プレスリリース

IBM、インターネット セキュリティ システムズを買収 -セキュリティー・ソリューションのリーダーとしてのIBMの地位を強化-

2006年8月24日

<ご参考資料>

IBM®、インターネット セキュリティ システムズを買収
-セキュリティー・ソリューションのリーダーとしてのIBMの地位を強化-

[米国ニューヨーク州アーモンクおよびジョージア州アトランタ 2006年8月23日(現地時間)発] 
IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:サミュエル・J・パルミサーノ、NYSE:IBM)とインターネット セキュリティ システムズ(略称:ISS、本社:米国ジョージア州アトランタ、NASDAQ:ISSX)は23日(現地時間)、IBMが公開会社のISSを買収する正式契約を両者間で締結したと発表しました。この契約は全額現金による取引であり、買収金額は約13億ドル(1株あたり28ドル)となります。買収手続きはISSの株主の承認や関連する法的手続きなどを経て、2006年第4四半期に完了する予定です。

ISSは、世界の何千もの大手企業や政府機関に、ネットワーク、デスクトップ、サーバーへのインターネットの脅威に対して、事前防御を旨としたセキュリティー・ソリューションを提供しています。ISSのソフトウェア、アプライアンス、サービスは、ネットワークの脆弱性の監視、管理を行い、脅威にさらされる前に速やかに対応します。今回の買収は、ITサービス、ソフトウェアおよびコンサルティングの専門知識を活用して、労力を要するプロセスを自動化し、お客様のビジネスの適正化や変革をお手伝いする標準化されたソフトウェアベースのサービスを提供するというIBMの戦略を前進させるものです。

また、今回の買収は急成長しているマネージド・セキュリティー・サービス分野におけるIBMの地位を強固なものにします。データの盗難、複雑化する規制基準の導入および管理への懸念など、企業の規模、所在地、業種を問わず、ITセキュリティーへの取り組みは企業が直面している最も複雑な課題の1つです。

ISSの補完的な自動化されたセキュリティー基盤、サービス、ソフトウェアおよび熟練したコンサルタントと、世界的にビジネスを展開しているIBMの幅広いセキュリティー・ポートフォリオと革新的な研究を統合することによって、ISSはこの深刻化する業界の課題に取り組むIBMを支援します。IBMとISSはあらゆる規模のお客様に対して、セキュリティー上の脅威もしくは攻撃から先制的に一歩先んじるための支援を行っていきます。

今回の買収は、IBMのセキュリティーおよびプライバシー・サービス・ビジネスにとって重要なものです。ISSの製品ラインおよび幅広い専門知識はIBMの長年にわたるセキュリティー関連の研究、コンサルティング、何千ものIBMのお客様の異機種環境に対してセキュリティーソリューションを提供しているマネージド・サービス・デリバリー能力を補完するものです。ISSは、事業部門としてIBMグローバル・サービスのセキュリティー部門に加わります。

IBMグローバル・サービスのインフラストラクチャー・マネジメント・サービス担当ゼネラル・マネージャーであるバル・ラマーニ(Val Rahmani)は、次のように述べています。「急速に進化しているセキュリティー上の脅威や複雑な規制基準により、企業はセキュリティーを極めて重要な優先事項として認識しています。我々にISSが加わることは、IBMの技術およびサービスのポートフォリオにとって戦略的で有益なことです。今回の買収は、IBMが企業に対して、熟練した専門家や、脅威からの事前防衛、セキュリティー・ポリシーの施行を判断する先進プロセスおよび技術を提供していくことを支援します。」

ISSのCEOであるトム・ヌーナン(Tom Noonan)は、次のように述べています。「個別の脅威に反応するのではなく、セキュリティーがネットワーク統合ビジネス・プロセスとなる必要性の認識がお客様の間で高まっています。新しい脅威やビジネス要件に取り組むために適合性と拡張性のある統合セキュリティープラットフォームを複雑さとコストを追加することなく提供することにより、ISSはセキュリティーをサービスとして提供する基盤を実現しました。ISSのマネージド・セキュリティー・サービス、アプライアンス、ソフトウェアとともにこのようなオンデマンド力は、より大きな国際舞台にこのイノベーションを持ち出すことにより、IBMの優れたセキュリティーサービスと製品をさらに増強するでしょう。」

