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プレスリリース

POWER6プロセッサー・コアを従来の2倍搭載可能なサーバーを発表


2008年10月8日

POWER6プロセッサー・コアを従来の2倍搭載可能なサーバーを発表
- Power Systemsの製品ラインアップをハードウェア、ソフトウェアともに拡充 -

日本IBM(社長兼会長:大歳卓麻、NYSE:IBM)は本日、4.2GHz POWER6™プロセッサーを搭載するPower Systems™のミッドレンジ・モデル「IBM® Power 570」に、従来モデルの2倍にあたる32コアまで搭載可能な新モデルを追加することを発表しました。また今回、「IBM Power 570」には5GHzのPOWER6プロセッサー16コア搭載モデルも追加しました。32コア搭載モデルは既存の16コア搭載Power 570 モデルに対して、1ワット時あたりの性能が約1.6から1.85倍(*1)と、効率的で低消費電力を特長とするサーバーです。サーバー統合やアプリケーション・サーバーとしての利用に最適です。最小構成価格は20,944,200円(税込、5GHz POWER 6搭載、型番:9117-MMA)で、2008年11月21日に出荷を開始します。

「IBM Power 570」は、中規模から大規模のトランザクション処理に優れたサーバーです。5GHz POWER6プロセッサーへの対応や4.2GHzのPOWER6プロセッサー・コアを最大32コアまでのサポートにより、プロセッサー性能の強化を図りました。また、サーバーの部品に不具合が発生した時、稼動中のサーバーを停止させることなく、その部品を含む筺体を取り外し、修理あるいは交換して再び装着できる機能「ホットノード・リペア」を新たに追加しました。サーバー停止による業務の中断が発生しないだけでなく、シャットダウンおよび再起動の時間が不要になるため、メンテナンスの効率を向上させます。障害対応のみならず、メモリーの追加など資源増強の場合にも同機能を用いることができます。

また本日、2ノード・モジュラー式で省スペースを実現し、価格に対する性能が高いミッドレンジ・サーバー「IBM Power 560」を発表しました。3.6GHz デュアルコアPOWER6を搭載し、既存モデルに比較して2倍の処理能力を持っており、コアあたりのソフトウェア・ライセンス費用を半減させることができます。従来 IBM i が得意とする中堅企業の基幹システムや、仮想化と管理機能に優れたAIX®が支えるアプリケーション・サーバーやデータベース・サーバーの統合に最適なモデルです。

本日発表の製品により、IBM Power Systemsの製品ラインアップすべてに、POWER6プロセッサーの搭載と、IBM i 、AIX、 Linux®の3つの稼働環境が揃いました。POWER6プロセッサーはPower Architecture®を基盤に開発された最先端の64ビット・プロセッサーです。業界初となるハードウェアによる10進浮動小数点サポートが組み込まれており、基本的な財務取引数値計算も、より効率的に処理することができます。

加えて、本日Power Systemsのオペレーティング・システム(OS)の一つであるAIXの、エンタープライズ向けオールインワン・パッケージ「AIX Enterprise Edition V6.1」を発表しました。標準のAIX OSにシステム使用率を最適化する「Workload Partition Manager™」と、「IBM Tivoli® Monotoring(ITM)」などサーバー環境を監視および管理するTivoliのシステム統合管理用ソフトウェア3製品を同梱しています。これにより、システム管理機能が強化され、例えば、システムのモニター、見やすいアプリケーションマップの作成、部門ごとのシステム資源のトラッキングのようなことが可能になります。価格は 132,000円(税込、< 1プロセッサあたり最小価格>)、本日より出荷を開始します。

さらに、Power Systemsサーバーの可用性を最大限に拡張するためのソフトウェアの機能を強化しました。「PowerHA for AIX V5.5」はシステム障害を自動的に検知し、システムの切り替えを行うソフトウェアで、AIX OS搭載製品にインストールして利用します。今回は長距離のデータ・バックアップ機能の拡張など災害対策のための機能を強化しました。これにより、処理の遮断が許されない、極めて重要なアプリケーションを稼働させることもできるようになります。「PowerVM™ V2.1」においては、既存バージョンに、複数の仮想サーバーが 1 つの物理インターフェースを共有しながら相互に接続できる「N_Port ID Virtualization (NPIV)」機能やテープ・ドライブへの効率的なデータ・バックアップを可能にする「仮想テープ機能」を付加し、サーバーの仮想化をさらに強力に支援します。価格は、「PowerHA for AIX V5.5」が512,000円、「PowerVM V2.1」が4,800円(いずれも税込,、1プロセッサーあたり最小価格)から、出荷開始は、「PowerVM V2.1」が10月31日、「PowerHA for AIX」は11月21日です。

なお本日発表の製品は、IBMならびにIBMビジネスパートナー経由で販売します。

IBMは2008年2月に発表した「New Enterprise Data Center」で提唱する、“仮想化・統合”、“エネルギー効率化”、“事業継続性”、ならびに“サービス管理”の4つの重点分野に基づき、あらゆる環境で簡単に、高度な、かつ高い省エネルギー性を発揮するシステムを構築するための製品やソリューションを、これからも提供していきます。

本日発表のハードウェア製品の概要については、下記添付資料をご覧ください。

注)
*1:rPerf値の比較に基づくものです。rPerfは、IBM Power Systemサーバーの相対評価測定値で、CPUやメモリー処理に関する性能を重視する環境に特に有効な測定手法です。


<関連サイト>
IBM Power Systemsトップページ
IBM ITの最適化トップページ
IBM Power 570 写真 1
IBM Power 570 写真 2

IBM、AIX、Power Architecture、POWER6、Power Systems、PowerVM、Tivoli、Workload Partition Managerは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。