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IBMプロフェッショナル論文

「PROVISION Spring 2007 No.53」 特集 ビジネス変革を実現するBTO のご紹介

業務分散型間接部門のシェアードサービスセンター化
- 大和アシスタントセンターの事例 -


日本アイ・ビー・エム株式会社
開発製造事業管理 総合計画
フィナンシャルアナリスト
西本 典生

[プロフィール]
1986年,日本IBMに入社.開発製造部門にてIBM社内のグローバル・プロジェクトに参画し,経理プロセスを中心としたビジネス・プロセスの構築と経理システムの開発を担当.IBCS(アイ・ビー・エム ビジネスコンサルティング サービス)にて業務改革コンサルティングを経験の後,現在は開発製造部門の計画策定を担当.
f08903@jp.ibm.com

日本アイ・ビー・エム株式会社
大和アシスタント・センター
課長
小室 祐美子

[プロフィール]
1983年日本アイ・ビー・エム株式会社にサイエンス・インスティチュート(現,東京基礎研究所)所長秘書として入社.1990年からクロスシステム・ソフトウェア,1993年から開発製造担当副社長の秘書業務を担当の後,2004年開発製造人事業務,2005年より現職.


  企業にとって,情報システム・人事・総務・経理などのノンコアの間接業務をシェアードサービスセンター(SSC)にして,サービスレベルの向上とコスト削減を図ることは,多くの企業で実践し成果を挙げている.アシスタント業務(秘書業務)は,間接業務の一つではあるが,支援先の部門に分散するため,業務集中によるコスト削減は難しく,従来のSSCのアプローチだけでは,効果を評価することが難しい.本稿では,アシスタント業務を担当とする大和アシスタントセンターの設立を通して,コスト視点だけでなく,お客様満足度をSSCの価値の視点として,業務分散型の間接部門の業務改革について検討したものである.

Key Words and Phrases:
シェアードサービス,SSC,秘書業務,アシスタント業務,業務改革

  1. はじめに

  2. アシスタント業務の主要課題
    2.1  YAC設立にともなう組織の長所と短所
    2.2  YACの主要課題
    2.3  組織設立の目的とねらいの共有

  3. 主要課題に対する改善策の検討
    3.1  プロフェッショナル意識の向上
    3.2  スキルの体系化と獲得のしくみづくり
    3.3  キャリアパスの設定
    3.4  公正な社員の評価
    3.5  コストの取り扱いと価値の訴求

  4. 改善策の実施と評価
    4.1  改善策の実施
    4.2  YACの総合評価

  5. おわりに