2009年3月4日
最大でディスク容量の25倍のデータを保存できる新しいストレージ製品
- 容易な導入と省スペースを実現-
日本IBM(社長:橋本孝之 、NYSE:IBM)は本日、重複データを削減することにより最大でディスク容量の25倍のデータを保存でき、従来よりも導入が容易で省スペースを実現する仮想テープ・ライブラリー装置(*)「IBM®
TS7650 ProtecTIER® Deduplication Appliance(IBM TS7650 ProtecTIER
重複データ削減アプライアンス)」を発表します。同製品は、7テラバイト(TB)、18TB、36TBと、ストレージ容量により3種類を準備しており、7TBモデルにおける最小構成価格が40,747,400円です。3月6日よりIBMおよびIBMビジネスパートナー経由で販売します。
「IBM TS7650 ProtecTIER Deduplication Appliance」は、重複データを削除しながらデータの保存を実行するソフトウェア製品「IBM
System Storage ProtecTIER Enterprise Edition」を専用ゲートウェイ・サーバーに導入し、そのサーバーをディスク・ストレージ装置に接続して専用筺体に収めた製品です。これまでは、一つ一つを購入した上で、ソフトウェアをインストールしたり装置を接続したりする必要があり、その作業におよそ5日間が必要でした。本製品はシステム構築の必要がなく設置が容易でケーブルやスイッチも一つの筺体に収まっており、省スペースと速やかな導入を実現します。
同製品は、データベースや電子メール、ファイル・サーバーのシステムにおいて、一定期間ごとにバックアップを行う世代管理を、ディスク装置を活用して行う際に最適な製品です。例えば10分の1の削減率が実現することで70TBのデータを保存できる同製品の7TBモデルは、重複データ削減機能のない従来の70TBのディスク・ストレージ製品よりも50%以上低価格となり、大量データの保存の際にはコストを削減することができます。また、バックアップ・データのサイズが小さくなることで、本製品に保存したデータを遠隔地に設置したストレージ装置に送信する際も、回線コストを抑えることができます。
同製品の重複データ削減は、IBMが特許取得した独自のアルゴリズム「HyperFactor®」により行われており、データの誤った削除が発生せず、データの整合性が保たれます。また、最大500MB/秒で重複削減されたデータの保存を実施します。
本日発表の「IBM TS7650 ProtecTIER Deduplication Appliance」の詳細は以下の通りです。
「IBM TS7650 ProtecTIER Deduplication Appliance」7TBモデル
- 最小構成価格:40,747,400円
- 保証期間: 1年間(24時間)オンサイト修理対応
- 出荷開始日: 3月6日
IBMは地球がより賢く進化していくことを示す「Smarter Planet」というビジョンの下、スマートな社会を実現するITインフラストラクチャーのあり方として「Dynamic
InfrastructureR (ダイナミック・インフラストラクチャー)」を提唱しています。企業が新たなサービスをすぐに顧客に提供できるようにする「サービスの改善」と、仮想化や外部リソースの活用により生産性向上につなげる「コスト削減」、高い可用性やセキュリティーを実現する「リスク管理」の3つの要素を合わせ持ち、様々な要望に柔軟かつ迅速に対応できるダイナミック・インフラストラクチャーを実現するための製品やソリューションを提供していきます。
(*)仮想テープ・ライブラリー装置:テープ装置によるデータ保存の運用方法を提供しながら、アクセスの速いディスクにデータを保存するディスク・ストレージ装置
IBM、Dynamic Infrastructure、HyperFactor、ProtecTIER、System Storageは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。
