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プレスリリース

世界のデータ動向の重大な変化に対応する新たなイニシアティブを発表


2008年9月9日

世界のデータ動向の重大な変化に対応する新たなイニシアティブを発表

IBMがかつてない規模で発表する「Information Infrastructure」;
組織から個人、そしてクラウドへと変化する情報の流れの変化に取り組むお客様への新たな提案

[フランス:モンペリエ/米国:ニューヨーク州アーモンク−2008年9月8日、
日本:東京−2008年9月9日(各現地時間)発]

IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:サミュエル・J・パルミサーノ、NYSE:IBM)は本日、世界で最も強固な「Information Infrastructure」ポートフォリオの基礎となる、新たなストレージのハードウェア、ソフトウェア、サービスを、これまでにない規模で発表しました。このIBMの提案は、企業、政府、その他の組織がそれぞれ持つデータを、クラウド・コンピューティング環境を通じて個人がどこにいてもアクセスできるように、より動的なデータに変えるために設計されています。

現在消費者は、世界中どこへ行ってもいつでも、リアルタイムで医療、セキュリティ、エンターテイメント、社会生活、消費活動に関する情報を活用するために、“情報を持ち運んで”います。こうした状況で、ビジネスは老朽化したデータセンターで、増え続ける情報管理への要求に取り組んでいます。

モバイル端末経由のwebサービス、どこでも接続できるセンサー、車から石油輸送のパイプラインにいたるまでの情報、オンラインの医療情報や、web2.0やソーシャル・ネットワーキング・サービスでの爆発的なデータの増加で、2020年までに個人の“情報保有量”は現在の16倍に達すると、IBMは予測しています。情報インフラは現在のこのような要求に対応する必要があります。

こうした状況に対応するため、IBMは本日、2008年2月に発表したデータセンターの革新を推進するための「New Enterprise Data Center」の重要な一部となる、「Information Infrastructure」を発表しました。これらの発表は、お客様がデータセンターを再構築する際に重要な、情報の可用性、統合、長期保管、そしてセキュリティなどにフォーカスしています。30を超える新しい製品や、もしくはアップグレードされた製品やサービスを、これらのフォーカス・ポイントに合わせて紹介します。

インターネット規模の情報の可用性:現在のシステム・インフラは、2011年までには約20億人に到達すると思われるインターネット人口と*3、また車や機械、カメラ、道路、パイプラインなど、その数約1兆にもなると思われる“インターネット活用”が必須となる接続機器を、効率的に管理することができるように設計されていません。費用効率のよいスケール・アウトのテクノロジーが必須であり、お客様の情報インフラとしの基本要素として、企業内そして何十億もの個人へ向けて発信される膨大な量のオンライン情報を管理する、インターネットの規模とスピードが不可欠です。これからのビジネスは、データやシステムにどこからでも、またどんなデバイスからでもアクセスする可能性をもたらす新たな展開である“クラウド・コンピューティング”への対応が必要です。こうしたニーズに対応するため、IBMはインターネット規模での情報管理を可能にする、一連の製品やサービスを発表しました。下記にその一部を紹介します。


情報の統合と長期保管:今日の情報インフラは、情報の大量重複や過剰なエネルギー・コストといった2つの大きな非効率性に悩んでいます。著名なアナリストによると、50%のデータセンターが2008年中に電力やスペースが足りなくなると見ています*4。そして米国のデータセンターが使用するエネルギーが、国全体のエネルギー使用量に占める割合は、次の5年間に1.5%から2.5%に増えるだろうと予測しています*5。IBMは、こうしたニーズに対応するため、データセンターの統合と保持を可能にする一連の製品やサービスを発表しました。


情報のセキュリティ:データセンターの情報が安全で、権限を持った人のみがアクセスできることを確実にすることは、大小関らず全てのデータセンターにとって最大の関心事となっています。最近のデータセンターの不正侵入は、データの盗難、消費者のクレジットカードの不正利用などにより、一企業に6億ドル以上の損害を与えています*9。一方、今年10億人に到達すると思われるモバイルWeb利用者へ向けた、大企業や政府のデータベースからのデータや認証の提供は最優先事項でもあります*10。

30を超える、新製品およびサービスを含むポートフォリオが、IBMのシステム&テクノロジー・グループ(IBM Systems& Technology Group;STG)、IBMソフトウェア・グループ(IBM Software Group;SWG)、ならびにIBMグローバル・テクノロジー・サービス(IBM Global Technology Service;GTS)から発表されています。IBMは、お客様の消費者と直接やり取りをするビジネスとストレージの活用を結びつけ、その際のリスク、コストや、大規模なデータの移動の際の複雑性や計画のための努力を軽減し、お客様の問題点解決のためにこれらのIBMの持つ戦略的なソリューションのデザインと導入、活用をお手伝いします。これらの製品およびサービスは、IBMの「New Enterprise Data Center」の柱の一つとして、お客様の情報インフラをサポートするものです。全ての製品リストならびにそれらの詳細は、こちらをご覧ください。
http://www.ibm.com/systems/storage/products/showcase/index.html (US)

IBM自らのイノベーションや開発、買収など、今日の発表はおよそ20億ドルの投資を含んでいます。3年間に及ぶ研究開発のために、フランス、ドイツ、イスラエル、日本、シンガポール、メキシコ、米国、英国など8カ国にまたがり、ストレージ技術開発者、エンジニア、研究者などで構成される、2,500人以上のグローバル・チームを配置しています。さらに、ここ24ヶ月の間に実施されたXIV、Diligent®、Cognos、Arsenal、Optim™、FilesX、Softek、NovusCG といったストレージ関連会社の8つの買収が、今日発表した新戦略「Information Infrastructure」のポートフォリオを、かつてないほどに強力なものにしています。

