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プレスリリース

ワールド・コミュニティー・グリッドでアキバ型社会貢献活動


2008年6月19日

ワールド・コミュニティー・グリッドでアキバ型社会貢献活動

日本IBM(社長兼会長:大歳卓麻、NYSE:IBM)は、秋葉原電気街振興会およびNPO法人産学連携推進機構と協力し、秋葉原の家電量販店の展示用パソコンの処理能力を、IBMが社会貢献活動として全世界的に推進するワールド・コミュニティー・グリッド*を活用してワシントン大学の研究活動に寄付するキャンペーンを実施します。開催期間は6月30日から7月6日の1週間です。

家電量販店の多い秋葉原では、店頭展示用の電化製品など、減らすことが難しい電力が多く発生しており、節電できない電気を有効活用することが課題となっていました。そこで秋葉原電気街振興会とNPO法人産学連携推進機構は、パソコンが使われていない時の処理能力を活用して社会的に意義の大きな研究活動に貢献する「ワールド・コミュニティー・グリッド」を採用した『活エネ**・キャンペーン@アキバ』を実施します。

ワールド・コミュニティー・グリッドは、グリッド・コンピューティング技術を用いて世界中のパソコンから集めた処理能力を結集することで仮想的なスーパーコンピューターを作り出し、それを基盤として社会的に意義の高い研究活動に巨大な演算能力を提供する世界最大規模の人道的活動です。

具体的には日本IBMの技術者が家電量販店の展示用パソコンにワールド・コミュニティー・グリッドに必要となる専用ソフトウェアを導入し、約100台のパソコンを「チーム・アキバ」として「栄養価の高いコメを世界に(Nutritious Rice for the World)***」プロジェクトに参加します。展示用パソコンが一定時間、使われていない状態になるとワールド・コミュニティー・グリッドが起動し、余った処理能力がワシントン大学で研究中の、栄養価が高くて強い抵抗力を持つ稲を開発する研究活動「栄養価の高いコメを世界に」の演算処理能力として活用されます。

キャンペーン名: アキバ型環境貢献活動『活エネ・キャンペーン@アキバ』
           〜活エネ:エネルギーを上手に活かす〜
体制: 主催 秋葉原電気街振興会、ワールド・コミュニティー・グリッド(日本IBM)、NPO法人産学連携推進機構
     協賛 グリッド協議会
     後援 千代田区
開催店舗: 石丸電気株式会社、株式会社オノデン、九十九電機株式会社、
        株式会社ソフマップ、ラオックス株式会社(五十音順)
開催期間: 2008年6月30日(月)〜7月6日(日)
総設置数: 店頭展示用パソコン 約100台(予定)


*ワールド・コミュニティー・グリッド:
「ワールド・コミュニティー・グリッド(World Community Grid)」は、個人や企業が所有するコンピューターのアイドリング時の処理能力を寄付し、それを結集することにより、世界を挙げて取り組む医療や社会的に難しい課題への研究や取り組みを支援する、世界規模の人道的な貢献活動です。一般公開された既存の人道的グリッドとしては最大の規模を持つワールド・コミュニティー・グリッドは、200カ国以上からの38万人を超える圧倒的な数の参加者を擁し、100万台を超えるコンピューターを接続しています。
ワールド・コミュニティー・グリッドのWebサイトはこちら:http://www.worldcommunitygrid.org/index.jsp?language=ja_JP

** 活エネ:NPO法人産学連携推進機構の妹尾理事長が考案

*** 栄養価の高いコメを世界に(Nutritious Rice for the World):
IBMが米国時間2008年5月15日に発表した、ワールド・コミュニティー・グリッドを活用したプログラムです。ワシントン大学のコンピューター生物学者たちが開発した3次元モデリング・プログラムをワールド・コミュニティー・グリッド上で実行することにより、コメを構成する基本的要素となるタンパク質の構造を研究し、従来よりも大量に収穫できて栄養価が高く、強い抵抗力を持つ種類の稲を開発するプログラムです。
従来のシステムの処理能力では200年以上かかるこのプロジェクトは、ワールド・コミュニティー・グリッドを活用することで2年以内に完了できるようになります。

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