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プレスリリース

アニメやゲームなどデジタル・コンテンツ制作の効率向上を支援


2008年3月27日

アニメやゲームなどデジタル・コンテンツ制作の効率向上を支援
- IBMのオンデマンドHPCソリューションによる開発・検証環境を提供 -

日本IBM(社長:大歳卓麻、NYSE:IBM)は、アニメーション、ゲームやハイビジョン映像など高精細なデジタル・コンテンツの制作環境構築のため、IBMのハイ・パフォーマンス・コンピューティング(HPC)環境をネットワーク経由でオンデマンドに提供するサービス「IBM® Deep Computing Capacity on Demand(DCCoD)」を用いた開発・検証環境を、デジタル・コンテンツ制作業界向けに提供することを発表しました。この取り組みは、世界における日本のデジタル・コンテンツ業界のさらなる競争力強化に向けた活動を、ITベンダーとして支援するものです。

アニメーション、ゲーム、映画、TVコマーシャルなど多くの分野でコンピューター・グラフィックス(CG)が今や必要不可欠な要素となっています。技術の進歩によるコンテンツの高精細化で、デジタル・コンテンツの処理量やデータ容量は急激に増加しており、短期間により多くの描画処理を実行し緻密なコンテンツを制作するための高速処理が可能なシステムや大量のストレージが必要となってきています。さらに、一般的なデジタル・コンテンツ制作環境は、複数の企業間で制作されるコンテンツが増えているにもかかわらず、ネットワーク接続されていない独立した制作システムとして設置されていることが多いのが現状です。そこで、効率的な協業を実現するとともに、複数の制作工程でピーク的に発生する膨大なITリソースへの要求に柔軟に対応できる制作基盤を実現することが、制作ならびに設備投資の観点から、デジタル・コンテンツ制作業界の大きな課題になっています。

本日発表した開発・検証環境は、IBMのDCCoDとマイクロソフト社製のMicrosoft® Windows® Compute Cluster Server 2003やWindows Server 2008をはじめとする各種のオペレーティング・システム(OS)やツールによって構築されています。DCCoDは、サーバー資源やストレージの容量を必要な時に必要な分だけ利用できるため、お客様の変動するシステムニーズに応えるとともに、システム投資の最適化を実現できます。

コンテンツ制作会社は自社のネットワーク接続環境を通じてこの開発・検証環境を活用することで、いつでもどこからでも強力なレンダリング環境に接続し、より速く、より高精細なデジタル・コンテンツの制作が可能になります。加えて、自社の業務へ必要なリソースやシステム環境などを的確に判断し、次世代オンデマンド基盤を活用した効率的なシステム利用の計画を立てることが可能になります。なお本日の発表に先立ち、日本IBM、マイクロソフト株式会社(社長:ダレン・ヒューストン、本社:東京都渋谷区)、ならびに株式会社ワコム(社長:山田正彦、本社:埼玉県北埼玉郡)が共同で行ったテストにおいて、従来の一般的な環境と同等の制作環境をネットワーク経由でオンデマンドに利用できることを確認しています。

これらのデジタル・コンテンツ制作業界向け次世代オンデマンド基盤を推進していくにあたり、日本IBMは本日、株式会社IMAGICA、オートデスク株式会社、鹿島建設株式会社、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社、マイクロソフト株式会社、株式会社ワコムと共同で「コンテンツ制作共有基盤コミュニティ(仮称)」と設立し、また東京アニメセンターが当コミュニティのアドバイザーに就任したことを発表しました。このコミュニティでは、デジタル・コンテンツ制作に必要な要件を、ハードウェアだけではなく、データセンター、ネットワーク、オペレーティング・システム、ソフトウェア、各種ツールを提供する各企業、団体および、ユーザー間で横断的に把握し、オンデマンド・インフラの進展とデジタル・コンテンツ制作を支える技術開発・検証を実施し、それら活動成果の社会への還元を図ることを目的としています。

なお、「コンテンツ制作共有基盤コミュニティ」の詳細は、添付資料を参照ください。

<関連サイト>
IBM Deep Computing Capacity on Demand トップページ

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