<ご参考資料>
2006年12月26日
インテル株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社
IBMとインテルのイニシアティブが
マルチプロセッサー・サーバーの仮想化を加速
[米国ニューヨーク州アーモンク、カリフォルニア州サンタクララ 2006年12月14日(現地時間)発]
IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:サミュエル・J・パルミサーノ、NYSE:IBM)とインテル
コーポレーションはこのほど、IT管理者による企業のデータ・センター向け仮想化サーバーの選定、導入および評価方法の改善を目指したイニシアティブを共同で立ち上げました。インテル・ベースのサーバー分野においても「VMware
Infrastructure」などの仮想化技術は、実環境で広く利用されるようになっており、アプリケーション・ワークロードを管理する役割をますます強めています。
IBMのx86サーバー「IBM® System x™」担当バイス・プレジデント、ジム・ノーシントン(Jim
Northington)は次のように語っています。「中堅企業および大企業のIT部門は、サーバーの仮想化によるデータ・センター統合でコスト削減をはかろうと努力していますが、より拡張性の高いマルチプロセッサー・サーバーによりアプリケーションのホスティングを行うことで、最高の投資収益率を実現することができます。しかしそれには、多くの企業において各社固有の環境で最適に機能するサーバー・プラットフォームの選択を支援するツールが必要となります。」
この共同イニシアティブから生まれた最初のツールのひとつに、「vConsolidate」と呼ばれる新しい仮想化ベンチマーキング・メソドロジーがあります。このメソドロジーは、統合されたデータベース、メール、WebおよびJAVA®*のワークロードの複数のインスタンスをインテル・ベースのSystem
xサーバー上にある複数の仮想CPUパーティション上で稼働させ、通常環境における実サーバー・パフォーマンスのシミュレーションを実行するものです。IBMとインテルは、このvConsolidateメソドロジーを業界標準団体に提出します。
インテル コーポレーション デジタル・エンタープライズ事業本部 サーバー・プラットフォーム事業部マーケティング
ゼネラル・マネジャーのボイド・デービス(Boyd Davis)は次のように述べています。「インテルは、1年以上前にインテル®
バーチャライゼーション・テクノロジーを搭載した最初のプロセッサーを発表し、仮想化の促進に向けた大きな一歩を踏み出しました。さらに当社は、それをサポートするための幅広いソフトウェア・エコシステムを構築してきました。IBMと共同でvConsolidateメソドロジーを作成したことにより、IT管理者がいっそう容易にこの技術を採用し、プロセッサー・プラットフォームやシステム構成を比較できるよう、支援していきます。」
vConsolidateを使用して4つのデュアルコア インテルXeon® プロセッサー
7100番台を搭載した「IBM System x3950」のベンチマークを実行したところ、System
x3950は、比較的大きな2つおよび4つの仮想化プロセッサー・パーティションを組み合わせて稼働させた場合に、競合システムを最大で46%上回るパフォーマンス・スループットが得られることがわかりました。[注1]
以上の結果や、その他のお客様によるテスト結果に基づき、IBMとインテルは、お客様が自社で利用できるさまざまなオプションから仮想サーバーを選択し、それを適切に設定する際に役立つよう、「VMware
Infrastructure Sizing Guide(以下、サイジング・ガイド)」を作成しました。このガイドは、IBMが長年積み重ねてきた膨大な仮想化における経験と、お客様のサーバー環境統合を支援する過程で得られた教訓から生まれたものです。その経験は、IBMが40年前にメインフレームの仮想化を目指した先進的な取り組みにまで遡ります。その成果として、目標とするサーバー稼働率、アプリケーション運用に必要な仮想サーバーの総数、および演算のワークロードと目標をサポートするのに必要な物理サーバーの台数の提案を行うツールが開発されました。このツールでは、以下の各項目に基づき、サーバー構成の拡張に関連する規模の経済を明確化します。
- 使用ピーク時に、より多くのアプリケーションをサポートする機能
- 1台のサーバー上における全仮想マシンのリザーブ・メモリーの維持
- ジョブ実行スケジューリングのための、より多くのプロセッサー・ターゲット
サイジング・ガイドの取り組みとvConsolidateのテスト結果から、インテル・ベースのサーバー上にロードできる仮想マシンの数を決定する際の主要な要因として、メモリーが特定されました。IBMとインテルの研究者は、アドレス可能なメモリーの増加が仮想化パフォーマンスにおよぼす影響について研究を重ねてきました。IBMのConsolidation
Discovery and Analysis Toolを用いて1万台を超えるサーバーからデータを収集することにより、研究者らは、仮想化によってトータルのプロセッサー稼働率が高まる一方で、アプリケーション使用の急増に対応するために追加のリザーブ・メモリーが必要になると判断するに至りました。
