2008年10月17日
IBM、2008年度第3四半期の連結決算を発表
[米国ニューヨーク州アーモンク 2008年10月16日(現地時間)発]
IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:サミュエル・J・パルミサーノ、NYSE:IBM)は、2008年度第3四半期の連結決算を発表しました。当第3四半期の継続事業による潜在株式調整後の1株あたり利益は、前年同期の1.68ドルから22%増の2.05ドルとなりました。当第3四半期の継続事業による純利益は、前年同期の24億ドルから20%増の28億ドルとなりました。当第3四半期の総収益は253億ドルで、前年同期比5%増(為替変動の影響を調整した場合は2%増)となりました。
パルミサーノ会長兼CEOは次のように語っています。「安定した基盤に支えられた経常収益と経常利益、世界中のお客様に価値を提供する幅広い製品・サービス群、強固で柔軟性に富んだ財務基盤が融合することで、IBMは好況にも不況にも対応できる競争力を発揮することができます。当社の業績は、こうした事実を明確に示しています。」
「こうした強みに加え、主要市場で生産性重視の経営を行うとともに新興市場では成長のための投資を実施するという戦略を取ってきたおかげで、IBMは誰一人として予測できなかったほどの厳しい経済環境にもかかわらず、力強く成長することができました。当社では2008年度通期の見通しについても自信を持っています。」
地域別業績では、南北アメリカ地域の当第3四半期の収益は105億ドルで、前年同期比3%増(為替変動の影響を調整した場合は2%増)となりました。欧州/中東/アフリカ地域の収益は89億ドルで、前年同期比10%増(同4%増)となっています。アジア太平洋地域の収益は、前年同期比6%増(同1%増)の52億ドルでした。OEM事業の収益は6億7,300万ドルで、前年同期比24%減となりました。成長市場を統括する組織の収益は13%増(同10%増)となり、地域別収益の19%を占めています。
当第3四半期のグローバル・サービス事業全体の収益は8%増(為替変動の影響を調整した場合は4%増)となりました。このうちグローバル・テクノロジー・サービス部門の収益は8%増(同5%増)の99億ドルで、インテグレーテッド・テクノロジー・サービスが大きく成長しています。グローバル・ビジネス・サービス部門の収益は7%増(同3%増)の49億ドルとなりました。当第3四半期のサービス契約高は、実勢レートで4%減の127億ドル(為替変動の影響を調整すると5%減の111億ドル)となりました。短期の契約高は実勢レートで13%増の61億ドル(為替変動の影響を調整すると8%増の52億ドル)でした。当第3四半期末の推定受注残高は、戦略的アウトソーシング、ビジネス・トランスフォーメーション・アウトソーシング、インテグレーテッド・テクノロジー・サービス、グローバル・ビジネス・サービス、保守を含めて1,140億ドル(為替変動の影響を調整した場合)となりました。
当第3四半期のシステムズ・アンド・テクノロジー部門の収益は総額で44億ドルとなり、前年同期比10%減(為替変動の影響を調整した場合は11%減)となっています。システム製品の収益は7%減(同8%減)となりました。このうち、System
z® メインフレーム・サーバー製品による収益は、前年同期比25%増となり、すべての地域で2桁成長を達成しています。当第3四半期のSystem
zの総出荷量は、MIPS(毎秒100万回の命令実行能力)換算で前年同期比49%増となりました。統合されたSystem
p® サーバー製品による収益は、前年同期から7%増加しました。System xサーバー製品による収益は前年同期から18%減、System
i® サーバー製品の収益は82%減となりました。システム・ストレージの収益は3%減、リテール・ストア・ソリューションズの収益は24%減でした。また、マイクロエレクトロニクスのOEMの収益は27%減でした。
当第3四半期のソフトウェア部門の収益は52億ドルで、前年同期比12%増(為替変動の影響を調整した場合は8%増)となりました。WebSphere®、インフォメーション・マネジメント、Tivoli®、Lotus®、Rational®の各製品を含むミドルウェア製品全体の収益は41億ドルで、前年同期から12%増加しました。オペレーティング・システムの収益は5億9,400万ドルで、前年同期比5%増となりました。
アプリケーション、データ、オペレーティング・システムを相互接続するためのオープン・スタンダードを用い、多様なビジネス・プロセスに対処するお客様の管理能力を高めるWebSphereソフトウェア製品群の収益は、4%増となりました。お客様の情報活用をオンデマンドで実現するインフォメーション・マネジメント・ソフトウェアの収益は26%増となりました。Tivoli(セキュリティーやストレージなど、お客様によるネットワークの集中管理を可能にするインフラ・ソフトウェア)の収益は前年同期比2%増、Lotus(リアルタイムでのコミュニケーションおよびナレッジ・マネジメントにおいて、お客様によるコラボレーションとメッセージングを可能にするソフトウェア)の収益は10%増となりました。Rational(ソフトウェア開発のプロセスを改善する統合ツール)の収益は、前年同期から23%増加しました。
当第3四半期のグローバル・ファイナンシング部門の収益は、前年同期比2%増(為替変動の影響を調整した場合は1%減)の6億3,300万ドルでした。ファイナンシングによる収益は6%増加しました。
