2009年5月13日
IBM、ビジネス・プロセスの変革とコラボレーションにおけるリーダーシップに基づいたスマートな働き方を推進
−610億ドル成長市場に対応するSOAとコラボレーションの新技術−
[米国ネバダ州ラスベガス、2009年5月4日(現地時間)発]
IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:サミュエル・J・パルミサーノ、NYSE:IBM)は4日(現地時間)、IMPACT
2009カンファレンスにおいて、お客様やビジネス・パートナーがその顧客との関係をより深め、生産性を高め、そしてよりインテリジェントに働くことを支援する新製品とサービスを発表しました。
IBMのよりスマートな働き方に対する包括的なアプローチは、より機能化され、相互接続されていく今日の世界を、最大限に活用します。人々の共同作業を促進し、成功に不可欠なビジネス・プロセスを変革することによって、企業は急速に変化する市場に、より迅速に対応し、新しい収益の機会を追求することができます。
非効率なビジネス・プロセスや、共同作業への障害は、特にこの困難なビジネス環境において、企業の成功を妨げます。IBMの調査では、非効率なプロセスにより、社員一人当たり5.3時間が無駄に使われているとしています。また社員の3分の2は、他の社員の手助けにより業務改善が可能と感じていますが、頼む相手を特定できません。さらに社員の42%が、最低でも週に1回は、間違った情報による意思決定作業を強いられています。一方で、CEOの91%は、自分たちの企業がより機能する方法を再編成する必要があると語っています。
IBM® WebSphere® Softwareのゼネラル・マネージャー、トム・ロザミリア(Tom
Rosamilia)は、次のように語っています。「よりスマートに働くということは、この競争社会の中で、最大の成果を生み出すことのできるツールや情報を活用し、より生産性を上げ、コスト効果を高めることを意味しています。Lotus®やWebSphereのソフトウェア・ポートフォリオを通じてIBMは、新しいコラボレーションと、ビジネス・プロセス・マネージメント機能を市場に提供し、お客様がよりスマートに業務を遂行できるよう約束します。またIBMは同時に、お客様やビジネス・パートナーが、更なる迅速性を即座に取り入れることを支援する、ツールや戦略を提供します。」
昨年のIBM WebSphere Business Eventsソフトウェアの発表以来、IBMはお客様のビジネス・プロセスの改善を支援することに注力してきました。2008年12月のILOG買収により、IBMの業界最先端のポートフォリオは更に強化され、新しいビジネス・ルール管理システムの機能を拡張しました。
本日の発表の一環としてIBMは、ILOG買収により得た技術を強化し、同時に既存のビジネス・プロセス・マネージメント(BPM)製品群をアップデートします。急速に成長するBPM市場をターゲットとした新製品には、下記が含まれます。
- IBM WebSphere Business Eventsのアップデート − リアルタイムで実行可能状況を特定することで、コスト削減を可能にしました。その結果、CICS® (Customer Information Control System)との統合を通じた企業のインフラストラクチャー拡張を提供し、z/OS®に対応しました。
- Business Architecture Services − 企業のビジネス・モデルとそのテクノロジー・モデルを組み合わせるために設計・構成されたデリバリー・プロセスによって、ビジネスとITにおける目標を達成します。
- 新しいBPM フィーチャー・パックで強化された機能は、ビジネス・リーダーやビジネス・プロフェッショナル、そしてIT管理者が、戦略の実践や迅速に業務成果をあげるための、より優れたタスク管理の新手法を提供します。
- 買収によって機能拡張されたILOG製品には、IBM WebSphere ILOG JRulesのアップグレード、IBM ILOG Optimization Decision Management Enterpriseへの新機能追加、そしてILOGサプライ・チェーン・マネージメントのポートフォリオ強化などが含まれます。
- 新しい重要俊敏性指標(Key Agility Indicators : KAI) − 300ある既存のKAIはすべて、業界・経済の最新データを反映して、IBM Benchmark Wizardにアップデートされました。
より効果的であるためには、ビジネス・プロセスは広範なシステムと人々に、様々な方法でつながり、プロセスの活動が効率的に流れる必要があります。IBM WebSphereミドルウェアとIBM Lotusコラボレーション・ソフトウェアは、プロセスのパフォーマンスとその整合性を提供し、このように複雑なビジネス活動を統合することを支援します。現在IBMは、WebSphere、Lotus、そしてその他のIBMビジネス・グループの持つ技術を強化しています。その中には、下記の機能が含まれます。
- IBM WebSphere eXtreme Scale − RESTアクセスの強化、レポーティング機能、モニタリング機能、使いやすさが改善されました。
- IBM WebSphere MQ Low Latency Messaging − 高可用性が強化され、対応プラットフォームが拡張されました。
- 再利用とサービス実施を可能にするためのIBM Rational®ツール・キット − 新SOAソリューションを通じて、コスト削減のため、既存の企業資産を活用、迅速性を向上し、リスクを削減します。System z®やIBM iプラットフォームで、SOAの再利用を査定するため、IBM Enterprise Modernization Sandboxがアップデートされました。
