2009年11月10日
第23回「日本IBM科学賞」受賞者発表
- 次世代の日本のイノベーションを支える4名の若手研究者が受賞 -
日本IBM(社長:橋本孝之、NYSE:IBM)は、第23回「日本IBM科学賞」の選考を終え、4件4名の受賞者を決定しました。
日本IBM科学賞は、日本における科学分野の学術研究の振興と若手研究者の育成に寄与することを目的に、当社社会貢献活動の一環として1987年に創設され、本年で23回目を迎えました。対象は、国内の大学ならびに公的研究機関に所属する45歳以下の研究者(国籍不問)で、物理、化学、コンピューター・サイエンス(バイオインフォマティクスを含む)、エレクトロニクス(バイオエレクトロニクスを含む)の4分野における基礎研究で優れた研究活動を行っている方々です。受賞者には賞金300万円と賞状および記念メダルが贈呈されます。
本年は江崎玲於奈氏(1973年ノーベル物理学賞受賞・横浜薬科大学 学長・財団法人茨城県科学技術振興財団理事長)を委員長とする
7名の審査委員による公正かつ厳正な選考と審査会を経て、下記4件4名の授賞を決定しました。これにより第1回からの受賞者は計138名となりました。
今回の受賞者とその研究業績は次の通りです。
※ 敬称略。所属先・役職・年齢は応募時(2009年8月17日)現在。
<物理分野>
「交換モンテカルロ法の創出と展開」
福島 孝治(ふくしま こうじ)40歳
東京大学大学院総合文化研究科 准教授
<化学分野>
「磁気化学を基盤とした新奇な磁性体の創出」
大越 慎一(おおこし しんいち)43歳
東京大学大学院理学系研究科化学専攻 教授
<コンピューター・サイエンス分野>
「大容量生命情報解析に根ざしたシステム生物学の開拓」
上田 泰己(うえだ ひろき)33歳
独立行政法人理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター
システムバイオロジー研究プロジェクト プロジェクトリーダー
<エレクトロニクス分野>
「有機トランジスタ技術の開拓と柔軟なエレクトロニクス機能素子・回路への展開」
染谷 隆夫(そめや たかお)40歳
東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻 教授
日本が世界をリードする付加価値の高い製品やサービスを提供しつづけるためにも、基礎科学分野の重要性が高まっています。当社では今後も当賞を通じ、日本の科学振興と優れた人材の育成に貢献していきます。
なお、第23回「日本IBM科学賞」の授賞式は、11月27日(金)13時30分から日本アイ・ビー・エム株式会社箱崎本社(東京都中央区)で開催され、受賞者本人による研究内容の発表も行われます。
日本IBM科学賞ホームページ
http://www.ibm.com/jp/company/society/science/index.html
日本IBM科学賞の審査委員会のメンバーは次の通りです。(敬称略)
委員長
江崎 玲於奈 横浜薬科大学 学長、財団法人 茨城県科学技術振興財団 理事長
(1973年ノーベル物理学賞受賞)
委員 (50音順)
安藤 恒也 東京工業大学 教授
小柳 義夫 工学院大学 情報学部長・教授
榊 裕之 豊田工業大学 副学長
白川 英樹 筑波大学 名誉教授 (2000年ノーベル化学賞受賞)
野依 良治 独立行政法人理化学研究所 理事長 (2001年ノーベル化学賞受賞)
森本 典繁 日本アイ・ビー・エム株式会社 理事 東京基礎研究所 所長
添付資料:受賞者略歴と贈賞の理由(所属先・役職は2008年8月17日現在)
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