IBM全体の2008年度第3四半期の売上総利益率は、サービス部門およびソフトウェアにおける好業績に牽引力され、43.3%となりました。これに対して、前年同期は41.3%でした。
総費用およびその他の収益は、前年同期から6%増の71億ドルとなりました。為替変動の影響と買収に伴う予想業績の影響を調整すると、総費用およびその他の収益は前年同期比4%減となります。販売費および一般管理費は、前年同期比6%増の56億ドルでした。研究、開発および技術費は、前年同期比4%増でした。知的所有権と特別仕様開発による収益は、前年同期の2億7,000万ドルから2億6,700万ドルに減少しました。その他(収益)および費用は、前年同期の9,500万ドルから減少して5,100万ドルの収益となりました。支払利息は前年同期の1億9,300万ドルから1億5,900万ドルに減少しました。
当第3四半期の実効税率は27.5%で、これに対して前年同期は28.0%でした。
当第3四半期の株式買戻し額は、現金支払い換算で約27億ドルとなりました。期中における発行済希薄化後普通株式の加重平均値は、前年同期の14億1,000万株に対して、当第3四半期は13億8,000万株となりました。2008年9月30日現在の発行済普通株式総数は13億4,000万株でした。
グローバル・ファイナンシング事業を含めた債務総額は344億ドルとなりました。これに対して、2007年度末は353億ドルでした。セグメント別データで見ると、2008年9月30日現在のグローバル・ファイナンシング事業の負債総額は2007年度末と同じく245億ドルで、その結果、負債総資本比率は7.1対1となりました。グローバル・ファイナンシング事業を除いた負債総額は99億ドルとなり、2007年度末から8億ドル減少しました。これによって負債総資本率は2007年度末の30.0%から29.1%となりました。当第3四半期末の現金残高は98億ドルでした。
年度累計
2008年9月30日を期末とする9カ月間の継続事業による純利益は、前年同期の65億ドルから22%増の79億ドルとなりました。継続事業による潜在株式調整後の普通株式1株あたり利益は5.68ドルで、前年度の4.42ドルから29%増となりました。当9カ月間の継続事業による収益は総額で766億ドルとなり、前年同期の699億ドルから10%増(為替変動の影響を調整した場合は4%増)となりました。
将来予測に関する記載および注意事項
このプレスリリースに記載された内容のうち、歴史的事実や議論にわたる部分を除く記述は、1995年米国民事証券訴訟改革法(Private
Securities Litigation Reform Act of 1995)が規定する「将来予測に関する記載」に該当します。これらの記載は、複数のリスクや不確定要素などの要因を含んでいるものであり、これらにより実際の結果が著しく異なったものとなる可能性があります。こうした要因には、当社が新しい革新的な製品およびサービスを開発・販売し、技術の変化に対応し続けていく能力の不足、競争圧力、知的財産権の取得または保護の不首尾、当社のデータセキュリティー手段の欠陥、経済環境およびIT支出予算の変化、収益および仕入価格の変動および株価の乱高下、重要な人材を獲得、保持する当社の能力および重要なスキルへの当社の依存、税関係の悪影響、環境問題、通貨変動および顧客の財政的リスク、売上債権の顧客信用リスク、成長機会への投資のリスク、当社の内部統制の適切性を維持する能力の不足、一定の推測および想定の使用、特定サプライヤーへの依存、当社の販売業者または再販業者の財務または経営状況の変化、企業買収および業務提携を滞りなく管理する当社の能力、充分な保険を有する能力の不足、当社の法的・政治的および健全性と経済面の状態、IBM株式に関連するリスク要因、当社が米国証券取引委員会(SEC)に提出したフォーム10-Q、フォーム10-K、その他の書類、および当該書類に盛り込まれた資料に述べられているリスク、不確定要素、要因などがあります。当社は将来予測に関する記載を更新または修正する義務を一切負うことはありません。
当プレスリリースにおける情報の開示
当社は投資家の皆様に対し、GAAP(Generally Accepted Accounting principles)の基準に従い、当社の財務結果についてさらなる詳細情報の提供に努めておりますが、それに加えて当リリースにおいてGAAP以外の基準に基づく情報も公表しています。以下がこれに該当し、経営陣は当該記述が投資家に有益な情報を提供するものと考えております。
IBMの業績について
- 為替変動に基づく調整(現地通貨試算ベース)
経営陣がGAAP以外の基準を使用した理論的根拠は、当社が当第3四半期の決算資料で提示している補足的な資料の一部として記載されています。こうした資料は、IBMの決算情報Webサイト(US)でご覧いただけます。また、本プレスリリースを内容として含んでおり、本日(現地時間10月16日)付で証券取引委員会に提出されるフォーム8-Kの書類の付属書II(GAAP以外の基準についての補足書)にも同様の記載を行っています。
当報道資料は2008年10月16日(現地時間)にIBM Corporationが発表したものの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/25530.wss
IBM、Lotus、Rational、System i、System p、System x、System z、Tivoli、WebSphereは、IBM
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