<ご参考資料>
2006年5月26日
複雑なITプロセスを自動化する新しいソフトウェア
[米国ニューヨーク州アーモンク2006年5月24日(現地時間)発]
IBM®は24日(現地時間)、ストレージ装置の管理、システム障害への対応、ソフトウェアやパッチの導入といったITのプロセスを自動化し、IT運用管理コストの削減を推進する新しいソフトウェアを発表しました。
新しいソフトウェアは「IBM Tivoli® CCMDB(Change and Configuration Management Database)」、および「IBM
Tivoli Process Managers」製品群です。英語版の出荷は6月30日に開始する予定です。
今回発表の新製品群の最大の利点は、企業内のさまざまな部門にまたがるソフトウェア、ハードウェア、ストレージ、アプリケーションのインストールといった複雑なプロセスを自動化させることです。これらの製品を活用することで、お客様は、これまでのように、ITプロセスを、手作業で部門ごとにコーディングしたり統合させたりする必要がなくなります。その代わり、ITプロセスの設計を一度行えば、全部門にわたる統合が自動化されます。これにより、時間とコストが大幅に削減されます。
新ソフトウェアの特徴は下記のとおりです。
- IBM Tivoli CCMDB(Change and Configuration Management Database)
ITサービス管理ソリューションを統合する際のプラットフォームを提供する構成管理データベース製品です。多くの企業内に散在するサーバー、ストレージ装置、ネットワーク、ミドルウェア、アプリケーション、データといったさまざまなIT資源の情報を自動的に検出し、連携させます。これにより、企業のITスタッフは、さまざまなコンポーネントの関連性や依存関係を簡単に把握することができます。また、当製品は、「IBM Tivoli Process Manager」を稼働させるワークフロー・エンジンを搭載しているので、個々のお客様のニーズに沿った業務プロセスの作成を支援します。
IBM Tivoli Process Managers
-
IBM Tivoli Availability Process Manager
システム上の問題がビジネスに与える影響を把握したり、ITサービスが停止した場合の早期復旧を支援する製品です。システム障害が起こった際、どのコンポーネントに障害が起こったかを特定し、適切な診断ツールを動的に起動することで、システム回復とビジネス業務の早期再開を支援します。 -
IBM Tivoli Release Process Manager
ソフトウェアのインストール、更新、およびパッチ導入の作業を自動化させ、計画・評価・承認・実行・レビューといった企業のITスタッフの業務を迅速に遂行させるための、ワークフロー製品です。当製品はまた、新しいソフトウェアのインストールが既存のIT環境に与える影響の把握を支援します。 -
IBM Tivoli Storage Process Manager
カスタマイズ可能な自動化ワークフローを提供することによって、ストレージ管理プロセスの速やかな展開を支援する製品です。当製品は、ストレージ環境と他のIT資源との関連性を把握するためのストレージ・リソース情報を検出します。また、既存のTivoliストレージ管理製品と連携して、プロビジョニング、データ消去、データ・バックアップなどのプロセスにて発生した障害の優先順位付けを行います。
「IBM Tivoli Process Managers」製品群については、キャパシティー管理のための製品を2006年下半期に発表する予定です。さらに、セキュリティー、コンプライアンス、IT財務アセスメントといった分野に対応する製品も今後発表していく予定です。
今回の新製品群は、サービス指向アーキテクチャー(SOA)を基盤に構築されているため、お客様は、既存のテクノロジーをそのまま活用できます。また、IT運用管理のベスト・プラクティスである「ITIL(IT
Infrastructure Library)」に基づいた運用管理環境が構築できるようになります。さらに、「Tivoli Process Manager」では、医薬業界や小売業界といった業界ごとのカスタマイズが可能となりますので、業界特有のお客様ニーズに対応したソリューションの開発を支援できるようになります。
IBMは新製品の提供だけでなく、ソフトウェアの標準化の推進にも尽力しています。現在、数社のIT企業とともに、Configuration Management
Database(CMDB)を利用し異機種混在環境のIT情報を活用する新しい相互運用仕様の開発について協議しています。ここでは、CMDBとその他のデータ・リポジトリー間の情報共有を目的とした、オープンかつ業界標準仕様の開発が行われており、今年後半、仕様の草案を業界標準団体に提出する予定です。
今回発表する製品も含め、IBMのITサービス管理製品は、IBMグローバル・テクノロジー・サービス(IBM Global Technology
Services)部門およびIBMビジネス・パートナーが提供する新しいカスタマイズ・サービスと補完関係にあります。このサービスは、IBMがソフトウェアおよびGlobal
Technology Servicesのお客様とのさまざまなビジネス案件で培ってきたソフトウェア・プログラム、知的財産、およびベスト・プラクティスを結集したものです。
IBMは、ITサービス・マネジメント・ソリューションの実装を支援するオンライン・ツールも提供しています。たとえば、ITILのベストプラクティスを、どのようにカスタマイズし実装するかについての情報を提供するナビゲーション・ツールである「IBM
Tivoli Unified Process」は、無料でダウンロードいただけます(http://www-306.ibm.com/software/tivoli/features/it-serv-mgmt/itup/index.html(英語))。また、数百というIBMおよびIBMのビジネス・パートナー様の製品の拡張機能を提供するカタログ「Open Process Automation
Library (OPAL) 」(http://www-306.ibm.com/software/tivoli/features/it-serv-mgmt/opal.html(英語))も公開しています。
以上
IBM、Tivoliは、IBM Corporationの商標。
その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
<ホームページ>
日本IBMトップページ:http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース:http://www.ibm.com/press/jp/