IBMは、グローバルオンラインの脆弱性や脅威の状況の詳細な分析を用いてネットワークの事前防御を行う、ISSのX-Forceセキュリティー・インテリジェンス・サービスを活用します。ISSがグローバルに展開している世界 5カ所(日本、米国2 拠点、ベルギー、オーストラリア)にあるセキュリティー監視センター(セキュリティー・オペレーション・センター=SOC)は、IBMがグローバルに展開している現行のセキュリティー監視センターに追加されます。 IBMのセキュリティーコンサルタントとグローバルな販売部隊は、ISSのセキュリティーアプライアンスおよびソフトウェアも提案するとともに、IBMおよび他社の製品、サービス、ソリューション向けにも提案していきます。

ISSは、全世界で11,000を超えるお客様にサービスを提供しています。 その中には、17の世界最大規模の銀行、15の世界最大規模の政府機関、11の大手公営保険会社、13の世界トップクラスのIT機関が含まれます。また、ISSはISSの製品ラインの販売に円熟したビジネスパートナーのネットワークをIBMにもたらすとともに、より幅広い製品群をIBMのビジネスパートナーのチャネルにもたらします。

IBMでは現在3,500名を超えるプロフェッショナルが、世界中の何千もの団体・機関に、コンサルティングやセキュリティーサービスの実践、部分委託サービスを提供しています。

買収手続き完了後、IBMは下記を予定しています。

インターネット セキュリティ システムズ株式会社について
インターネット セキュリティ システムズは、世界の先進企業や政府機関から高い信頼を受け、ネットワーク、デスクトップ、サーバー全てに対し、「事前防御」を旨としたセキュリティーソリューションを提供しています。1994年より、グローバル市場におけるセキュリティーの先進的プロバイダとして、ISSの統合セキュリティープラットフォームは既知、未知双方の脅威を自動的に排除し、ネットワークの高可用性を維持、ネットワーク上のあらゆる攻撃が顧客企業のビジネス資産に影響を及ぼす前に防御してきました。ISS の製品及びサービスは、脆弱性及び脅威研究の世界的な権威である ISS X-Forceの研究開発チームによる、積極的なセキュリティ・インテリジェンス活動の基に提供されています。ISSの製品はまた、包括的なマネージド・セキュリティー・サービス(セキュリティー監視サービス)、およびプロフェッショナル・セキュリティー・サービス(セキュリティー・コンサルティング・サービス)により補完されています。
ISS は、米国ジョージア州アトランタに本社を置き、北南米、アジア・オーストラリア、ヨーロッパおよび中東諸国を含む全世界にオフィスを置いています。(1998年3月米NASDAQ上場(記号:ISSX)、2005年売上3億2977万2千米ドル(2005年12月期、1 US $=117円換算で約385.8億円)、従業員数:1200 名(2005年3月8日現在)、(サイトURL:

http://www.iss.net/(英語))

同社の日本法人、インターネット セキュリティ システムズ株式会社は、同社のアジア・太平洋支社も兼ねており、1997年に設立、従業員数約160名(2005年12月末)、2005年12月期の売上は54億9800万円となっています。
(2001年9月JASDAQ上場、証券コード:4297)(サイトURL:

http://www.isskk.co.jp/(日本語))

以上

今後のサービスや製品については、現時点の計画、予定であり変更の可能性もあります。

IBM、Tivoliは、IBM Corporationの商標または登録商標です。
その他のIBMの商標についてのリストは、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(英語)をご覧ください。
ISSはInternet Security Systems, Inc.の商標です。Proventia、X-ForceはInternet Security Systems, Inc.の登録商標です。
その他の社名、製品名、およびサービス名はすべて、各社の商標または登録商標です。

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