こうした考察から、System x3950を大がかりなメモリー・システムの基準構成として使用し、トータルのアドレス可能なメモリー・プールを64GBから128GBに増やすためのさらなる共同開発が促進されました。インテルとIBMは、主要な仮想化プラットフォームにおいて、こうしたメモリーのアドレス可能性の強化を来年からサポートできると考えています。
ノーシントンは、次のように語っています。「IBMのSystem xサーバーとデュアルコアインテル
Xeonプロセッサー 7100番台で得られた成功から、IBMは2007年半ばをめどに、第4世代エンタープライズ
Xアーキテクチャーに投資し、マルチプロセッサー・サーバー向けのクアッドコア
インテル Xeonプロセッサー 7000系をサポートします。」
お客様の仮想化の採用決定に際してご支援するために、IBMでは2007年初めに「仮想化リソース・センター(Virtualization
Resource Center:VRC)」を開設する予定です。お客様は、vConsolidateおよびサイジング・ガイドの取り組みから得られた原則をそれぞれの環境やソフトウェア・ワークロードに適用することができるようになります。VRCは、IBMのリセラーが大規模なインテル
Xeonプロセッサーベース・サーバーの利用により得られるメリットを、30日~60日間で実行される個別の「概念実証(Proof
of Concept)」のためのアプリケーション・テストを通じて検証することを支援していく予定です。
注1. vConsolidate仮想化ワークロードを使用し、デュアルコア インテル Xeon
プロセッサー 7140Nを搭載したIBM x3950とデュアルコアAMD Opteron 885を搭載したHP
DL-585の間で実施されたパフォーマンス比較。
概要:デュアルコア インテルXeon プロセッサー7140N(3.33 GHz、16 MB L3キャッシュ)を搭載したIBM*x3950
4Pプラットフォーム。4P AMD Opteron*プロセッサー885(2.60 GHz、2 × 1 MB
L2キャッシュ)を搭載したHP* ProLiant* DL585。
ベンチマークの説明:vConsolidateワークロード(ベータ版):2 CSU構成。各統合スタック・ユニット(Consolidate
Stack Unit:CSU)は、4つの仮想マシン(サーバー・サイド Java、商用データベース、商用電子メール、商用ウェブ・サーバー)で構成されています。実際のパフォーマンスは変動する場合があります。詳細は、インテル担当者にお問合せください。インテルバーチャライゼーション・テクノロジーを利用するには、同テクノロジーに対応したプロセッサー、チップセット、BIOS、バーチャル・マシン・モニター(VMM)および同テクノロジーが有効になっているアプリケーションを搭載したコンピューター・システムが必要です。機能性、性能もしくはその他のバーチャライゼーション・テクノロジーの特長は、ご使用のハードウェアおよびソフトウェアの構成によって異なります。インテルバーチャライゼーション・テクノロジーに対応したBIOS、バーチャル・マシン・モニター(VMM)アプリケーションは、現在開発中です。
パフォーマンス・テストおよび評価は、特定のコンピューター・システムやコンポーネントを使用して測定され、これらのテストによって測定されたインテル製品のおおよその性能を反映しています。システムのハードウェアまたはソフトウェアの設計または構成における相違が、実際のパフォーマンスに影響する場合があります。購買担当者は、他の情報源も参照し、購入を検討しているシステムまたはコンポーネントを評価するようにしてください。パフォーマンス・テストおよびインテル製品のパフォーマンスに関する詳細については、
http://www.intel.com/performance/resources/limits.htm
をご覧いただくか、1-800-628-8686または1-916-356-3104(米国)までお問合せください。
なお、IBMの将来の方針および意向に関する記載は、目標および目的を示すことのみを意図して提供されており、事前の通知なく変更または撤回される場合があります。
Intel、インテルおよびXeonは、アメリカ合衆国およびその他の国におけるIntel
Corporationまたはその子会社の商標または登録商標です。
Javaは Sun Microsystems, Inc.の米国およびその他の国における商標。
IBM、System x、およびBladeCenterは、IBM Corporationの商標です。
その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。
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日本IBM「IBM Virtualzation」トップページ
日本IBM「IBM System x」トップページ
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http://www.intel.co.jp/
インテル プレスリリース:
http://www.intel.co.jp/jp/pressroom/
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プレスリリース:http://www.ibm.com/press/jp/