2009年10月7日
IBM、新ストレージ・クラウド・ソリューションを、企業向けに発表
最高のパフォーマンス、拡張性、プライベート・クラウド・モデルの
標準サポート全てを提供
【米国マサチューセッツ州ボストン 2009年10月6日(現地時間)発】
インフォーメーション・インフラストラクチャーのアナリスト・サミットにおいてIBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:サミュエル・J・パルミサーノ、NYSE:IBM)は、IBM Smart Business Storageソリューション、IBM Information Archive、新しいコンサルティング・サービスをもって、新たにストレージ・クラウド分野へ進出することを発表しました。
従来のストレージ・クラウド・ソリューションは、魅力的な価格設定により、多くのお客様から注目されてきました。しかしこうしたシステムの多くは、データ・コピーなどの補助的または部分的な保存用であり、また、データに頻繁アクセスする必要がなく、大規模にデータ量が膨らむ事のないような開発テスト環境用など、‘サンドボックス’としての使用に限られてきました。
IBM Smart Business Storage Cloudは、競合他社が提供できるクラスター・モデルをはるかに上回る性能を持つ、低価格のコンポーネントを使用しています。業界最先端テクノロジーを駆使するIBMのGeneral
Parallel File Systemは、XIV®やBladeCenter®のような最先端のストレージおよびサーバー技術を統合して、パフォーマンスや拡張性を何十億ものファイルを管理する数ペタバイトの容量に対してパフォーマンスと拡張性を与え、すべてをグローバルに統一された指定可能なネーム・スペースの下に配置します。このソリューションはとても安全で、お客様の既存のセキュリティーや認証インフラストラクチャーで使用できるように設計されています。またIBMは導入サポートと密接に連携した、お客様のクラウド環境管理を継続して支援するオプション・サービスなども提供します。
多くのお客様は、クラウド・ソリューションのベンダー・ロックイン、特にクラウドへの移行が高額になる可能性のあるデータ・ストレージにおけるベンダー・ロックインに対して、懸念を抱いています。IBMはこうした懸念をとても重要視し、ストレージ・クラウドからデータを入出することが、ファイル・コピーの単純作業と同じくらい簡単にできるよう、標準ファイル・アクセス・プロトコルの完全サポートを提供します。
タイ国最先端のエンターテイメント配給会社の一つ、カンタナ・アニメーション・スタジオは、アニメーション作成作業は、データ・ストレージ基盤に、とても大きな負荷をかけていることを認識しています。カンタナ・アニメーション・スタジオのマネージング・ディレクターであるアウチャラ・キジュカンジャナ(Auchara
Kijkanjanas)氏は、次のように語っています。「カンタナ・アニメーション・スタジオは、
IBMのストレージ・サービスからとても大きな恩恵を得ています。私たちのアニメーションは現在、より迅速・簡単に、チーム・プロジェクトへのアクセスを得ることができます。私たちはまた、大幅に削減された運用コスト、業務の柔軟性や生産性の向上など、この競争の激しい成長産業において、とても重要な成果を上げています。」
IBM Smart Business Storage Cloudは、最初のクラウド基盤ストレージとアナリティクスのソリューションです。お客様サイトや戦略的アウトソーシング機能の一部として導入することができます。柔軟な消費モデルや、エンド・ユーザーの技術を活かすセルフ・サービス型ユーザー・インターフェイスなどを備えた、ビジネス仕様ストレージ向けパブリック・クラウドなど、IBMのポートフォリオにおけるこの分野を強化し続けます。
情報保管のための単体の統一プラットフォームを必要としているお客様向けに、IBMはIBM
Information Archiveという新しいSmart Business Systemを発表します。IBMリサーチの大きな貢献により、IBM
Information Archiveは、アーカイブ・データを含む全ての情報に、保存されている場所に関らずシームレスにアクセスすることができるという、クラウド・コンピューティングの重要な機能の一つを実現しています。ハードウェアとソフトウェアが統合されたこのソリューションは、情報を完全保管するという、企業の業務上や法務上、規則上におけるニーズに対処することを支援します。また企業はディスクやテープなど、さまざまなストレージ階層を活用し、使用頻度の低い情報をコスト効果の高いシステムへと自動的に移行させるといったポリシー・ベースで情報を管理できます。カスタマイズ可能な"コレクション・ベース"アプローチを活用することで、プライベート・クラウド・コンピューティング環境の中でテープ・メディアに保存されていても、アーカイブ・データにアクセスすることが可能です。多くのデータがアーカイブ・フォーマットで保存されている環境において、こうした機能はとても重要です。
IBM Global Business Servicesは、新しい3つのコンサルティング・オファリング(new consulting offerings)を発表し、既存のビジネス・ITコンサルティングのポートフォーリオに加えます。これらの新しいオファリングは、お客様のニーズに柔軟に対応するために、短期的なROIを確保できるよう価格設定され、提供されます。これらの新しいオファリングによりエンド・トゥー・エンドのクラウド・ビジネスを基盤としたIT戦略の策定を支援したり、お客様のビジネスにとって最適なクラウド・モデルを選択できるよう支援できます。
- IBMクラウド・アドプション向けコンサルティング・サービス(IBM Strategy and
Change Services for Cloud Adoption)
IBMのコンサルタントは、プロセス、技術、組織体系、ガバナンスを分析し、優先的なビジネス分野を迅速に特定することによって、クラウドをどのように利用すべきかについて企業を支援します。また、クラウドのパイロット環境へと導くためのロードマップを作成するために、新たなクラウドをベースとした現実的なモデルを検証します。 - IBMクラウド・プロバイダー向けコンサルティング・サービス(IBM Strategy and
Change Services for Cloud Providers)
クラウド・サービスを提供するクラウド・プロバイダー市場への参入をお考えの企業のために、クラウドを単なるITデリバリーの方法ではなく、新たなオペレーティング・モデルとして捉え、ビジネス・モデルの発展につながる綿密なロードマップを定義していくことを支援します。 - IBM クラウド・テスト環境構築サービス(IBM Testing Services for Cloud)
クラウド・アプリケーションのテスト環境の構築に伴う、コスト、スケジュール、品質向上などを数量化し、ビジネス・ケースの作成を支援します。このサービスは、オンデマンドでテスト・サーバーをプロヴィジョニングしたり、テストのセットアップやセットダウン、故障などにかかるコストを削減しながら、全体的なサイクル時間を短縮することによって、資本経費の削減を支援します。
今年6月、IBMはエンタープライズ・クラウド・コンピューティング市場を獲得するために、お客様がコスト高騰や業務の複雑性に対処することを支援する、クロス・カンパニー戦略を発表しました。2009年10月1日にベータ版が発表されたSmart Business Develop and Test on the IBM Cloud(US)など、多くの製品やサービスがその後、IBMポートフォリオから市場に送り出されました。
IBMは他のどのベンダーよりも、多くのクラウド製品やデリバリー・オプションをお客様に提供していきます。大きなギャップに対処し、高い安全性や信頼性、ガバナンス、長期にわたる低コスト稼働への対処など、企業向けのサービス・レベルを実現するために、クラウド・モデルの強み(僅かな資源消費での、柔軟で低コストの優れた拡張性)を活かします。
IBMのクラウド・コンピューティングの取り組みについての詳細は、こちらのサイトをご覧ください。
http://www.ibm.com/cloud(US)
当報道資料は2009年10月6日(現地時間)にIBM Corporationが発表したものの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/28557.wss
IBM、IBM ロゴ、ibm.com、およびBladeCenter、XIVは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。
