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プレスリリース

IBM、クラウド・サービスを推進

2008年10月15日

IBM、クラウド・サービスを推進

[米国ニューヨーク州、アーモンク 2008年10月6日(現地時間)発]

IBM (本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長サミュエル・J・パルミサーノ、NYSE: IBM)は本日、同社の今までのソフトウェアのデリバリー・モデルを拡張し、お客様やISV(独立系ソフトウェア・ベンダー)に向けて、より新しいソフトウェア、サービス、技術リソースを提供するため、従来型のデリバリー・モデルとビジネス向けのクラウド・コンピューティング・アプリケーション・モデルを統合することを、企業全体で推進し始めました。IBMの新クラウド・サービスは、全ての規模の企業が、より簡単にクラウド・コンピューティング・モデルを導入し、データ管理の改善、運用コスト削減、また提携を容易にすることを支援します。

企業は、グローバルに統合された経済での成長を目指すことで、特殊な課題に直面しています。増量するデータ、流動的な規制環境、拡大するITスキルのギャップなどは、既に人材や資金に課題のある企業にとって、更に大きな圧力となっています。そのために企業は、ITインフラのより効果的な活用方法、戦略的な成長に向けての投資に資源を解放する方法を模索しています。

IBMのハイパフォーマンス・オンデマンド・ソリューション担当バイス・プレジデント、ウィリー・チュウ(Willy Chiu)は、次のように語っています。「IBMは、お客様、業界、そしてIBM自身も含め、データセンターやクラウドに存在するデータやアプリケーションを使用するように率先しています。ビジネス世界の広範なITのお客様からのフィードバックに触発され、IBMのクラウド・コンピューティング戦略は、オープンスタンダードに基づき、データ、アプリケーション、サービスなどをどこからでも、どのデバイスからでも利用したいという増大する要望を反映しています。」

IBMはクラウド・コンピューティングのビジネス機会のため、4つの柱からなる戦略を推進します。

1) IBM独自のクラウド・サービスのポートフォリオを提供します。
2) ISVのクラウド・サービスの設計、構築、デリバリーを支援し、市場に浸透させます。
3) お客様の事業にクラウド・サービスを統合することを支援します。
4) 企業にクラウド・コンピューティング環境を提供します。

IBMのお客様やパートナーは、13のクラウド・コンピューティング・センターや、40のIBMイノベーション・センターなど、IBMの世界中に広がるネットワークを通じて、多数のクラウド・サービスの専門家にアクセスすることができ、クラウド・コンピューティング・モデルを通じて、アプリケーションをテストすることができます。

パブリックとプライベートの両方でクラウド・サービスを提供するために、IBMは様々なクラウド・コンピューティング・ソリューション構築に関ってきました。エンド・ユーザーの皆様に安心して利用していただけるように、サーバー、ストレージ、ネットワークの仮想化、作業管理を自動化するサービス・マネジメント・ソリューション、使用量に応じた費用請求、そしてエンド・ユーザーのための、セキュリティーやレジリエンシー・サービスのポートフォリオなどが、IBMのクラウド構築サービスに含まれています。IBMは、企業がその業務全体やIT戦略の重要な要素として、クラウド・コンピューティングを利用することができるよう、コンサルティングや実装スキルなども提供しています。

IBMの新しいクラウド・サービス
クラウド・サービスを実現するIBMの技術は、リクエスト主導型プロヴィジョニング(RDP)、ダイナミック・ワークロード・マネジメント(DWM)、使用量、経理、セキュリティーなどの技術によって可能となりました。IBMのTivoliRポートフォリオの一環であるこれらの技術は、アクティビティの監視・記録、IDのチャージバックやセキュリティー、アクセス管理保護などの機能を持つ、クラウド・コンピューティング環境によって、お客様やISVに高品質サービスを提供することを確実にします。こうした技術を活用することのできる、IBMクラウド・サービスの新分野は、次のとおりです。

1. Bluehouse - IBMは、様々な職種の人々を結びつけるために設計された、初のWeb配信のソーシャルネットワーキング、コラボレーション・クラウド・サービス「Bluehouse」の無料ベータ版を発表します。Bluehouseはソーシャルネットワーキングとオンライン・コラボレーション・ツールを組み合わせ、全ての規模の企業が、組織的枠組みを超えて、ファイヤーウォールなどを通じて、安全に共同作業できるよう支援します。この一連のホスト型オンライン技術は、個人が文書やコンタクトリストなどの共有、共同プロジェクトの参加、オンライン会議の開催、クラウドを通じてWebブラウザー経由でソーシャル・ネットワーキング・コミュニティーを構築することなどを可能にします。Bluehouseベータ版は、以下のサイトから入手することができます。
http://lotuslive.com/ja/(現在はLotusLive Engageに名称変更)

例えばワークスタイルのトレンドを予測するIBMの「明日のワークスタイル」では、Bluehouseを使用することで、全ての人が、同僚と仕事をするのと同じくらい簡単・安全に、パートナー、エージェンシー、サプライヤー、お客様、専門家などの外部グループと、提携することができるとしています。中小企業は最小限の先行投資で利用し、SaaS(software as a service)プラットフォームとして保持することができます。また大企業は、イントラネット、またはWeb上で重要な利害関係者とより素早く、簡潔に業務を遂行することができます。

