2007年10月22日
オフィス環境に設置できる100V電源対応ブレードシャーシ
- 消費電力を従来から3割削減し、システムノイズも通常会話レベルに低減 -
日本IBM(社長:大歳卓麻、NYSE:IBM)は本日、中・小規模の統合システム環境をオフィスに容易に導入できる、100V電源に対応したブレードサーバー向けのシャーシ(筐体)「IBM®
BladeCenter® S」を発表しました。最小構成価格は409,500円(税込)で、12月18日より出荷を開始します。
「IBM BladeCenter」は、多様なプラットフォームのブレードサーバーに加え、ハードディスクやネットワークモジュールなどシステムにかかる多くの機器をシャーシに搭載し、中規模以上のシステムを中心に、統合されたソリューションを提供しています。IBMではさらなるBladeCenterの普及を目指し、特に中堅企業やサーバーが分散された環境でコンピューターを運用する必要性があるユーザーからブレードサーバーに対する意見や要望を集め、新しいシャーシの設計および開発を進めてきました。
本日発表の「IBM BladeCenter S」は、こうしたお客様の声を反映し、これまでのブレードサーバーが抱えていた課題を解決し、手軽にBladeCenterを利用したいという要望のあった中堅企業や一般のオフィス環境への中・小規模の統合システム設置を可能にする製品です。BladeCenterシャーシとして初めてオフィスで標準的に使われている100V電源に対応し、従来のラック型サーバーに比べケーブル量を8割削減できる、シンプルなシステムを構築できます。
BladeCenter Sは、統合的なモジュール技術により最大6枚のブレードサーバー、最大4個のスイッチモジュール、最大12台のハードディスクを内蔵し、ハードディスクはお客様の用途に応じて柔軟なディスクスペースの割り当てが可能です。ブレードサーバーはIntel®プロセッサー、AMDプロセッサー、POWER™プロセッサー搭載の各モデルに加え、ワークステーション・ブレードを搭載できる上、ネットワークスイッチなどの追加モジュールは、ブレードサーバーの標準化推進団体「Blade.org」の規格に準拠した多用なソリューション・ベンダーの製品を利用することができます。従来のBladeCenterファミリーとの互換性も保っており、お客様のブレード・システムへの投資を保護し、長期視野でのシステム・コストの削減に寄与します。
また本日、BladeCenter Sをよりオフィス環境に適応させるための専用小型ラック「IBM
BladeCenter オフィス・レディー・キット(Office Ready Kit)」の開発意向を表明しました。オフィス・レディー・キットはBladeCenter
Sを1台搭載でき、システムへの埃の侵入を防いで信頼性をより向上させるほか、外付けの無停電電源装置(UPS)やストレージ・ライブラリーを効率的に格納するスペースを確保できます。また、オフィス・レディー・キット内部の静音装置により騒音を軽減、システムノイズを通常会話と同等の60dbまで低減することが可能になります。
本日発表の製品の概要は、下記のとおりです。
「IBM BladeCenter S」
- ラックマウント対応7Uモデル
- Intel、AMD、およびIBM POWERプロセッサー搭載IBM製ブレードサーバーを最大6枚まで搭載
- スイッチモジュールを最大4個まで搭載
- 300GB SAS HDDおよび750GB SATA HDDに対応し合計最大6個まで搭載、RAID 0/1/10に対応
- アドバンスド管理モジュールを1個搭載
- 初期設定ツール「IBM Storage Configuration Manager(SCM)」、ならびにシステム管理ツール「IBM Director」を同梱
- 3年間保証:オンサイト修理(翌日以降対応)/交換部品送付サービス
- 最小構成価格:409,500円(税込、IBMダイレクト価格)
- 出荷開始日:2007年12月18日
BladeCenter Sの詳細は、下記URLをご覧ください。
http://www.ibm.com/systems/jp/bladecenter/hardware/bladecenter_s/
また、BladeCenterオフィス・レディー・キットについては、日本における提供開始日などを含め、詳細が決定し次第お知らせします。*2
なお本日発表の製品は、IBMならびにIBMビジネスパートナー経由で販売します。
IBMはBladeCenterによるシステムの統合や簡素化とシステム・コストの削減に加え、BladeCenterに実装されるサーバーの消費電力および熱に対するソリューション・ポートフォリオ
「Cool Blue™」など、IBMが提唱するデータセンターの省エネルギーへの取り組みである「Project
Big Green」をお客様とともに推進するための製品やソリューションを、今後も提供していきます。
以上
注)
*1:BladeCenter Eの最大消費電力が5,300Wであるのに対し、BladeCenter Sの最大消費電力は3,500W(およそ34%の消費電力を削減)。
*2:IBMの将来の計画ならびに目的にもとづく内容は、あくまで目標であり、予告なく変更または中止になる可能性があります。
IBM、BladeCenter、Cool Blue、POWERは、International Business Machines Corporationの米国及びその他の国における商標。
Intelは、Intel Corporationまたは子会社の米国およびその他の国における商標または登録商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。
<関連サイト>
IBM BladeCenterトップページ
IBM Cool Blueソリューション トップページ
IBM Project Big Green トップページ
Blade.org トップページ(英語)
<ホームページ>
日本IBMトップページ:http://www.ibm.com/jp /
プレスリリース:http://www.ibm. com/press/jp/
