2007年10月24日
第21回「日本IBM科学賞」受賞者発表
−次世代の日本のイノベーションを支える5名の若手研究者が受賞−
日本IBM(社長・大歳卓麻、NYSE:IBM)は、第21回「日本IBM科学賞」の選考を終え、5件5名の受賞者を決定しました。
日本IBM科学賞は、日本における科学分野の学術研究の振興と若手研究者の育成に寄与することを目的に、当社社会貢献活動の一環として1987年に創設され、本年で21回目を迎えました。対象は、国内の大学ならびに公的研究機関に所属する45歳以下の研究者(国籍不問)で、物理、化学、コンピューター・サイエンス(バイオインフォマティクスを含む)、エレクトロニクス(バイオ
エレクトロニクスを含む)の4分野における基礎研究で優れた研究活動を行っている方々です。受賞者には賞金300万円と賞状、副賞として記念メダルおよびノートパソコン「ThinkPad
®」1台が贈呈されます。
本年は112件の応募の中から、江崎玲於奈氏(1973年ノーベル物理学賞受賞・財団法人茨城県科学技術振興財団
理事長)を委員長とする 7名の審査委員による、公正かつ厳正な選考と審査会を経て、下記5件5名の授賞を決定しました。これにより第1回からの受賞者は計130名となりました。
今回の受賞者とその研究業績は次の通りです。
※ 敬称略。所属先・役職・年齢は応募時(2007年8月15日)現在。
<物理分野>
「X線1分子追跡法の考案とその融合領域への応用」
佐々木 裕次(ささき ゆうじ)45歳
財団法人 高輝度光科学研究センター 主幹研究員
<物理分野>
「ポストペロフスカイト相の発見と地球コア・マントル境界域の研究」
廣瀬 敬(ひろせ けい)39歳
東京工業大学 大学院理工学研究科 地球惑星科学専攻 教授
<化学分野>
「酸・塩基複合型高機能触媒の設計と低環境負荷型精密有機合成反応の開拓」
石原 一彰(いしはら かずあき)44歳
名古屋大学 大学院工学研究科 化学・生物工学専攻 教授
<コンピューター・サイエンス分野>
「超簡潔データ構造の開発」
定兼 邦彦(さだかね くにひこ)36歳
九州大学 大学院システム情報科学研究院 情報工学部門 准教授
<エレクトロニクス分野>
「トンネル磁気抵抗効果とその応用に関する研究」
湯浅 新治(ゆあさ しんじ)38歳
産業技術総合研究所 エレクトロニクス研究部門 研究グループ長
日本がイノベーションにより世界をリードする付加価値の高い製品やサービスを提供しつづけるためにも、基礎科学分野の重要性がますます高まっています。当社では今後も当賞を通じ、日本の科学振興と優れた人材の育成に貢献していきます。
なお、第21回「日本IBM科学賞」の授賞式は、11月20日(火)13時30分から千代田放送会館(東京都千代田区)で開催され、受賞者本人による研究内容の発表も行われます。
日本IBM科学賞の審査委員会のメンバーは次の通りです。(敬称略)
委員長
江崎 玲於奈 横浜薬科大学 学長、財団法人 茨城県科学技術振興財団 理事長
(1973年ノーベル物理学賞受賞)
委員 (50音順)
安藤 恒也 東京工業大学 教授
井口 洋夫 元 岡崎国立共同研究機構 機構長、東京大学 名誉教授
小柳 義夫 工学院大学 情報学部長・教授
榊 裕之 豊田工業大学 副学長
白川 英樹 筑波大学 名誉教授 (2000年ノーベル化学賞受賞)
丸山 宏 日本アイ・ビー・エム株式会社 執行役員 東京基礎研究所 所長
以 上
IBMは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。
ThinkPadは、Lenovoの登録商標。
ご参考:
日本IBM科学賞のホームページ『科学の扉』( http://www.ibm.com/jp/company/society/science/ )では、歴代の受賞者やその研究業績を紹介しています。また、受賞者の協力を得て、受賞者からの若者へのメッセージ、科学のおもしろさについての随筆なども掲載しています。ぜひ一度ご覧ください。
添付資料:受賞者略歴と贈賞の理由(所属先・役職は2007年8月15日現在)
受賞者略歴と贈賞の理由(264KB)
PDFファイルを見るにはAdobe® Reader®が必要です。
Adobe Reader
<ホームページ>
日本IBMトップページ:http://www.ibm.com/jp/
日本IBM社会貢献:http://www.ibm.com/jp/company/society/
