2007年12月25日
ソーシャル・ネットワークを可視化するためのツールを発表
[米国ニューヨーク州アーモンク 2007年12月18日(現地時間)発]
IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:サミュエル・J・パルミサーノ、NYSE:IBM)は18日(現地時間)、企業のソーシャル・ネットワークの可視化と分析のためのツール「IBM®
Atlas for Lotus® Connections」を発表しました。IBM Atlas for Lotus
Connectionsは、誰が特定分野に精通したスペシャリストなのか、そのスペシャリスト達はどのような関係にあるのか、スペシャリスト本人は知らないけれども誰からコンタクトすればよいかなど、疑問に答えることで、組織がソーシャル・ソフトウェアへの投資を最大限に活用できるように設計されています。
IBMの研究所で開発されたAtlasは、My Net、Find、Reach、およびNetというWeb
2.0ベースの4つのコンポーネントから構成されています。これらのコンポーネントは、さまざまなグループの間での重要な人脈や人間関係の特定、個人や企業のネットワークのナビゲートをサポートします。
AtlasのNetコンポーネントは、ある分野のスペシャリストや類似したプロジェクトに取り組む中で編成された非公式のグループ間の重要ハブを視覚的に示します。そこでユーザーはグループ間のコミュニケーションのギャップやボトルネックを特定して、組織全体のスキルを管理することができます。My
Netは、ユーザーの個人的なネットワークに対しても同様の機能を提供します。たとえば営業担当者は、ソーシャル・ネットワークをより効果的に管理、理解することで、適切な分野に関連した人脈を全般的に持つことができます。
Atlasのソーシャル・ソフトウェアのダッシュボード機能であるReachによって、ユーザーは同僚と自分の間の階層を最大6階層までに分けて操作することができます。ダッシュボードは、あるスペシャリストに行き着くための最短の道のりをユーザーに提示し、ネットワーク内での親密さに応じてスペシャリストをランク付けします。たとえば、ジムというユーザーが重要な取引を成約させるために、金融サービス業界のコンプライアンスに関する規制の詳細な情報を必要としていると仮定します。すると、ジムのソーシャル・ダッシュボードには、バーブがコンプライアンスの専門家であり、さまざまなコミュニティーで活動していることが示されます。また、チームメンバーのマシューの上司はデニスであり、デニスはバーブと一緒にコンプライアンス関連の規制についてのブログを書いていることも示されます。ジムはこのソーシャル・ネットワークを用いて、これまでより迅速にバーブと連絡を取って、取引を成約させるために必要な情報を得ることができます。
AtlasのFindコンポーネントは、中核となるLotus Connectionsの機能を基盤として構築されており、企業のディレクトリーを越えて検索を拡張し、組織階層、ブログ、コミュニティーといったソーシャルネットワークのデータに基づいた情報が検索結果に含まれるようにします。ユーザーは検索条件をカスタマイズすることで、場所、会社組織、自分との距離感に基づいた高度な検索を実行できます。結果は、各テーマの専門性によるランク付けに応じてならべられます。
IBM Lotusのソーシャル・ソフトウェア担当バイス・プレジデント、ジェフ・シック(Jeff
Schick)は次のように語っています。「ビジネス・プロセスにソーシャル・ソフトウェアを適用する場合は、グループ、人、情報の関係を理解して把握することが非常に大切です。働いている人達は組織図の代わりにAtlasを使用することで、ソーシャル・ネットワークを駆使し、人間関係を利用してアイデアやプロジェクトをまとめることができます。この結果、意思決定が迅速になり、生産性が向上します。」
Atlasは、業界初の企業向け統合ソーシャル・ソフトウェア・プラットフォームのIBM
Lotus Connectionsと連携して動作します。現在提供されているLotus Connectionsの最新バージョン1.02は、以下の機能を搭載しています。
- 例えばSUSE Linux®などのオペレーティング・システムやMozilla Firefox 2.0などのブラウザー、Microsoft® Active Directoryなどのディレクトリーの拡張サポートにより、ユーザー企業はITインフラ環境全体にソーシャル・ソフトウェアを配備し、統合することができます。
- IBM Lotus Notes®、IBM Lotus Sametime®、Microsoft Office、Microsoft Explorer、およびIBM WebSphere Portalのプラグインにより、ユーザーは日常業務で使用している生産性向上のツールから専門家たちのネットワークとやり取りできます。
- RESTおよびAtom標準をベースとする充実したAPIにより、他のアプリケーションからLotus Connectionsのプロフィール、コミュニティー、ブックマーク作成、ブログ作成、およびアクティビティー・サービスを利用できます。
Atlasは現在、IBM Lotusソフトウェア・サービスのサービス契約を通じてご利用いただけます。
Lotus Connectionsの詳細は、http://www.ibm.com/lotus/connections (US)をご覧ください。
IBM Atlasの詳細は、http://www.ibm.com/software/lotus/services/assets.html (US)をご覧ください。
当報道資料は2007年12月18日(現地時間)にIBM Corporationの発表の抄訳です。原文は
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/23027.wssをご参照ください。
IBM、Lotus、Lotus Notes、Sametimeは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。
Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における商標。
Microsoft は、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標。
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