IBMシステム・ストレージのゼネラル・マネージャーであるアンディ・モンショー(Andy Monshaw)は、次のように語っています。「世界は、旧形態のクライアント・サーバー・モデルから、一層効率的なインターネット形式のアーキテクチャーへと、その基盤となるITインフラの設備を、劇的に転換させています。この状況においては今までとはまったく異なる考え方と新たな技術が必要であり、我々はこの「Information Infrastructure」の発表で、継続的な投資をしていくこととともに、IBMがお客様とどうビジネスを進めていくかを示しています。データセンターにある価値を解放し、彼らの顧客、すなわち消費者に向けすばやく革新的な提案をすることを可能にするために、IBMがお客様をサポートするまたとない機会なのです。HP、EMC、サン・マイクロシステムズとは異なり、IBMこそがその豊かな経営資産と、業界における知識と歴史を持って、お客様の夢を実現できる世界で唯一の企業なのです。」

IBMの「Information Infrastructure」で提供される新たなツールとオファリングは、お客様がいつでもどこからでも情報にアクセスしてくるであろう消費者へ、サービスとして情報を提供することを助けるための、アーカイブ、コンプライアンス、情報の保持、そしてセキュリティといった補強すべき点にフォーカスしており、これらが高度に統合されたストレージ・オファリングにより、お客様のデータセンターを効率化することができます。IBMが開発そして蓄積してきたこれらのツールとテクノロジーは、新たな産業との提携や、オンデマンドのストレージ技術の扉を開くものであり、クラウド・コンピューティング出現の主要な柱となっています。

IBMのリース・ビジネス部門であるIBMグローバル・ファイナンシング(IBM Global Financing;IGF)は、この新たな「Information Infrastructure」に向けた包括的な提案として、低金利のファイナンシングや、環境に配慮したストレージ資産の処分などを提供します。IBMグローバル・ファイナンシングの金利は、一般的なお客様において、ハードウェアは4.6%、ソフトウェアは4.8%、サービスは6.3%です。これらの新たなストレージのテクノロジー製品を、ファイナンスにて導入を検討されるお客様向けの、容易な資金調達オプションについての詳細は、こちらを参照ください。
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/25037.wss

IBMとIBM System Storage、ならびに「Information Infrastructure」についての詳細は、こちらを参照ください。
http://www.ibm.com/information_infrastructure (US)


当報道資料は2008年9月8日(現地時間)にIBM Corporationが発表したものの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/25048.wss

なお当報道資料記載の製品・サービスは、一部日本での提供予定が未定のものを含みます。

注)
*1:IBM調べ。

*2:IBM調べ。

*3:"Worldwide Internet Users Top 1 Billion in 2005." Computer Industry Almanac(2006年1月4日から2008年7月30日まで)より。
参照先:
http://www.c-i-a.com/pr0106.htm

*4:EPA Report to Congress on Server and Data Center Efficiency(2007年8月2日)より。

*5:ガートナー社によるプレスリリース(2006年11月29日)「Gartner Says 50 Percent of Data Centers Will Have Insufficient Power and Cooling Capacity by 2008」より。
参照先:
http://www.gartner.com/it/page.jsp?id=499090

*6:ガートナーレポート“Cool Vendors In Data Protection, 2008”より。資料ID番号:G00155726

*7:1フィート平方あたりのテープカートリッジスロット数を、2008年9月3日時点の各社公表情報に基づき比較したもの。IBM System Storage TS3500(LTO搭載)は125*。サン・マイクロシステムズのSL8500は72*。
 125(IBM System Storage TS3500)
 http://www-304.ibm.com/jct03004c/systems/storage/tape/ts3500/specifications.html
 72(サン・マイクロシステムズのSL8500)
 http://www.sun.com/storagetek/tape_storage/tape_libraries/sl8500/specs.xml

*8:IBMが2008年9月3日時点で比較したもの。System Storage DS8000の前モデルは"performance-optimized" ファイバー・チャネル・ドライブとして73/146/300GBの容量を搭載。 新しいSystem StorageDS8000 R4 は450GB ファイバー・チャネル・ドライブを追加しており、300GBドライブに比べ50%容量が大きくなっているもの。

*9:以下URLより。
http://www.technewsworld.com/story/64072.html?welcome=1218640804


*10:Webreference.com掲載"Getting in on the 'Mobile' Internet."(Underwood,Lee.、2008年8月8日)より。
参照先:
http://www.webreference.com/programming/mobile/intro

*11:新しいSystem Storage DR550は現在1TBのドライブを実装。System Storage DR550の前モデルは750GBのドライブであり、新モデルは33%容量が増加している。

*12:IBM System Storage DR550とEMC Centereの公表データに基づく比較。EMC Centeraのスペックについては下記URLを参照。
http://www.emc.com/products/detail/hardware/centera.htm

*13:2007年実施「IBM TCO Study for System Storage DR550」の結果による。テープとディスクの混在環境に比べ、TCOをおよそ50%削減することが可能。

*14:2008年9月3日時点の公表データに基づく比較。IBM System Storage TS1130の非圧縮時データ転送速度は160MBps*。サン・マイクロシステムズ社のSun T10000 非圧縮時データ転送速度は120MBps。
 IBM System Storage TS1130の非圧縮時データ転送速度160MBps参照先:
 http://www.ibm.com/systems/storage/tape/ts1130/specifications.html (US)
 サン・マイクロシステムズ社のSun T10000 非圧縮時データ転送速度120MBps参照先:
 http://www.sun.com/storagetek/tape_storage/tape_drives/t10000/specs.xml

<関連サイト>
IBM Information Infrastructureトップページ
IBM System Storage トップページ

IBM、Diligent、Optim、System Storage、Tivoli、XIVは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。