プレスリリース

教育向けのクラウド・コンピューティング環境を構築

2008年12月2日

九州大学大学院システム情報科学研究院
日本アイ・ビー・エム株式会社

教育向けのクラウド・コンピューティング環境を構築

九州大学大学院システム情報科学研究院(研究院長:都甲 潔)と日本アイ・ビー・エム株式会社 (社長兼会長:大歳卓麻、NYSE:IBM)は、次世代の分散コンピューティング環境の教育および研究や検証を行うことができるクラウド・コンピューティング環境を、大学院システム情報科学研究院に構築していくことに合意しました。

大学院システム情報科学研究院では、九州大学が目標とする世界第一級の教育・研究を行い、世界に誇り得る先進的な知的成果を産み出すことの一環として、クラウド・コンピューティングという新しい研究分野にいち早く取り組んでいきます。まず、この分野で最先端の技術と実績を持つ日本IBMとともにクラウド・コンピューティング環境を構築し、最新の技術を迅速に学生に提供していきます。

新環境の構築のため、クラウド・コンピューティング管理ノードとしてIBM® BladeCenter® HS12/HS21を導入し、分散コンピューティング用のHadoop環境をオンデマンドに構築するクラウド・コンピューティング環境を構築していきます。これにより教員や学生は、教育ならびに研究の目的や形態に応じ柔軟に分散コンピューティング環境を再構成し、活用することができるようになります。

今回のクラウド・コンピューティング環境を以下のように活用していきます。

  1. 学生がHadoopを利用した大規模情報処理プログラミング環境を利用し、先進的な分散処理プログラミング技術の習得や検証を行う。
  2. パイロットプロジェクトとして、先導的ITスペシャリストの育成を目的とした産学官連携による「社会情報システム工学コース」で、クラウド・コンピューティングの学内外における先進的な活用事例を確立していくためのプロジェクト・ベースド・ラーニングを実施。


大学院システム情報科学研究院では、クラウド・コンピューティングに関する教育研究を強力に推進していくために、今後、クラウド・コンピューティングの教育コースの開設や研究室をまたいでの利用を推進していくとともに、学内IT基盤への適用や、九州地域の大学全体のクラウド基盤の構築、連携を目指していきます。

IBMおよびBladeCenterは、International Business Machines Corporationの米国ならびにその他の国における商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。