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プレスリリース

金融機関向け、SOAに対応した2つのソリューションを発表


2008年9月12日

金融機関向け、SOAに対応した2つのソリューションを発表
- 次世代営業店ソリューションと金融業務を効率化するプロセス設計ソリューション -

日本IBM(社長兼会長: 大歳卓麻、NYSE: IBM)は、金融機関の営業店窓口に求められる“迅速な対応”と“きめ細やかな対話”の2つのニーズを実現する次世代営業店ソリューション「Enhanced Solution for Customer Oriented Real-channel Transformation (ES for CORT)」と、金融機関の業務プロセスをソフトウェアで実現し、効率的な業務処理を実現するプロセス設計ソリューションを発表します。
ES for CORTでは、顧客と窓口担当者の両方にとって操作が簡単で、かつ、場所を選ばず一つの端末で複数の処理が行えるシステムを提供します。プロセス設計ソリューションでは、金融業務プロセスの基盤となるソフトウェアや導入シナリオ、開発手順書などにより、プロセス設計を支援します。
SOAに対応した両ソリューションは、2006年12月に発表したIBMのSOA対応金融機関向けソリューション体系「Rapid Enterprise Renovation for Financial Services Systems (RER for FSS)」のいちソリューションとして本日より提供いたします。

次世代営業店ソリューション「Enhanced Solution for Customer Oriented Real-channel Transformation (ES for CORT)」
金融機関の営業店では、預金や振込み等への応対だけでなく、資産運用や商品購入の相談など、対話型のきめ細やかな応対が求められることが今後多くなると予測されます。「ES for CORT」は、迅速で正確な事務処理に加え、相談やシミュレーション、マーケット情報の確認や商品購入手続きと言った一連処理を効率よく実現するソリューションです。データ連携技術を活用し、あらゆるデータを一元化して参照できるようにしたため、商品紹介や運用シミュレーションなどの複数の業務を一つの端末で行えます。さらに、現金の出納処理を行う現金処理機や通帳・伝票プリンター等、一度設置すると移動させることが困難な金融汎用機器を仮想化技術により複数の端末で共有できるようにしたため、これまでは機器に接続された一つの端末で行っていた処理操作を、場所を選ばず実施できるようになりました。これにより、相談に訪れた顧客は、応接室でノート・パソコンの画面を見ながら、シミュレーション結果やマーケット情報の確認などができ、窓口担当者は契約手続き時などに必要な金融汎用機の操作をその場から行うことができます。
また「ES for CORT」はSOA(サービス指向アーキテクチャー)に対応し、基幹系システムだけでなく、ATMやインターネット、携帯電話などの顧客接点とも接続するシステムを提供します。これにより、営業店で来店顧客の情報を一元管理できるため、さらに顧客サービスを拡張させることが可能です。

金融業務プロセス設計ソリューション
SOAに基づくシステムを構築する際、最適な業務処理を実現するには、基幹系システムとサブシステムを連携させるためのプロセスを可視化し、そのプロセスが常に効率的であるように管理する必要があります。日本IBMは、今後重要となる金融業務のプロセスを業務とシステムの両方の観点からモデル化し、さまざまな金融機関で活用できるソフトウェアで実現しました。例えば、融資稟議プロセス用のソフトウェアは、簡易審査や担保審査など商品の審査の性質、融資先の属性、契約内容、融資先行動履歴に応じて自動的に最適な承認方法・経路を選択する仕組みを提供します。またこのソフトウェアは、融資に必要な稟議書回付による承認プロセスにおいて、回付ルートや承認者が変更されても柔軟に対応できます。その他、商品販売プロセス用のソフトウェアは、複数の商品を取り扱う業務プロセスを抽象化された一つのプロセスとして実現し、商品の違いに応じて自動的に適切な処理を割り振る仕組みを提供します。これらのソフトウェアを活用し、金融業務のプロセス設計とSOA活用を支援します。

IBMは、International Business Machines Corporationの米国ならびにその他の国における商標。