2007年2月16日
IBM、メインフレームを使いやすくする新しいソフトウェアを提供
- より簡単に、自動化に向けたメインフレーム5カ年計画における最新の取り組み
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[米国フロリダ州タンパ 2007年2月12日(現地時間)発]
IBMは12日(現地時間)、同社のメインフレームのお客様向けに年に1度開催する「SHARE
User Event」において、メインフレーム・システムのプログラム開発や管理、運用を簡単にする、メインフレーム環境向けのアプリケーションの開発および導入の自動化をさらに推進するソフトウェア群を発表しました。
IBMはメインフレーム上における、強力なグラフィカル・ユーザー・インタフェースの採用、システムのパフォーマンスや資源の使用状態を管理する、簡単なポイント&クリック式コントロール方式への移行を続けてきました。これらのグラフィカル・ツールは、今回初めて日本語や中国語など多くの言語で利用可能となり、IBMは新興市場を含む幅広いお客様の需要により容易に応えることができるようになりました。
IBMは2006年10月に、2011年までに約1億ドルを投じて、“世界で最も洗練されたビジネス・コンピューター”であるIBM®
System z™をより多くのIT技術者にとって使いやすいものにするため、全社的に取り組んでいくことを発表しています。この発表を受け、今回System
zのソフトウェアのアップグレードと強化が行なわれました。ハードウェアとソフトウェア双方の専門化がチームで取り組んでいるこのイニシアティブは、システムの自動化および管理におけるIBMの専門知識を活用しています。
IBM System zのゼネラル・マネジャーであるジム・ストーリングス(Jim Stallings)は次のように語っています。「こうしてソフトウェアを新たにアップグレードおよび強化していくことは、単にSystem
zのソフトウェア群に最新テクノロジーを組み込むというだけでなく、メインフレームをますます利用しやすく、かつ管理しやすいものにするという目標を具現化している証しでもあります。こうした機能の進化が大きな理由となり、IBMのメインフレームは市場シェアを拡大し続けています。これまでの熱心なユーザー層に加えて、従来とは異なる新規のお客様をも引き寄せているのです。」
今回の発表は、セキュリティー、システムおよびデータ管理、そして仮想化を含む幅広い領域を対象としており、IBMメインフレームの使いやすさへの取り組みが包括的なものであることを示しています。System
z向けソフトウェアの新たな強化として、次のようなものが挙げられます。
- DB2® 9 for z/OS® - DB2 9 for z/OSの新バージョンは、次世代のWebアプリケーションやSOA環境に対する大量のトランザクション処理を可能にします。この製品の登場で、トランザクション処理の能力、拡張性、パフォーマンスにおけるSystem
zの優位性が強まるほか、TCOおよびSystem zに特化したスキルの必要性が削減できます。また、データウェアハウスとOLTPレポート機能が向上します。これらのDB2のツールは、DB2
9 を最大限に活用できるように、DB2 9の発売と同時に利用可能となります。なお、DB2
9 およびDB2 Toolsは、2007年の上半期に出荷予定です。
- システムの使用状況およびパフォーマンス管理ツール IBM Tivoli® Monitoringファミリーの強化 - これには、IBM OMEGAMON® z/OS Management Consoleの新リリースなどが含まれます。z/OS
をお使いのお客様に無償で提供されるVersion 4.1には、z/OSの稼動状態をモニターするための新たなGUIワークスペースを追加します。OMEGAMON製品はGUI機能が向上した導入ツールを搭載しており、日本語、中国語(簡体/繁体)、韓国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ブラジル・ポルトガル語、スペイン語に対応しています。IBMはさらに、OMEGAMON
II®の主要機能を引き続きOMEGAMON XEへと移行します。
- z/VM® Version 5.3 - 業界で最も強力な仮想化技術を持つz/VMの拡張性がさらに強化されました。今回の新リリースでお客様は単一のハイパーバイザー上で業界最多数の仮想イメージを保持できるようになり、ITインフラのさらなる簡素化、最適化、および統合が可能になります。IBM社内で行われたテストによると、この製品の新リリースは単一のハイパーバイザー上で1,000以上の仮想イメージをシステム上に持つことができます。
- WebSphere® Developer for System z V7.0 - 新世代のビジネスアプリケーションの開発ならびにその配信を容易にし、現行基幹システムのアプリケーション資産をWebサービス化し、SOAへの統合を迅速に可能にする新機能が実装されています。たとえば、System
z Application Pattern Generator、CICS® TS V3.1やIMS™ V9上で稼動する既存アプリケーションを、SOAでのサービスとして活用する為のアクセスを強化する機能があります。そして開発者の生産性や操作性をさらに迅速に向上できるように、カスタマイズ可能なユーザーインターフェイスを提供するEclipse
3.2へのアップグレードが含まれています。
- WebSphere Service Registry and Repository for z/OS, V6.0 - この製品は業界をリードするツールとして、より優れた管理と制御を可能にし、SOA環境におけるビジネス価値を高めます。この強固なレジストリーとリポジトリー能力は、IBM
SOA基盤での密な統合能力を通して、SOA環境の導入にあたって必須のコンポーネントと位置づけられます。
- Consul zSecure Suite - コンサル(Consul)社のセキュリティー製品ポートフォリオを新たに取得したことにより、z/OS のお客様はConsul zSecure Suite v1.8を使ってメインフレーム・データに関するXMLのセキュリティー監査レポートの作成およびレビューが簡単にできると同時に、z/OS 1.8へ移行することでいっそうセキュアな運用環境が実現できます。Consul社の買収手続は先月完了し、Consulのソフトウェアは現在、Tivoliのポートフォリオに統合されつつあります。
なお、IBMの将来の方針および意向に関する記載は、目標および目的を示すことのみを意図して提供されており、事前の通知なく変更または撤回される場合があります。
以上
IBM、System z、DB2、z/OS、Tivoli、OMEGAMON、OMEGAMON II、z/VM、WebSphere、CICS、IMSは、IBM
Corporationの商標。
その他の社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。
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