IBMの社内ソーシャル・ネットワーク環境
日本アイ・ビー・エム株式会社
大和ソフトウェア開発研究所
WPLCテクノロジー・プロジェクト担当
麻畑 哲郎
[プロフィール]
1995年日本IBM入社。「インターネット翻訳の王様」などの開発を経て、WebSphere Studio Page Designer開発のため米国・ラーレイの開発部門へ2年半出向。帰国後はRational Application Designerのポータル・ツール開発をリード。ソフトウェア事業担当役員補佐、大和ソフトウェア開発研究所ストラテジー部門を経て、2005年10月より現職。
IBMのイントラネット環境はここ数年Web 2.0化が進み、ソーシャル・ネットワーク機能を取り込んで目覚ましく改良されてきました。
BluePagesと呼ばれる社員情報の検索システムは会社の用意した静的な情報を表示するだけのツールから、社員本人による情報の追加や、フォークソノミーを活用したほかの社員からのタグ付け、Ajax(Asynchronous JavaScript + XML)を利用した使いやすいユーザー・インターフェースの提供などといった機能強化が行われ、社員間のソーシャル・ネットワーク構築を強力に支援するツールへと生まれ変わろうとしています。
次世代の社員情報検索ツールBluepages+1はTechnology Adoption Program(通称TAP)と呼ばれる仕組みを通じて、社員のフィードバックを集めながらWeb 2.0的な手法で開発が進められています。TAP上にはほかにも多数の革新的な社内プロジェクトが登録されており、日々改良が進められています。本稿ではIBMのイントラネットで実際に活用されているツールとTAPについて解説します。
