2007年4月16日
Honda Racing F1 TeamがIBMのソリューションを活用して
2008年のフォーミュラ・ワン出場用マシンを開発
革新的なフォーミュラ・ワンのレーシング・チームが、
エンド・ツー・エンドのPLMソリューションに戦略的投資
[英国ロンドン 2007年4月4日(現地時間)発]
IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:サミュエル・J・パルミサーノ、NYSE:IBM)は4日(現地時間)、Honda
Racing F1 Teamが、IBMのソフトウェアおよびサービスを活用して2008年のF1(フォーミュラ・ワン)世界選手権に出場するマシンを開発・製造することを発表しました。新しいシステムはHonda
Racing F1 Teamが直面する業務課題の対処に大きく貢献します。
Honda Racing F1 TeamのITディレクター、デビッド・フランス(David France)氏は次のように語っています。「自動車の開発サイクルを短縮する能力が決め手となるフォーミュラ・ワンは、モータースポーツ界の最高峰です。レース場で成功を収めるには、スキルの高い、革新的な能力を備えたエンジニア、強力なチームワーク、そして最新鋭のテクノロジーおよび素材の活用が必要です。こうした新たな機能の導入を成功させるための鍵となるのが、IBMの総合的なプロジェクト・マネジメント能力とプロ意識、IBMのプロダクト・ライフサイクル・マネージメント(PLM)およびグローバル・ビジネス・サービスが提供する業界専門知識なのです。」
今回のソリューションは、ダッソー・システムズのCATIAおよびENOVIA VPLMをベースに、WebSphere®
Application ServerやIBM® Rational® Rose Data ModelerなどのIBMのPLMソリューションを活用するものです。これらのオファリングを併用することで、アプリケーションをお客様特有の要件に素早く適合させつつ設計および製造プロセスのあらゆる要素を統合することが可能になります。ソリューションの導入に先立ち、IBMのプロジェクト・マネジメントおよびテクニカル・サービスの専門スタッフがHonda
Racing F1 Teamが抱える要件を査定し、評価してきました。
IBMのミドルウェア・ソリューションと専門知識を活用することで、Honda Racing
F1 Teamはさらに高い水準の生産性を手にします。仮想環境で完成車両を具現化できる能力によって、フォーミュラ・ワンという動きの速いスポーツで競争力を維持するために必要な、高度なコラボレーションのプロセスが支えられます。
スピーディーな対応は、新しいイノベーションをレース場で迅速に実践に移すとともに、FIA(Federation
Internationale de l’Automobile:国際自動車連盟)のルールの進展によって強いられる設計変更を素早く行うのに必要不可欠なものです。
今回のソリューションには、ENOVIA VPLMと既存のTeamcenter PDM環境を統合するために、ジオメトリック・ソリューションズ社(Geometric
Solutions)のゲートウェイ「xPDM」も含まれています。これによってHonda Racing
F1 Teamはビジネス・プロセスの中断を最小限に抑えつつ、既存システムからシステムを変更することができます。
IBMのPLMビジネス・エグゼクティブであるディップ・パテル(Dip Patel)は次のように述べています。「今回のHonda
Racing F1 Teamの事例は、システムのアップグレードおよび適切なソフトウェアとサービス・ソリューションの導入がお客様にもたらすメリットを見事に示しています。今回のケースでは、IBMの専門知識とミドルウェアに加えて、ダッソー・システムズおよびジオメトリック・ソリューションズのソフトウェアを組み合わせ、その効果を最大化することでモータースポーツ界における数多くの技術課題に対応しています。」
Honda Racing F1 Teamは現在、設計およびエンジニアリング機能の導入を進めており、その後は今年中に全面的な製造体制の構築と展開が急ピッチで進められる予定です。
今回の合意はIBMとHonda Racing F1 Teamとのパートナーシップ構築の第1段階に当たります。技術面では、2007年、IBMはIBMのミドルウェアやコラボレーション・ツールの導入を進め、開発コラボレーションの発展を引き続き支援していきます。
以 上
当報道資料は、2007年4月4日(現地時間)に、IBM Corporationが発表したものの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/21328.wss(US)
IBM、Rational、WebSphereは、IBM Corporationの商標。
その他の会社名・製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標。
<ホームページ>
日本IBMトップページ:http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース:http://www.ibm.com/press/jp/
