<ご参考資料>
2006年11月15日
IBM、業界初の企業の仮想プラットフォーム管理製品群を発表
- システム管理をシンプル化する「IBM Systems Director」-
[米国ニューヨーク州アーモンク 2006年11月2日(現地時間)発]
IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:サミュエル・J・パルミサーノ、NYSE:IBM)は、11月2日(現地時間)、業界初の仮想的と物理的の両方のコンピューティング環境を共通に管理できるシステム管理の新製品群「IBM®
Systems Director」製品群を発表しました。
この新製品群を利用することにより、企業は、IBM製はもちろん他社製のハードウェア/ソフトウェアも混在する今日の分散コンピューティング環境を、物理資源/仮想資源にかかわらず共通の管理ツールから統合監視し、一元管理することができるようになります。そして企業のデータセンター内のあらゆる物理資源/仮想資源をより適切に管理することができるようになります。さらに、当製品群とTivoli®(チボリ)製品群の組み合わせで、企業間のサービス管理機能がますます充実します。
「IBM Systems Director」製品群のひとつである、「IBM Virtualization Manager」により、多様なサーバーの運用管理に必要な管理ツールの数が大幅に削減できます。「IBM
Virtualization Manager」のダッシュボード機能は、Webベースのインターフェースで提供されています。ITインフラストラクチャーの生産性向上、問題識別、既存のワークロードの増大、コンピューティング資源の追加・削除など、データセンターの主要部分に、コンピューターのワークロードをあたかも金融資産のように移動させることにより、ビジネス・ニーズに応じてIT資産を管理することができるようになります。複数の主要仮想プラットフォームにわたって稼動する、業界初の技術として、「IBM
Virtualization Manager」は、VMware、Microsoft® Virtual Server、XenならびにPOWERベースの仮想化製品にも対応しています。VMwareのVirtual
Center機能をIBM Directorに統合することにより、VMwareの管理の一元化も実現することができます。
IBMのVirtualization担当のバイスプレジデント、リッチ・レックナーは次のように述べています。「今日システムがますます複雑になってきているため、それらの管理にかかるコストの伸びが新規ハードウェアの導入コストの伸びを大きく上回っています。したがってシステム管理は仮想化の次に取り組まなければならない課題になっています。企業がさまざまなベンダーの仮想化技術やパーティショニング技術を展開すればするほど、これらの多様な仮想インフラストラクチャーをよりシンプルに管理する必要性がでてきました。IBMは、長年のメインフレームの仮想化技術ならびに企業間のシステム管理の経験にもとづいて、企業が物理資源も仮想資源もまとめて効率的に管理できるようお手伝いします。」
企業がIT環境を仮想化すればするほど、そのシステム管理はますます複雑になります。例えば、仮想化が進むと、企業が実際に管理しているのは、200台の物理サーバーでなく、何百台ものサーバーを仮想化によって統合した異機種混在の仮想サーバーを200台管理しなければならないからです。
IBMは、仮想管理プロジェクトに数百万ドル規模の投資をしています。そのプロジェクトの一環として、米国、イスラエル、メキシコといったワールドワイドの開発チームにより開発された「IBM
Virtualization Manager」は、独自の資源トポロジー管理機能で仮想サーバー環境を管理します。この資源トポロジー管理機能で、物理システムおよび仮想システム間の関係をグラフィックに表示し、管理できるようになり、仮想サーバー環境の管理が容易になります。
なお、「IBM Virtualization Manager」は、ドイツにある欧州最大の工学技術研究センターである、Forschungszentrum
Karlsruhe(カールスルーエ研究センター)で既に採用されています。同センターでは、この新しい「IBM Virtualization Manager」の技術を使って、200台ものコンピューターを擁する異機種グリッド・コンピューティング・インフラストラクチャーを管理しています。このグリッド・コンピューティング環境では、VMwareやXenなどの仮想化ソフトウェアを使用したIBM
BladeCenter®システムも使用されています。同センターのグリッド・コンピューティング部門のリーダー、Marcel Kunze博士は次のように述べています。「IBM
DirectorのVirtualization Manager extensionが提供する独自のシステム管理機能により、物理システムとともにIBM
BladeCenter上のXenやVMwareといった仮想環境も容易に管理できるようになりました。2009年までに、管理対象サーバー数は約4倍になると予測しています。そのため、共通の管理ツールが必要不可欠となっています。この新製品の管理インターフェースにより、物理システムも仮想システムもシンプルに管理できるようになりました。」
「IBM Systems Director」製品群は、Tivoliシステム管理製品を使用した企業間のサービス管理機能とシームレスに統合することができます。Tivoli製品は、サービス管理プラットフォームを提供し、プロセスの自動化ならびに統合化機能により、企業がIT環境に求める運用効率と効果を達成することができるようになります。
また、「IBM Systems Director」製品群は、IBMの提供するオンデマンド・データ・センターの主要基盤です。これにより、企業はコンピューターシステムをよりシンプルにかつ自動化できるようになります。IBMは、長年のデータセンターの経験にもとづいて、仮想化技術とサービス管理のベストプラクティスを統合することにより、グローバル時代の企業の多様な運用形態をシンプルにし、次世代のITアーキテクチャーを実現するお手伝いをします。
IBM System x™, IBM BladeCenter, IBM System p™, IBM System i™
およびIBM System z™ を現在ご利用中のお客様は、無償で「IBM Virtualization Manager」をダウンロードしてご利用いただくことができます。(URL:
http://www.ibm.com/pc/support/site.wss/document.do?lndocid=MIGR-65306 (US))なお、「IBM Virtualization Manager」は、IBM System xもしくはIBM BladeCenter上のWindows®ないしはLinux®環境で稼動します。また、将来VMware,
Xen, Microsoft Virtual Server, およびIBM System p ならびにIBM System i の仮想化機能をサポートする予定です。
より詳しくは、http://www.ibm.com/jp/solutions/virtualization/systemsdirector/をご覧ください。
以上
IBM、Tivoli、BladeCenter、System x、System p、System i、System zは、IBM Corporationの商標。
Microsoft、Windowsは Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標。
Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における商標。
その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
<ホームページ>
日本IBMトップページ:http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース:http://www.ibm.com/press/jp/
