2012年1月6日
Green Hatを買収
クラウド環境でのソフトウェア・テストを実現し、コスト削減や品質向上を支援
[米国ニューヨーク州アーモンク2012年1月4日(現地時間)発]
IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、CEO:バージニア・M・ロメッティ、NYSE:IBM)は本日、Green Hatを買収することで最終合意に達したと発表しました。Green
Hatはクラウド環境およびその他の環境におけるソフトウェア品質およびテスト・ソリューションの大手プロバイダーです。金銭的な条件については公表されていません。
1996年に設立されたGreen Hatは、英国ロンドンと米国デラウェア州ウィルミントンに本拠地を置いています。Green Hatは、クラウド・コンピューティング・テクノロジーを活用して納入前にソフトウェア・アプリケーションのテストを実施し、開発者がソフトウェア・アプリケーションの品質向上を実現できるように支援しています。従来、ソフトウェア・プログラムのシミュレーション・テストを実施するためには、ハードウェアとソフトウェアから構成される物理的なテスト環境を構築する必要がありました。この作業は多大な時間と労力を必要としますが、スマートフォンやタブレット端末市場の急速な拡大により、一層の開発期間短縮が求められています。Green
Hatのソリューションを導入することで、従来数週間を要した仮想テスト環境を数分で構築し、またコストも大幅に削減できるようになります。
最新の業界調査によると、ソフトウェアのテストは総開発コストの50%以上を占め、またテスト・チームは30%以上もの時間を複雑なテスト環境の管理に費やしているということです*1。Green
Hatのソリューションを活用すれば、ハードウェアやソフトウェア・サービスの制約を受けずに、構築した仮想環境で幅広いIT基盤のシミュレーションを実施できるようになります。開発者や品質管理担当者は、継続的なテスト環境の構築によって、ソフトウェア開発のライフサイクルを通して、より早期かつ頻繁にソフトウェアのテストを実施できるようになります。
買収の完了をもって、Green HatはIBMのRational Software事業部に統合されます。IBM® Rational Collaborative Lifecycle Managementソリューションと組み合わせることで、開発者やテスト担当者は、かつてないほどの効率性、効果、コラボレーションを実現し、高品質のソフトウェアを開発できるようになります。IBMとGreen
Hatが力を合わせることで、仮想プロトコルの作成、メッセージ・フォーマット、サービス、カスタマイゼーション、サードパーティー・ソフトウェアとの統合など、継続的なアプリケーション統合を最大限に実現できるようになります。また、開発チームは開発のやり直しなどの事態を回避し、コストのかかる開発遅延を飛躍的に低減することができ、より良いビジネス・アジリティを実現しつつ、ソフトウェア・アプリケーションの開発期間を短縮できるようになります。
IBM Rationalのゼネラル・マネージャーであるクリストフ・クロックナー(Kristof Kloeckner)は次のように述べています。「ソフトウェアの開発コスト、テスト・サイクル時間およびリスクなどの管理手法を改善することでビジネス・アジリティとソフトウェア品質を高めるIBMの高度なソリューションがGreen
Hatの買収によって拡充されます。Green Hatと協力し、短期間でのソフトウェア開発やテストを実現するために、クラウドなどの柔軟な選択肢に対応した、今日の業界で最も充実したソリューションをお客様に提供していきます。Green
Hatのアプリケーション仮想化技術は、お客様のビジネスにとって重要なソフトウェアを短期間で開発できるように支援していきます。」
Green Hatの最高経営責任者であるピーター・コール(Peter Cole)氏は次のように語っています。「私たちは革新的なテストおよび品質向上通じて、お客様のソフトウェア開発プロセスの改革に注力してきました。Green
Hatのアプリケーション仮想化技術と継続的な統合テストの専門的知識を、複雑なテスト環境をより効率的に管理したいと強く願っているIBMのお客様に提供できることを嬉しく思っています。」
Green Hatのソフトウェア・テスト・ソリューションは、IBMグローバル・ビジネス・サービスのアプリケーション・マネージメント・サービス(AMS)でのテスティング・ソリューションとしても提供されます。IBM
AMSはアプリケーションの仮想化を実現するための戦略、設計、実装、テストおよび管理サービスを提供し、お客様が短期間で結果を実感できるように支援しています。
Green Hatは自動テスト技術の業界大手であり、フォーブス・グローバル2000の企業を含む世界中のお客様を抱えています。Green Hatは、クラウド、ウェブ・サービス、メッセージング、SOA(Service
Oriented Architecture)、ESB(Enterprise Service Bus)、BPM(Business Process
Management)、CEP(Complex Event Processing)、SAP、およびその他の分散テクノロジーに依存する複雑なシステム上でのテスト自動化を容易にするソリューションを提供しています。Green
Hatのお客様は金融、通信、医療、交通およびエネルギーなど多岐に渡ります。
Green Hatの詳細についてはこちらをご覧ください。
http://www.greenhat.com
IBMソフトウェアの詳細についてはこちらをご覧ください。
http://www.ibm.com/software/rational
*1米国国立標準技術研究所(National Institute of Standards and Technology)の調査による
http://www.nist.gov/director/planning/upload/report02-3.pdf(PDF、1.36MB)
当報道資料は2012年1月4日(現地時間)に、IBM Corporationが発表したものの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/36431.wss
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