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お客様事例紹介
日本トラスティ情報システム株式会社様
受託資産管理システム(FMシステム)の企画・開発・保守・運用を手がける日本トラスティ情報システム株式会社(本社:東京都府中市、社長:窪田香苗 以下JTIS)は、顧客に対してこれまで資産運用の各種レポートを紙媒体(ホスト出力帳票)で提供していましたが、電子帳票ソリューションWPM(Workstation PrintManager、以下WPM)Web版で帳票を電子化、CD-ROMによる電子媒体での提供も実現しました。
お客様ニーズ
ソリューション
構築時の考慮点
新システムの評価
今後の展開
お客様情報
お客様ニーズ
帳票の保管スペース、管理ワークロードの削減
JTISは住友信託銀行、りそな信託銀行、三井アセット信託銀行などの受託資産の管理委託を一元的に実施している日本トラスティ・サービス信託銀行のFMシステムのサービスを提供しており、管理資産としては110兆円と日本最大級の規模を有しています。そのため、各種運用レポートの提供先は7000にも達し、さらにレポートの種類も140帳票もあるため、決算期には最大出力枚数は45万枚に達する膨大な量を処理する必要がありました。
既にJTISではレポート提供先の利便性を考え、各種運用レポートは2次加工可能なExcelシート形式によるWeb経由での提供は実施済みでしたが、法定帳簿として長期保存が必要な帳票に関しても機密保持や改竄防止機能など抜本的な対応策に着手する必要がありました。
紙による大量のレポートの提供はJTIS/顧客双方に以下の点で負担のかかる状況となっていました。
JTIS:印刷後の帳票仕分け作業、配送コスト、帳票保管スペースおよび管理ワークロード
顧客:帳票保管スペースおよび管理ワークロード、帳票検索時のワークロード
これらの問題を解決するためのシステム開発を短期間・低コストで実現したいというのが今回のシステム開発における要望でした。
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ソリューション
帳票のCD-ROMによる配布。25,000種類もの帳票出力に対応
JTISの帳票は、レポート提出先・レポートの種類だけではなく、顧客によって異なる帳票出力のタイミング(月次、期次)も加味され、配布パターンとしては約25,000種類にものぼります。JTISでは、現在、ホスト環境でACRISを使用して帳票配布の合理化を進めており、今回CD-ROMの作成にあたってはACRISと連携して処理が可能な電子帳票ソリューションWPM Web版を採用しました。
これにより、帳票のCD-ROM化を実現する期間とコストを大幅に削減することが可能となり、要件定義:3ヶ月、システム構築/試行運用:3ヶ月の実質半年で新システムをサービスインすることができました。
また、これまでホストからの帳票出力では「ファンド単位に各種帳票を並べ替え」していたが、要望の多かった「帳票種類単位での各ファンドの帳票の並べ替え」もCD-ROMライター側でユーザーアプリケーションを開発することにより実現することが可能となりました。
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構築時の考慮点
操作性を考え最適なディレクトリ構成を実現
このシステムを構築する上で最も苦労した点は、CD-ROMへの帳票ファイルの格納順序(ディレクトリ構成)の設計です。操作性やエンドユーザーの使い勝手を考え、最適なディレクトリ構成を実現するために必要なユーザーアプリケーションを開発しました。その後数度のプロトタイプ作成と評価を繰り返しながら改善したうえでサービスインしました。
また、セキュリティー面も考慮し、パスワード機能の強化や、CD-ROM梱包/配送時のミスを防止する管理ID付与機能なども新規に開発しました。
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新システムの評価
構築時に狙っていた要件はほぼ実現することができ、顧客からのクレームもなく評価は上々です。保管・管理ワークロードとスペースの大幅な削減はもとより、帳票検索時の操作性も格段に向上しました。
また、結構込み入った帳票が多いので、PCの画面で見る際の拡大や縮小表示、分割機能なども好評です。
セキュリティー面も紙とは違い、パスワードが無いと見ることが出来ないため、万が一の梱包/配送ミスの際にも安全です。 プロジェクトを本格的にスタートしたのが4月。機器を揃えて試作版を作り、7月から8月にかけてテスト。その後8月には仮移行、9月中旬には本リリースという具合に、実質半年という非常に早いスピードで新システムが実現しました。
システム企画部部長
益田美貴様
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今後の展開
現在CD-ROMによるレポート提供先は約200社ですが、今後は対象先を増やしていきたいと考えています。しかし、お客様によっては紙の方がよいという方がいらっしゃるのも事実で、全てのお客様がCD-ROM帳票を望まれている訳ではありません。
また、お客様によっては社内のPC上で稼動するソフトウェアを厳しく管理していらっしゃるところもあるため、今回はCD-ROMの閲覧にあたってはお客様側のPCにソフトウェアを導入する必要が無いようにビューアーをCD-ROMに同梱しCD-ROMからの起動を可能にすることにしましたが、逆に普及しているInternet ExplorerやAdobe Readerだけで閲覧できないかといったご要望もいただいています。今後の展開における考慮点と考えています。
業務企画部 上級推進役
森高敏様
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お客様情報
お客様名:
日本トラスティ情報システム株式会社様プロファイル
本社所在地:
東京都府中市日鋼町1-10
URL:
http://www.japantrusteeinfo.co.jp/
企業概要:
金融機関をはじめとする顧客に対し、自ら開発・保有する最先端かつ戦略的な総合資産管理システムインフラを提供。システムの開発・保守・運営およびコンサルティングのトータルサービスを通じて、顧客のニーズおよび社会変革に対応。
資本金:
3億円
従業員数:
124名
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