2009年11月4日
福岡地区水道企業団
日本水工設計株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社
福岡地区水道企業団による水道施設のアセットマネジメント
〜所有する全資産の管理にIBMのMaximoを採用〜
福岡地区水道企業団(所在地:福岡県福岡市、企業長:柴原斉)は、資産状況の的確な把握と設備管理の強化を行うべく、日本水工設計株式会社(本社:東京都中央区、社長:堂々功、以下水工設計)ならびに日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、社長:橋本孝之、NYSE:IBM、以下日本IBM)の協力のもと、牛頸浄水場・ポンプ場・水質センター・海の中道奈多海水淡水化センター及び関連施設の機械・電気設備、土木・建築設備ならびに管路施設等を対象に、「アセットマネジメント(資産管理)基本計画」を策定しました。現在は、同基本計画にもとづいて、「アセットマネジメントシステム」の構築を開始しており、2010年4月の稼動を目指しています。
「アセットマネジメントシステム」では、以下の効果を見込んでいます。
1. 効率的かつ安定的な水道施設の管理運営
- 水道施設を健全な状態に保ち、それに伴う維持管理・更新費用の適正化を実現
(ライフサイクルコストの最適化) - アセットマネジメント手法による収支均斉のとれた長期事業見通しの策定
2. 継続的な取組みによる健全経営への貢献
- 修理時の計測データ等を用いた劣化予測、修繕・更新サイクルの予測手法の構築
- データ収集の継続と蓄積により、劣化予測、サイクル予測の精度を継続的に向上
- これらにともなう長期事業見通しの精度向上により事業健全化に貢献
3. 更新需要の縮減
- 今後40年の維持管理・更新計画によれば、これまでの福岡地区水道企業団による取組みにおいて、すでに、更新需要(改築更新費・修理費の見通し)は、標準耐用年数での更新した場合と比較して、1,256億円の縮減が図られている。今後は、アセットマネジメントを実践することにより、そのさらなる縮減を目指していく。
福岡地区水道企業団は、今後も継続して、アセットマネジメント手法を利用した資産管理を実践することにより、福岡都市圏への安全な水の供給を引き続き行っていきます。
本プロジェクトでは、企業内のあらゆる資産や設備をWebベースで管理し保全作業管理を効率化するIBMのソフトウェア製品「Maximo®
Asset Management」製品群が採用されました。またその導入は、日本IBMグループの株式会社エクサ(本社:神奈川県川崎市、社長:大水一彌)が行いました。「Maximo
Asset Management」は、あらゆる資産や設備における、計画から運用、メンテナンス、廃棄までのプロセスを可視化し、お客様の現場業務から中間管理層・経営層への情報のシームレスな伝達を支援します。
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