IBMが提唱するHRアウトソーシングの課題と将来像
- 外部サービスの活用による経営に貢献する人事機能と人材育成体系の整備 -
日本アイ・ビー・エム株式会社
BTO事業
パートナー
大池 一弥 Kazuya Ohike
[プロフィール]
製造業系技術研究所・情報出版社を経て、1999年、PwCコンサルティング入社。2001年、ヒューマンキャピタルマネジメント担当パートナー。人事戦略/人材開発/人事システム領域を中心とするコンサルティングに従事。PwCコンサルティングとIBMのグローバル統合を経て2006年より現職。
人事業務におけるBPO(Business Process Out-sourcing)というと、「給与計算を外出しする」というように、一部の定型業務を切り出すイメージが強いかもしれません。BPOは業務効率化を図るための有効な手法ですが、単なる定型業務の外部委託という考え方では、人事部は本来の目的を果たしているとはいえません。社内における人事の果たすべき役割をとらえ直し、その変革を実現するための一選択肢という位置付けで検討されるべきです。
また、人材育成の観点ではe-ラーニングの経済性や利便性はさまざまな形で喧伝されてきましたが、e-ラーニングを含む育成プログラムの質やそのパフォーマンスを高めるための仕組みづくりとその体系整備が大きな課題として受け止められるようになってきています。そこで、今回は人事業務のアウトソーシングや能力開発に関するアウトソーシング・モデルの概要を整理し、経営に貢献するための人事について解説します。
