2007年10月10日
オフィス環境を改善するブレード型ワークステーション
- タワー型に比べオフィスにおける9割の排熱、8割の設置スペースを削減 -
日本IBM(社長:大歳卓麻、NYSE:IBM)は本日、従来のタワー型ワークステーションに比べ騒音、発熱、設置台数や面積を大幅に削減しオフィス作業環境を向上させる、「IBM®
BladeCenter® HC10」を発表しました。価格は431,970円(本体ならびに専用端末1台の最小構成価格、税込、シャーシ別)からで、10月22日より出荷を開始します。
高度な計算や画像を処理する高機能な端末であるワークステーションは、従来利用目的の多くを占めていたCAD(Computer Aided Design;コンピュータ援用設計)に加え、最近は金融分野など多くの業種に需要が広がっています。こうした需要が高まる反面、操作要員ごとにオフィスエリアに1台のワークステーションを必要とするため、増設することによる設置スペースの確保やオフィス環境における騒音、発熱が問題になってきています。また、それぞれのワークステーションで処理するデータの管理、保守作業の煩雑さやセキュリティ面の確保も課題になっています。
「IBM BladeCenter HC10」は、ワークステーション機能をブレードに集約し、LAN経由で接続した専用クライアント端末「IBM CP20
ワークステーション・コネクション・デバイス(以下、CP20)」経由で処理を行う、新しいコンセプトのブレード型ワークステーションです。画像および入出力信号転送をハードウェアの機能で圧縮、暗号化し転送するため、従来のタワー型ワークステーションでの処理と同等のレスポンスを実現すると同時に、高いセキュリティの確保が可能です。個々のエンドユーザーにはこれまでと変わらぬパフォーマンスを提供しながら、ワークステーションの集中管理が可能となり、システム管理の負担を軽減することができます。
CP20はハードディスクを内蔵しないユーザー専用端末で、設定によりUSBポート経由の外付けハードディスクやメモリーキーへのデータの保管を制限できます。演算処理は高いセキュリティが確保されたサーバールームに設置されたBladeCenter
HC10または接続されたストレージだけに保管されるため、端末側からのデータの外部持ち出しを防ぐことができ、処理データのセキュリティ向上が期待できます。また、CP20はA5版サイズのコンパクトな筐体で省スペースを実現する上にファンなどの可動部品を持たないため、従来のワークステーションに比べ端末側で9割の排熱、ならびに騒音をほぼ削減することができ、オフィス環境の向上に貢献します。
さらに、BladeCenter HC10は、「IBM BladeCenter E」ならびに「IBM BladeCenter S」*1に対応しています。他のBladeCenterサーバーとのシャーシ内での混在も可能で、お客様はこれまでのブレード・ソリューションへの投資を保護しながらワークステーション環境を導入、活用いただけます。
なお、日本における先行事例として、株式会社外為どっとコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:大畑敏久)が、金融商品の取引専用端末としてIBM
BladeCenter HC10ならびにCP20の採用を決定しました。同社には当製品の高いパフォーマンスとセキュリティレベルの確保、ならびにオフィス環境における騒音や熱発生の削減と自由に端末を設置できる点を評価いただき、これらによる業務効率の改善を見込んでいます。
本日発表の製品概要は、下記の通りです。
1) ワークステーション・ブレード「IBM BladeCenter HC10」(全4モデル)
- プロセッサー:Intel® Core 2 Duo(1.8GHz〜2.66GHz)×1
- HDD:60GB、メモリー:最大2GB×2
- ビデオカード:NVIDIA NVS 120M(2Dモデル)またはNVIDIA FX 1600M(3Dモデル)搭載
- 対応OS:Microsoft® Windows® XP Professional(32bit) および XP Pro x64 edition、Microsoft Vista Business(32bit/64bit)、Microsoft Vista Enterprise(32bit/64bit) aおよびVista Ultimate(32bit/64bit)
- ネットワーク・インターフェース:全二重イーサネット 1000Base-T×1
- 保証期間ならびに条件:購入後3年間部品/3年間オンサイト修理サービスまたはCRUサービス(お客様による交換可能部品送付)
- 最小構成価格:357,000円(税込、2Dモデル最小構成価格)
- 出荷開始日:2007年10月22日
2) ユーザー端末「IBM CP20 ワークステーション・コネクション・デバイス」
- 対応OS:Microsoft Windows XP Professional(32bit) および XP Pro x64 edition、Microsoft Vista Business(32bit/64bit)、Microsoft Vista Enterprise(32bit/64bit) aおよびVista Ultimate(32bit/64bit)
- 保証期間:購入後1年間部品/1年間オンサイト修理サービス
- 価格:74,970円(税込)
- 出荷開始日:2007年10月22日
本日発表の製品はIBMならびにIBMビジネスパートナー経由で販売します。また、本製品に関する詳細は下記サイトにてご覧いただけます。
http://www.ibm.com/systems/jp/bladecenter/hc10/
以上
注)
*1: 本日現在、「IBM BladeCenter S」の日本における出荷開始日は未定です。決定し次第お知らせします。
IBM、BladeCenterは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。
Intel は、 Intel Corporationまたは子会社の米国およびその他の国における商標または登録商標。
Microsoft、Windowsは、 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。
<関連サイト>
IBM BladeCenterトップページ
IBM Project Big Green トップページ
<ホームページ>
日本IBMトップページ : http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース : http://www.ibm.com/press/jp/
