよびグリッド・ミドルウェアの追加ライセンスが不要となります。
価格は、最小構成の場合で500万円からのご提供となります。
今回のソリューション提供に当たり、次のパートナー企業と協業していきます。今後さらに協業パートナー企業を拡大し幅広い業種に対応したソリューションを提供していく予定です。
オペレーティング・システム:
- ノベル株式会社
- レッドハット株式会社
グリッド・ミドルウェア:
- アルテアエンジニアリング株式会社
- 住商情報システム株式会社(ユナイテッド・デバイセズ)
- プラットフォームコンピューティング株式会社
システム・インテグレーター:
- 株式会社CRCソリューションズ
- 新日鉄ソリューションズ株式会社
- 住商情報システム株式会社
- 株式会社 電通国際情報サービス
- ニイウス株式会社
アプリケーション・ソフトウェア:
- 株式会社 アライドエンジニアリング
- アルテアエンジニアリング株式会社
- エンジニアス・ジャパン株式会社
- SAS Institute Japan株式会社
- シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社
- 株式会社シンプレクス・テクノロジー(東証一部:4340)
以上
IBM、Grid and Grow、BladeCenter、POWER、AIX、LoadLeveler 、IBM Corporationの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
Linux は、Linus Torvalds の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
Windows、は米国 Microsoft Corp. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
Intel、インテルXeonは、Intel Corporationまたは子会社の米国およびその他の国における商標または登録商標。
その他の会社名、製品名は、それぞれ各社の登録商標または商標です。
注* WindowsのOSは除く
<ホームページ>
日本IBMトップページ:http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース:http://www.ibm.com/press/jp/
