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プレスリリース

IBM、スーパーコンピューター・ランキングで圧倒的な強さ リスト上のシステムの48%を占め、Blue Gene、POWER 、BladeCenterをベースとするシステムの躍進を実証



2006年7月4日

<ご参考資料>

IBM®、スーパーコンピューター・ランキングで圧倒的な強さ
リスト上のシステムの48%を占め、Blue Gene®、POWER™、BladeCenter®をベースとするシステムの躍進を実証

[米国ニューヨーク州アーモンク 2006年6月28日(現地時間)発]

6月28日(現地時間)に発表された「TOP500 Supercomputer Sites」リストによると、IBM製のシステムが、世界最強のスーパーコンピューター500のうち240を占め、また、総処理能力も半分以上を占めています。ローレンス・リバモア国立研究所との共同開発により、同研究所に設置されたIBMのBlue Gene/Lは、持続性能として空前の280.6テラフロップ(1テラフロップ=毎秒1兆回の浮動小数点演算)を達成し、ランキングの首位に立っています。

業界をリードするIBMの実績は、さまざまなコンピューター・プラットフォームの全領域にわたる強みを持つことによってもたらされたもので、各領域でランクインしたスーパーコンピューターの数が増加していることからもそれがうかがわれます。たとえば、Blue Geneシステムは前回のランキングと比較して19から24へ、AMD Opteronクラスターは8から31へ、またSystem p™ベースのマシンは46から47へと増えています。System pベースのマシンには、新たに発表され、TOP500に初めてランクインしたBladeCenter JS21ベースのスーパーコンピューター(インディアナ大学に設置された15テラフロップのシステムで、現在、米国の大学に設置されたマシンとしては最大規模のもの)が含まれています。

IBM BladeCenterシステムの躍進は著しく、2005年11月のTOP500ランキング以降、BladeCenterベースのシステムが全体で71から132へとほぼ倍増しました。BladeCenterベースのシステムは、今回ランキングされたマシンの総処理能力のうち470テラフロップ相当以上を占めています。BladeCenterは、お客様に、サーバー、ストレージ、ネットワーキング、ソフトウェアをすべてひとつのシステムに統合する能力を備えた革新的で高密度のコンピューティング・ソリューションを提供します。

IBMのディープ・コンピューティング担当バイス・プレジデント、デイブ・テュレック(Dave Turek)は、次のように述べています。「IBMはBlue Gene、POWER5™ベースのp5 575システム、POWERベースのBladeCenter JS20/JS21システム、ディープ・コンピューティング・キャパシティー・オンデマンド・センターといった革新性と柔軟性を備え、手頃な価格でスーパーコンピューターをお客様が利用できるようにすることで、お客様がビジネス、科学、産業の各分野でブレークスルーを実現するための新たなリソースを提供しています。気象予報の精度向上、より良い自動車の設計、疾病研究の進歩など、いずれの分野を取りあげてみても、スーパーコンピューターの新たな時代が到来しようとしています。」

TOP500ランキングでローレンス・リバモア国立研究所のBlue Gene/Lシステムとともにトップ3を占めたのは、IBMのBlue Gene/L Watsonシステム(91.29テラフロップ)と、このほど性能が改良されたローレンス・リバモア国立研究所のスーパーコンピューター、ASC Purple(現在の処理能力は75.76テラフロップ)でした。Blue Gene/LとPurpleは、国家核安全保障庁の高度シミュレーション・コンピューティング(Advanced Simulation and Computing:ASC)プログラムに採用されたシステムで、このプログラムは地下実験を行うことなく米国における核兵器の備蓄の安全性、セキュリティー、信頼性を確保することを主たる目的としています。

IBMはTOP500全体の総処理能力にあたる2.791ペタフロップのうち、1.5ペタフロップ以上を占めましたが、これは、IBMに最も近いライバル企業、HPの総スループットの3倍以上に相当します。IBMのシステムはランキング上位10のマシンのうち4つを占めました。また、上位100のシステムのうち46を占めました。

さらに、TOP500には、IBMからBlue Geneシステムとして5機種が新たにランクインしており、これには、日本の高エネルギー加速器研究機構(KEK)に設置された3つのシステムと、ドイツのユーリヒ総合研究機構(Forschungszentrum Juelich Laboratory)に設置されたシステム(ランキング8位)が含まれています。

IBMが2004年11月に研究プロジェクトの商用版であるIBM System Blue Gene Solutionの発売を発表して以来、記録的な数となる24ものBlue Geneシステムがランクインしています。IBM System Blue Gene SolutionはIBMのPOWERアーキテクチャーをベースにしたもので、今日の最速システムに必要とされる規模に比べれば、ごくわずかの消費電力と設置面積で済むと同時に、帯域幅、拡張性、大量のデータに対する処理能力という点で最適化されています。IBMとそのパートナーは、ライフ・サイエンス、金融モデリング、流体力学、量子化学、分子力学、天文学、宇宙研究、気候モデリングなど、Blue Geneソリューションを活用できる高性能コンピューティング(HPC)応用の研究領域を拡大しています。

「世界トップクラスのスーパーコンピューターが科学に飛躍的発展をもたらす」

これと関連して、国家核安全保障庁(NNSA)とローレンス・リバモア国立研究所は6月22日、これらの機関の科学者が世界最強のコンピューター、Blue Gene/Lを利用し、207テラフロップという持続可能な性能レベルで科学コードの実行を行ったと発表しました。これはコンピューティング史上、最高水準の性能を発揮したアプリケーションとなります。

この世界最速のアプリケーションは「QBox」と名づけられ、ローレンス・リバモア国立研究所の科学者が亜原子レベルでの金属の複雑な相互作用を理解するために用いられており、NNSAのASCミッションにおいて、米国における核兵器の備蓄の安全性と有効性を保障し、維持するための重要な要素となっています。

ローレンス・リバモア国立研究所とともに、ASTRON、AIST(産業技術総合研究所)、NIWS(ニイウス、日本)、NCAR、エジンバラ大学、サンディエゴ・スーパーコンピューティング・センター、アルゴンヌ国立研究所、ローザンヌ連邦工科大学(EPFL)、IBMディープ・コンピューティング・キャパシティー・オンデマンド・センターといった一群の研究機関は、研究の発展に貢献するBlue Geneのパワーを利用する先進的な共同研究者のエコシステムを形成し拡大しています。

TOP500について
「TOP500Supercomputer Sites」は、スーパーコンピューターの専門家であるテネシー大学のジャック・ドンガラ(Jack Dongarra)氏、NERSC/ローレンス・バークレー国立研究所のエーリッヒ・ストローマイヤー(Erich Strohmaier)氏とホルシュト・サイモン(Horst Simon)氏、ドイツのマンハイム大学のハンス・モイアー(Hans Meuer)氏らが編纂し、公開しています。ランキングの全リスト等詳細は、http://www.top500.orgでご覧いただけます。

以 上 

IBM、POWER、BladeCenter、System p、POWER5、は、IBM Corporationの商標。
その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<ホームページ>
日本IBMトップページ:http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース:http://www.ibm.com/press/jp/