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プレスリリース

2015年の金融ビジネス・ビジョンを実現するロードマップを発表


2008年4月10日

2015年の金融ビジネス・ビジョンを実現するロードマップを発表
- SOAソリューションを体系化し、金融サービスの変革を支援-


日本IBM(社長:大歳卓麻、NYSE:IBM)は、日本の金融機関を取り巻く急激な経営環境の変化を踏まえて、2015年の金融ビジネス・ビジョンを策定し、ビジネス・モデルと情報システムの両面で金融サービスの変革を実現するロードマップとSOA(サービス指向アーキテクチャー)に基づくソリューション体系を発表しました。

グローバリゼーションの加速による競争の激化や次世代ネットワーク(NGN)、Web2.0、3Dインターネットをはじめとするテクノロジーの発展による新たな顧客接点の出現、商品・サービスの洗練や多様化など、金融業界はかつてない変化の波に直面しています。このような激しい環境変化に対応するため、金融機関のビジネス・モデルの変革とそれを迅速に実現する柔軟な情報システムの構築が大きな課題になっています。

日本IBMでは、これからの日本の金融機関に大きく影響する環境変化を「少子高齢化」、「チャネルフリー」、「キャッシュレス」、「ボーダーレス」の4つと捉え、2015年を見据えて、金融ビジネスが備えるべき主要な能力を金融ビジネス・ビジョンとして策定しました。例えば、高齢顧客層が新しいニーズを生み出し、窓口業務などの顧客チャネルはネットワークで対応できたり、電子マネーによる小口決済でキャッシュレス化が進みます。また、非金融業との協業や合併、業務提携が増加することで、金融業務のボーダーが変化することが予測されます。日本IBMの策定したビジョンは、このような変化に対応できる金融ビジネスの“あるべき姿”を示しています。

このビジョンに基づいて、金融機関が商品やサービスの開発および提供をより短期間で行うために、これからの情報システムに求められる能力を整理し、その実現手段をSOAに基づくソリューション群として体系化しました。このソリューション群には、金融業務に特化した再利用可能なプロセスやサービスだけでなく、複数のシステムに分散した顧客情報を一元管理したり、関連企業やSaaSなど外部のシステムとの連携を可能にするソリューションやサービスなどが含まれています。これにより、ビジネス・プロセスや金融サービスの連携を容易にし、システムの開発生産性と柔軟性を飛躍的に高めます。

日本IBMでは2006年12月に、既存の基幹系システムと新規システムとの連携を可能にするSOAを活用したソリューション 「Rapid Enterprise Renovation for Financial Services Systems (SOA RER for FSS)」を発表しました。SOA RER for FSSにより、40社を超える金融機関に採用されている勘定系システム「IBM Data Systems Environment Banking (IBM DSE)」もSOAを活用した新システムとの連携が実現しました。

今回、金融ビジネス・ビジョンと合わせて、金融サービスの変革を実現するSOAソリューション群をロードマップとして提供し、日本の金融機関のビジネス変革をコンサルテーションから、製品提供、システム構築および運用まで一貫して支援していきます。

IBMは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。