- CICSプラットフォーム - CICS Transaction Server v4のためのRationalデベロッパー・サポートに、イベント実行とWeb 2.0の機能が追加されました。また新しいコミュニティーであるCICSハブがRational Cafe for COBOLへ加わりました。
- IBM Global Technology ServicesよりSOAインフラストラクチャー・ヘルスチェックの機能拡張版が提供され、お客様がSOA投資の最適化とコスト削減のための糸口を新たに見出すことを支援します。
- BlackBerryプラットフォーム向けLotus新オファリング - IBM Lotus Connections、IBM Lotus Sametime®、IBM LotusLive Meetingのコラボレーション機能強化によって、リアルタイムでの業務コミュニケーションを支援します。
本日の発表の一環として、二つの新しいインダストリー・ソリューションとフレームワークを、IBMの業界最先端のポートフォリオに加えます。インダストリー・フレームワークは、ビジネス・ソリューションの展開を加速するソフトウェア・プラットフォームを提供します。これらは業界特有の機能や、特別設計されたプロセス・テンプレートによってIBMのSOAミドルウェアを拡張します。インダストリー・フレームワークによってもたらされるIBMインダストリー・ソリューションは、IBMやIBMのビジネス・パートナーのプロフェッショナル・サービスを通じて、各お客様に即した、独自のエンド・ツー・エンドのソリューションを提供します。
こうしたフレームワークは、より迅速でコスト効果の高い方法で、簡単に共同作業を行うことを可能にするコラボレーション・レベルをもたらし、また人々が専門技術を開拓、適用、保存することを支援し、よりスマートに働くことのできる環境に必要な機能の提供に貢献します。例えば、IBMのHealthcare
Integration Frameworkを活用してお客様は、医療に関る意思決定作業を、迅速に行うことができます。特定の病気に対して、患者や治療のデータを大量に比較することができ、そして医療専門家や研究者などの質問に対して、実践可能な結果を数秒で提供することができます。
IBMは同時に、LotusLiveサービスとその“Click to Cloud”機能の拡張も発表します。このクラウドを基盤とするSaaS(software
as a service)のオファリングは、Web会議、ファイルの共有と保管、連絡先管理、ライブ・チャット、ビジネス・ネットワークに統合されたビジネス帳票など、数々のユニークな機能を提供します。その他のクラウド関連のオファリングに基づく、拡張には下記のものが含まれます。
- IBM WebSphere CloudBurst - この“プラグ・アンド・プレイ”のアプライアンスは、WebSphere Application Server (WAS)の仮想イメージと顧客環境の全ライフサイクルを管理し、コンテンツ作成、スケジュール作成、状態管理、キャパシティーおよび使用量、ストレージ管理などを可能にします。
- IBM Global Technology Servicesによるクラウド・コンピューティングの実装サービスはCloudBurstをサポートし、お客様がWAS仮想プロビジョニングを、プライベート・テスト・クラウド環境に適用することを支援します。
- CloudBurstを含むWebSphere用のRational Build Forge with Rational Automation Frameworkは、WASの設定やアプリケーションの展開における、現場で認証された300以上の自動化タスクを提供します。そしてそれらに展開したWebSphere環境やソリューションを管理する際の、マニュアル作業や複雑なタスクを削減します。
- BPM BlueWorksは、クラウド基盤の、戦略とビジネス・プロセスのためのツールセットです。BPM BlueWorksは企業ユーザーに、業界で実績のあるビジネス・プロセス管理技術に基づいて、業務戦略の組織への導入を保障します。
本日の発表は、IBMのSOAに対するコミットと投資を強化するものです。8,000以上のお客様と7,400以上のビジネス・パートナーを持ち、IBMはSOA市場をリードし続けます。事実、業界アナリスト企業であるWintergreen社は最近、IBMが昨年から6%シェアを増やし、世界のSOA市場の70%を占めていることを発表しました。
IMPACT 2009は、バンクオブアメリカ、Con Edison、シェル石油、Allstate Insurance、ロッキード・マーティンなどを含む、300以上のお客様からの賞賛を受け、SOAに関する教育フォーラムへの増大する需要に対応した、世界最大のカンファレンスとなっています。
本日発表された全ての新製品やサービスに関する詳細情報や、お客様やビジネス・パートナーがSOAを活用してよりスマートで迅速な意思決定を行うことに対し、IBMがどのような支援を行っているかについては、こちらをご覧ください。
http://www.ibm.com/press/impact2009(US)
当報道資料は2009年5月4日(現地時間)にIBM Corporationが発表したものの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/27408.wss
IBM、CICS、Lotus、Rational、Sametime、System z、WebSphere、z/OSは、International
Business Machines Corporationの米国ならびにその他の国における商標。
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