2. Lotus® Sametime® Unyte® - Web接続を通じて、文書、プレゼンテーション、アプリケーションの共有などを伴った、迅速・簡単なWeb会議を設定します。オンサイトのソフトウェア・サーバーの開発やサポートは必要ありません。企業が社員、パートナー、お客様の世界中に広がるネットワークを通じて、リアルタイムで交流することを可能にするSametime Unyteは、ローカル企業がグローバルな協調パートナーになることを支援します。IBMは様々な拡張をSametime Unyteに組み込み、グローバルなお客様が多言語機能や迅速なネットワーク機能を利用することを可能にします。また会議参加者が集まる"待合室―waiting room"や、会議主催者のための特別アラートやプロンプトなど、オンライン会議をより簡単にするための、様々な新機能を備えています。近い将来、IBMはSametime UnyteをLotus Notes®やLotus Sametimeと統合し、それによりE-mailやインスタント・メッセージから、ボタンを一回クリックするだけで、Web会議に参加することができるようになります。Sametime Unyteは、以下のサイトから入手することができます。
http://lotuslive.com/ja/(現在はLotusLive Meetingsに名称変更)

3. IBM® Rational® Policy Tester OnDemand - 自動化されたWebコンテンツのスキャニング機能を用い、プライバシーや品質、コンプライアンスに関するアクセシビリティーの課題を解決し、オンライン・リスクを軽減します。年間契約での利用が可能なこのソフトウェアは、Webサイトの閲覧者に影響が出る前に、オンラインのユーザビリティーやコンプライアンス関連の問題を発見し、信頼性向上を支援します。

4. IBM Rational AppScan® OnDemand - セキュリティー関連のバグがないかWebアプリケーションをスキャンする機能により、お客様は社内トレーニングや人材に時間や投資を費やすことなく、オンライン・リスクを早急に特定することができます。

5. Telelogic Focal Point - より大きな企業目標に沿って、製品機能を収集、分析、優先順位をつけるための技術を製品管理チームに提供し、お客様のソフトウェア投資の管理を改善します。Telelogic Focal Pointは、製品管理部やエンジニア、マーケティング、またその他の関係者などと共有する製品情報を中央化することで、コミュニケーションを促進します。

6. Remote Data Protection - 情報保護に関連するリスクを軽減し、お客様が情報価値を最大限に活用して、サービス使用可能な情報インフラに展開することを可能にします。IBM グローバル・テクノロジー・サービス(GTS)は、Arsenal Digital Solutionsの買収により、Onsite Data ProtectionとRemote Data Protectionを発表します。これらの製品により、お客様はビジネス・データを迅速に保護し、24時間年中利用可能なクラウド・サービスとして、遠隔回復を実現することができます。

ISVのための新クラウド・サービス
IBMのクラウド・サービスは、ISVの皆様が、オープン標準の技術を使用して、新アプリケーションを短時間で開発できるよう、支援します。新サービスには、下記の機能が含まれます。

1.複数のテナント・アーキテクチャーなど、クラウド仕様サービスを設計・構築する際に、ISVの皆様が共通にぶつかる課題などに対処するための、新しいシリーズのホワイト・ペーパー、オンライン・デモ、ダウンロード可能なコード。IBMのdeveloperWorks®のWebサイト上の拡張されたテクニカル・ブループリント、IBMの持つ40のイノベーション・センターを通じたグローバル・ネットワークによる技術サポートなども、リソースとして含まれます。

2. IBMのサーバー技術を利用するインフラストラクチャー・プロバイダーの新SaaSイネーブルメント・ネットワークを構築して、異種アプリケーションを使用できる相互運用SaaSソリューションを、ISVの皆様が提供することを支援します。Terremark、Rackforce、iTricityなどを含むネットワークのメンバーは、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグにクラウド・コンピューティング・ホスティング・センターを新規に開設しました。IBMは2008年のSaaS特別プログラムに新しく100のパートナーを追加しました。既存のSaaSパートナーの2倍に近く、年間の増加としては過去最大となります。

3. IBMビジネス・パートナーは、IBM Lotus Sametime Unyteの機能を利用した無料のWeb会議サービスなど、様々な新しいマーケティング・リソースを利用することができます。

10月15、16日、IBMはニューヨーク州パリセーズのエグゼクティブ・ブリーフィング・センターにお客様とパートナーを招待し、急速に成長する市場におけるクラウド・サービスの戦略についてディスカッションを行います。このイベントに関しての詳細は、以下をご覧ください。
https://www.ibm.com/events/wwe/swg/08bbpsaas.nsf (US)


当報道資料は2008年10月6日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳で、日本での提供が未定の製品・サービスを一部含んでいます。

原文は下記URLをご参照ください。
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/25341.wss

IBM、AppScan、developerWorks、Lotus、Lotus Notes、Rational、Sametime、TivoliおよびUnyteは、International Business Machines Corporationの米国ならびにその他の国における商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。