プレスリリース

オフィス・デスクトップ・ソフトウェアを無償提供


2007年9月19日

オフィス・デスクトップ・ソフトウェアを無償提供
- コラボレーションとイノベーションを促進 -


[米国ニューヨーク州ニューヨーク 2007年9月18日(現地時間)発]

IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:サミュエル・J・パルミサーノ、NYSE:IBM)は18日(現地時間)、文書・表計算・プレゼンテーションの作成・共有に活用できる無償のソフトウェアツール「IBM® Lotus® Symphony」を発表しました。

18日より、企業・学校関係・官公庁・一般消費者のだれでも、この新しいオフィス・ソフトウェアをWebサイト(http://www.ibm.com/software/lotus/symphony(US))からダウンロードできます。当ソフトウェアは、先に発売開始したIBMの主力コラボレーション製品であるLotus Notes 8に含まれているものと同様のツール群です。これらのツール群を使用して、ビジネス・プロセスやカスタム・アプリケーションをシームレスに拡張し、オフィス文書と動的に連携するコンポジット・アプリケーションを作成することができます。

「IBM Lotus Symphony」は、「Lotus Symphony Documents」、「Lotus Symphony Spreadsheets」および「Lotus Symphony Presentations」の3つの中核アプリケーションで構成されています。直感的にすぐに使えるこの新しいソフトウェアツールはWindows®とLinux®のデスクトップをサポートし、オフィスでの典型的な生産性向上業務の大部分を扱えるように設計されています。また、Microsoft® OfficeやOpen Document Format(ODF)といった複数のファイル形式をサポートしており、コンテンツをPDF形式で出力することもできます。

ユーザーが昨今、ますますデスクトップの限界に悩まされるようになってきている中で、「IBM Lotus Symphony」は、コンテンツの作成・提供・再利用を幅広い用途にわたって即座に実行できる、斬新な方法をもたらします。「IBM Lotus Symphony」はまた、ODFに準拠しているため、各組織においてあらゆる文書を長期的に閲覧、利用、保存することができ、現行のソフトウェアのライセンスや使用料を意識する必要がありません。

IBMソフトウェア・グループのシニア・バイス・プレジデント兼グループ・エグゼクティブであるスティーブ・ミルズは次のように語っています。「IBMは、Linuxによるオープン・エンタープライズ・コンピューティングを支援したときと同様、デスクトップのオフィス生産性向上アプリケーションのオープン化に取り組んでいきます。どのような組織においても、その活力源となる情報は何千もの文書の中に格納されています。Open Document Formatを利用することで、企業は自分たちが保有している情報の制約を解くことができ、その情報がどのようなプラットフォームやWeb上にあろうとも、非常に柔軟な方法であらゆる場所からアクセスできるようになります。」

IBMは先週、OpenOffice.orgに参加し、技術とリソース面で主要な貢献を進めていくことを発表しました。同コミュニティーとの共同作業により、オフィス・ソフトウェアの市場におけるイノベーションを推進していくことで、IBMは自社の製品およびサービスのユーザーに、より高い価値を提供できるものと見込んでいます。そこからさらに、OpenOffice.orgのテクノロジーに基づいて生み出される幅広いソリューションやODFをサポートするアプリケーションが実現することにもなります。

「IBM Lotus Symphony」は、人々が協力しあって働くための新しい方法を見いだせるよう支援する、というIBMの戦略に沿ったものです。そして、日常業務に用いる端末やビジネスアプリケーションに、文書編集機能を統合するものです。

「IBM Lotus Symphony」を使うことによって、ユーザーは、情報を自由に作成・共有できるだけでなく、ビジネス・プロセスと連動した複合的なアプリケーションを構築することができます。例えば、データベースからオフィスソフトのファイルまで多様なデータソースから関連する情報を連動させることにより、特定の業務を迅速かつ効率的に完了させることができます。さらに、ユーザー企業は、「IBM Lotus Symphony」のツール群を自社のカスタム・アプリケーションに統合し、無数のデータソースに簡単に接続し、複数アプリケーションが動的に連動するコンポジット・アプリケーションを作成することができます。こうした高度 なアプリケーションにより、ユーザーは単一のビューで業務を進め、複数のデータソースから即座にデータを表示することができます。

利用方法の一例として、ERPシステムをユーザーのデスクトップ上の作業に直接リンクさせる、という使い方があります。ユーザーがERPシステムに検索要求を出すと、システムはこれに応えて要求されたデータを返します。このデータはユーザーのデスクトップに送信されますが、そこで「IBM Lotus Symphony Documents」が受け取ったデータを、オフィスツールでお客様向けにカスタマイズされた出荷・請求書の記入欄に自動的に入力していきます。ユーザーがこのような一貫性があり且つ統合された業務プロセスの視点を手にすることにより、こうした業務のすべてが迅速に実行されます。また、このような統合化デスクトップ環境の実現に重点的に取り組んでいくことで、生産性の向上を見込むことができます。

以上

当報道資料は2007年9月18日(現地時間)にIBM Corporationが発表したものの抄訳です。原文はhttp://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/22326.wssを参照ください。

IBM、Lotusは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。
Microsoft、Windowsは、 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標。
Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における商標。
その他のIBMの商標についてのリストは、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。

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