IBM、SoftLayerの買収を完了

2013年7月9日

IBM、SoftLayerの買収を完了

[米国ニューヨーク州アーモンク 2013年7月8日(現地時間)発]

IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長、社長兼CEO:バージニア・M・ロメッティ、NYSE:IBM)は本日、クラウド・コンピューティングのインフラを提供する株式非公開企業SoftLayer Technologies, Inc.(本社:米国テキサス州ダラス)の買収が完了したと発表しました。IBMは6月4日に、SoftLayerの買収について最終合意に達したと発表しています。金銭的な条件は公表されていません。

SoftLayerは、新設されるIBMのクラウド・サービス部門に加わり、SoftLayerとIBM SmartCloudがグローバルなプラットフォームに統合されます。新部門はゼネラル・マネージャーのジェームズ・コンフォート(James Comfort)が統括し、IBMおよびSoftLayerのお客様、ISV、チャネル・パートナー、テクノロジー・パートナー各社に幅広い選択肢を提供します。

「クラウド・コンピューティングは企業や政府機関に根底からの変革をもたらします。IBMのポートフォリオにSoftLayerが加わったことで、お客様は、これまでの状況を一変させるクラウド・サービスを容易かつ迅速に導入できるようになります。」と、ジェームズ・コンフォートは述べています。

SoftLayerの獲得によりIBMは、プライベート・クラウドのセキュリティ、プライバシー、信頼性とパブリック・クラウドの経済性やスピードの融合を、業界で初めて実現します。SoftLayerが提供する画期的な機能は、Web企業、政府機関、フォーチュン500社企業にとってクラウド導入のきっかけとなるでしょう。

IBMは2007年以降、クラウドへの取り組みを加速するため10数件にのぼる戦略的企業買収を進めてきましたが、SoftLayerの買収もその一つです。IBMのクラウド関連収益は2012年に80%成長しました。すでに世界有数のクラウド・プロバイダーであるIBMは、2015年末までにクラウド関連収益が年間70億ドルに達すると見込んでいます。IBMは、100以上のSaaSソリューションを通じて、マーケティング、購買、電子商取引、顧客サービス、人事、都市管理などのプロフェッショナルがよりよい意思決定を行い、顧客サービスを改善できるよう支援します。またIBMはオープン・クラウド標準の推進に取り組んでいます。

SoftLayer 製品情報

Flow CorporationがIBM SmartCloudとSoftLayerを使い、モバイル端末向けにデータのストリーミングを開始

また本日、IBMはFlow, Inc.がIBM SmartCloudおよびSoftLayerのテクノロジー・プラットフォームを利用して、リアルタイム・データ分析のストリーミングを開始すると発表しました。

Flowはニューヨーク市に本社を置いてフォーチュン500社企業とのパートナーシップの実績があり、リアルタイム情報の処理、公開、消費のあり方を変革する企業です。モバイル端末からのアクセスや閲覧に対応したあらゆるタイプのデータストリーミングを手掛けています。

IBMは今後、Flowと高性能のSoftLayerテクノロジーおよびIBM SmartCloudをベースとする統合ソリューションをお客様に提供していきます。統合されたリアルタイム・データのストリーミングにより、企業データと連動したモバイル端末からデータの送受信ができるようになり、ソーシャル・ビジネスに不可欠なコラボレーションが可能になります。

FlowとSoftLayerの高性能ソフトウェアの組み合わせにより、IBMのお客様はリアルタイムのデータを無数の企業アプリケーション、アナリティクス、モバイル・サービスにインテリジェントに接続、処理、ルーティングできるようになります。つまり、リアルタイムの情報ダッシュボードとモバイル・アプリが、IT部門のサポートなしに数分で導入できるのです。

Flowはクラウドのレイテンシー(速度とパフォーマンスの基準)を理由として、このたび別のパブリック・クラウド・プロバイダーからIBMに乗り換えました。SoftLayerのクラウド・ホスティング環境により、データのリアルタイム・ストリーミング処理の性能と柔軟性を直ちに向上させることができました。

FlowのCEO、エリック・オルターマン(Eric Alterman)氏は次のように述べています。「IBMによるSoftLayerの買収手続きが完了したことを喜ばしく思います。SoftLayerは、当社の価値提案の中核にあるリアルタイム・パフォーマンスを即座に著しく改善してくれました。IBMのSmartCloudと併用すれば、さらにストリーミングするデータへのアナリティクスを改善できます。」

Flowは、セールス・リード、セールス・イネーブルメント、顧客インタラクション、製品トレーニング、マーケティング・データ、人事情報などの構造化および非構造化ビジネスデータをストリーミングしています。情報をいっそうアクセスしやすく、利用しやすい形にすることで、Flowの従業員、顧客、パートナーは必要な時に必要な情報を的確に入手できるようになります。

IBMクラウド・サービス部門のCTO(最高技術責任者)であるマック・ディバイン(Mac Devine)は次のように述べています。「IBMとFlowは、クラウド実装に際しては常に幅広いリアルタイム機能を提供することが重要であるという信念を共有しています。」

IBMクラウド・コンピューティングについて

IBMは何千社ものお客様企業によるクラウド・モデルの導入を支援し、毎日何百万ものクラウド・トランザクションを管理しています。IBMは銀行、通信、医療、政府などの幅広い業界の機関が独自のクラウド環境を構築、あるいはIBMのクラウドを活用したビジネス・サービスやインフラストラクチャー・サービスを導入できるように支援しています。IBMはさまざまなクラウド・テクノロジーや豊富な処理知識を結集し、幅広いクラウド・ソリューション・ポートフォリオや世界的なクラウド・センター・ネットワークを通じて、ユニークなクラウド・ソリューションを提供しています。IBMのクラウド・ソリューションに関する詳細についてはこちらをご覧ください。

http://www.ibm.com/ibm/jp/cloud/?lnk=msoCS-clou-jpja(日本)
http://www.ibm.com/smartcloud(US)

Flow Corporationについて

Flow Corporationはニューヨーク市に本社を置き、開発ツールやAPI(REST、XMPP、Websockets)のほか、企業の従業員向けダッシュボードやカスタムのモバイル・アプリなどの先進的な情報ストリーミング機能を提供しています。インメモリ処理やリアルタイムの情報ルーティングなどの難解なテクノロジーが初めて簡素化され、マルチテナント・クラウド・アーキテクチャーに導入できるようになりました。Flowの情報ダッシュボードと双方向性モバイル・アプリは、テクノロジーに不慣れなエンドユーザーでも、端末の種類を問わずITサポートなしに数分で導入できます。Flowはガートナーの「2013 Cool Vendor」に選ばれました。


当報道資料は、2013年6月8日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLをご参照ください。
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/41430.wss (US)

*和文の際の表記は「IBM SmarterCloud」となります。

IBM、IBM ロゴ、ibm.comは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、 http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。

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