プレスリリース

第25回「日本IBM科学賞」受賞者発表

2011年11月11日

第25回「日本IBM科学賞」受賞者発表
- 次世代の日本のイノベーションを支える5名の若手研究者が受賞 -

日本IBM(社長:橋本孝之、NYSE:IBM)は、第25回「日本IBM科学賞」の選考を終え、4分野5名の受賞者を決定しました。

日本IBM科学賞は、日本における科学分野の学術研究の振興と若手研究者の育成に寄与することを目的に、当社社会貢献活動の一環として1987年に創設され、本年で25回目を迎えました。対象は、国内の大学ならびに公的研究機関に所属する45歳以下の研究者(国籍不問)で、物理、化学、コンピューター・サイエンス(バイオインフォマティクスを含む)、エレクトロニクス(バイオエレクトロニクスを含む)の4分野における基礎研究で優れた研究活動を行っている方々です。受賞者には1分野賞金300万円と賞状および記念メダルが贈呈されます。

本年は江崎玲於奈氏(1973年ノーベル物理学賞受賞・横浜薬科大学 学長・財団法人茨城県科学技術振興財団理事長)を委員長とする 7名の審査委員による公正かつ厳正な選考と審査会を経て、下記4分野5名の授賞を決定しました。これにより第1回からの受賞者は計147名となりました。

今回の受賞者とその研究業績は次の通りです。
※敬称略。所属先・役職・年齢は応募時(2011年7月29日)現在。

<物理分野>

 齊藤 英治(さいとう えいじ)39歳
 東北大学 金属材料研究所 教授

 村上 修一(むらかみ しゅういち)41歳
 東京工業大学 大学院理工学研究科 准教授

 「スピンホール効果/逆スピンホール効果の先駆的な研究とスピン流物理の展開」


<化学分野>
 
 大井 貴史(おおい たかし)45歳
 名古屋大学 大学院工学研究科 教授

 「有機イオン対精密触媒による不斉合成法の研究」


<コンピューター・サイエンス分野>

 住井 英二郎(すみい えいじろう)35歳
 東北大学 大学院情報科学研究科 准教授

 「環境双模倣によるプログラム等価性証明手法」


<エレクトロニクス分野>

 河野 行雄(かわの ゆきお)37歳
 東京工業大学 大学院理工学研究科 准教授
 
 「ナノ構造を用いたテラヘルツ領域での電磁波検出と撮像法の開拓」


日本が世界をリードする付加価値の高い製品やサービスを提供しつづけるためにも、基礎科学分野の重要性が高まっています。当社では今後も当賞を通じ、日本の科学振興と優れた人材の育成に貢献していきます。

なお、第25回「日本IBM科学賞」の記念授賞式は、12月1日(木曜日)13時30分から学士会館(東京都千代田区神田錦町3-28)で開催され、受賞者本人による研究内容の発表も行われます。

日本IBM科学賞の審査委員会のメンバーは次のとおりです。(敬称略)

委員長
   江崎 玲於奈  横浜薬科大学 学長、財団法人 茨城県科学技術振興財団 理事長
             (1973年ノーベル物理学賞受賞)
委員(50音順)
   安藤 恒也    東京工業大学 特命教授
   小柳 義夫    神戸大学 特命教授
   榊 裕之      豊田工業大学 学長
   白川 英樹    筑波大学 名誉教授(2000年ノーベル化学賞受賞)
   野依 良治    独立行政法人理化学研究所 理事長(2001年ノーベル化学賞受賞)
   森本 典繁    日本アイ・ビー・エム株式会社 理事 東京基礎研究所 所長

日本IBM科学賞の詳細については、下記リンクを参照ください。
http://www.ibm.com/ibm/jp/company/society/science/

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