2006年11月15日
<ご参考資料>
IBMがTOP500スーパーコンピューター・リストで圧勝
Power Architectureベースのマシンが躍進
MareNostrumが欧州No.1スーパーコンピューターの地位を奪還
IBMがBlue GeneシステムとBladeCenterテクノロジー・ベースのクラスターの増加により、リスト中47%のシェアを獲得
[米国ニューヨーク州アーモンク 2006年11月13日(現地時間)発]
このほど発表された「TOP500 Supercomputer Sites」リストによると、IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:サミュエル・J・パルミサーノ、NYSE:IBM)のIBM®
Power™テクノロジー・ベースのスーパーコンピューターの占める数が急増し、IBMがランキング首位を獲得しました。IBM製のシステムは、世界のスーパーコンピューター・トップ500のうち237システムを占め、また、総処理能力では全体の49.6%に達しています。
米国エネルギー省の国家核安全保障庁(NNSA)との共同開発により、ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)に設置されたIBM Blue Gene®/Lは、持続性能として280.6テラフロップ(1テラフロップ=毎秒1兆回の浮動小数点演算)を達成し、リストの首位に立っています。バルセロナ・スーパーコンピューティング・センターに設置された、ブレード・サーバー「IBM
BladeCenter® JS21」をベースとしたIBM製スーパーコンピューターMareNostrumは、欧州最強のスーパーコンピューターの座を奪還しました。
Power Architecture™ベースのシステム数は、6月に発表された前回のリストの83から91へと増加しています。業界をリードするIBMの実績は、Blue
Geneシステム(前回リストの24から28システムへ増加)やAMD Opteronシステム・ベースのIBMクラスター(31から55システムに増加)の勢力拡大など、多様なコンピューティング・プラットフォームの全領域にわたり強みを発揮したことで、さらに前進しています。
IBM BladeCenterシステムは、2006年6月のTOP500ランキング以降、132から145システムへと増加しています。IBMのBladeCenterテクノロジーに基づくシステムは、11月のリストの総処理能力において636テラフロップ相当以上を占めています。BladeCenterは、サーバー、ストレージ、ネットワーキング、ソフトウェアをすべてひとつのシステムに統合する能力を備えたイノベーティブで高密度のコンピューティング・ソリューションをお客様に提供します。
IBMのディープ・コンピューティング担当バイス・プレジデント、Dave Turekは、次のように述べています。「IBMが、スーパーコンピューティング分野において第一人者であり続けているのは、現在の業界において、最も幅広い高性能コンピューティング・ソリューションをお客様に提供することができるからです。お客様とのパートナーシップに基づいて設計・導入されるケースが多いIBMのシステムは、科学的発見の境界を押し広げ、バーチャル・ワールドと高度シミュレーションの台頭を実現し、ビジネス界のお客様の間で深いイノベーションを推進する力となっています。」
今回、TOP500リストでローレンス・リバモア国立研究所のBlue Gene/Lシステムとともに、IBMのBlue Gene/L Watsonシステム(91.29テラフロップ)、ローレンス・リバモア国立研究所のASC
Purpleスーパーコンピューター(現在の処理能力は75.76テラフロップ)、およびバルセロナ・スーパーコンピューティング・センターのMareNostrumスーパーコンピューター(新しいJS21ブレードでアップグレードされ、処理能力が62.63テラフロップに倍増)がトップ5にランクインしています。Blue
Gene/LとPurpleは、国家核安全保障庁の高度シミュレーション・コンピューティング(Advanced Simulation and Computing:ASC)プログラムに採用されたシステムです。このプログラムは地下実験を行うことなく米国における核兵器の備蓄の安全性、セキュリティー、信頼性を確保することを主たる目的としています。
IBMのテクノロジーは、TOP500全体の総処理能力にあたる3.527ペタフロップのうち、1.75ペタフロップ以上を占めましたが、これは、IBMに最も近いライバル企業となるHPの総スループットを1ペタフロップ以上上回っています。IBMのシステムはリスト上位10マシンのうち4つを占めました。また、上位100システム中では44を占めています。
TOP500におけるIBM関連のハイライトは次の通りです。
- 世界のトップ5スーパーコンピューターのうち4つを占めています。それらは、米国エネルギー省/NNSA/LLNL向けのBlue Gene/L(280.6テラフロップ)、IBMワトソン研究所のBlue Gene/W、LLNLのASC Purple、およびバルセロナ・スーパーコンピューティング・センターのMareNostrum JS21クラスター、です。
- TOP 500のうち、最多となる237システムがランクインしました(47.4%)。
- 総スループット3,527テラフロップのうち1,750テラフロップ以上(49.6%)を占め、トップです。
- 単独ベンダーとして最も多くのシステムがTOP10にランクイン(4システム)。
- TOP20のうち、最多の6システムがランクイン(30%)
- TOP100のうち、最多の44システムがランクイン(44%)
- 361クラスター・システムのうち、最多の171がランクイン(47.3%)
- 米国最速のマシン(ローレンス・リバモア国立研究所のBlue Gene/L)
- 欧州最速のマシン(バルセロナのJS21クラスター)
TOP500には、IBMから新たにBlue Geneシステム4機種がランクインしており、これには、ハーバード大学に設置された機種が含まれています。
IBMが2004年11月に研究プロジェクトの商用版であるIBM System Blue Gene Solutionの発売を発表して以来、過去最多の28ものBlue
Geneシステムがランクインしています。IBM System Blue Gene SolutionはIBMのPower Architectureをベースにしたもので、今日の最速システムに必要とされる規模に比べれば、ごくわずかの消費電力と設置面積で済むと同時に、帯域幅、拡張性、大量のデータ処理能力という点で最適化されています。IBMとそのパートナーは、ライフ・サイエンス、金融モデリング、流体力学、量子化学、分子力学、天文学、宇宙研究、気候モデリングなど、Blue
Geneソリューションを活用できる高性能コンピューティング(High Performance Computing:HPC)応用の研究領域を拡大しつつあります。
「TOP500Supercomputer Sites」は、スーパーコンピューターの専門家であるテネシー大学のJack Dongarra氏、NERSC/ローレンス・バークレー国立研究所のErich
Strohmaier氏並びにHorst Simon氏、ドイツ・マンハイム大学のHans Meuer氏らが編纂し、公開しています。全リストは、
http://www.top500.org(US) でご覧いただけます。
IBMの詳細については、http://www.ibm.com (US)をご覧ください。
以上
IBM、BladeCenter、Blue Gene、Power、Power Architectureは、IBM Corporationの商標。
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プレスリリース:http://www.ibm.com/press/jp/
