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プレスリリース

中央大学、日本IBMが共同で地球環境に配慮した次世代ICT教育システムを構築


2008年12月1日

学校法人 中央大学
日本アイ・ビー・エム株式会社

中央大学、日本IBMが共同で
地球環境に配慮した次世代ICT教育システムを構築

学校法人中央大学(総長・学長 永井和之、以下中央大学)と日本IBM(社長兼会長:大歳卓麻、NYSE:IBM、以下日本IBM)は、中央大学の目指す「高度な研究教育機関としての総合大学」を実現するため、学生がInformation Communication Technology (ICT)を利用する環境の利便性を向上させるとともに、地球に優しい大学として環境に配慮した次世代ICT教育システムを共同でデザインし、中央大学後楽園キャンパス(東京都文京区春日)に展開します。システム稼動開始は2009年4月、今回のシステム規模は2011年度までの運用保守を含めて約5.5億円の予定です。

最新の情報環境を教育用に整備
専門領域の高度化や流動化、グローバルな規模での交流や競争、さらには18 歳人口の減少など、大学を取り巻く環境はますます激しくなっています。中央大学では、時代の変化に対応した研究や教育の質の向上を図るためICTシステムの環境整備に力を注いでおり、今回、中央大学の情報環境整備センターの一つである後楽園ITセンターにおいて、次世代ICT教育システムを構築することになりました。

地球環境に配慮したシステムの導入
また、中央大学では、研究教育機関のあるべき姿として、率先して地球環境への対応を進めています。今回構築するICT教育システムにおいても、省電力機種の選定はもちろん、実習室端末の発熱を軽減し、全体の電力削減を目指した、地球に優しい情報環境を実現します。今回の取り組みにより、後楽園ITセンターにおける電力削減の効果は、現在に比べて光熱費を含めて一日あたり約3分の2まで削減できる予定です。

理工系の実習に耐えうる高度な実習室環境
後楽園ITセンターの実習室は、主に理工学部の学生の教育に使用されます。新システムでは、実践的、専門的な授業を行うための実習用端末として、ブレード型ワークステーション「IBM® BladeCenter® HC10」を採用し、実習室内はネットワーク経由で接続した専用端末「IBM CP20 ワークステーション・コネクション・デバイス(以下CP20)」を、大学実習室環境としては世界中の大学に先駆けて236台と大規模に設置します。これにより、地球環境に配慮し、かつ、理工系の実習に耐えうる高度な実習室環境を構築します。
CP20は、A5版サイズのコンパクトな筐体で、机上を効率よく利用できます。また独自のチップ技術を活用し、3D CADのような画面表示に大量の情報を利用する重いアプリケーションでも、ハードウェアにより圧縮・暗号化して転送処理をすることにより、グラフィックス描画の高速化とセキュリティ対応を実現しています。さらに、CP20は、主なる熱源となる部品を持たないので、実習室内での発熱を抑制し、合わせて障害の発生も低減できます。その他、授業を止めないことを第一に考え、不測の誤動作に対し、速やかに初期状態に回復する機能を備え、信頼性や可用性の向上を図っています。
中央大学理工学部では2008年度に生命科学科が新設され、多様なITセンター実習室運営が望まれています。新たなITセンター実習室では、講義の受講人数に応じて実習室を最大5部屋に分割し、それぞれ独立な講義が可能です。また、理工系の学生用として必要なオープンシステムであるLinux環境とオフィス業務に広く利用されているWindows環境の両方を同時に利用でき、理工系の実習に必要な高度科学技術計算用から英語自習教材まで充実したソフトを提供します。学生は、実習室まで来なくても、実習室の空席情報を携帯メールで確認できます。もし実習室が満席であっても、大学内の無線LAN環境を使って構内また学外から実習室と同じ環境で作業ができ、自分のパソコンに実習用ソフトを入れる必要がありません。

コスト・パフォーマンスに優れた大規模計算機環境
さらに、ますます増大する研究用の大規模計算の必要性に対応し、コスト・パフォーマンスに優れた大規模計算機環境にするため、最新の「IBM Power 570」を2台設置します。96GBのメモリー使い、最大で16分割の並列処理も可能です。

中央大学では、今回の次世代ICT教育環境を構築し、高度研究教育機関としてさらなる発展を目指します。

IBM、BladeCenterは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。