本文へジャンプ

IBMプロフェッショナル論文

「PROVISION Fall 2007 No.55」 特集 Web 2.0による企業イノベーション のご紹介

既存WebフレームワークへのAjaxの適用


日本アイ・ビー・エム・サービス株式会社
中部アプリケーション・サービス部
ITスペシャリスト
堀場 隆文

[プロフィール]
2001年日本アイビーエム中部ソリューション(現日本アイ・ビー・エム・サービス)に入社.Webシステムの開発に従事し,2003年以降,ITスペシャリストとしてWebシステムの設計・開発を行う.近年はStrutsやWACsなどのWebフレームワークを利用したWebシステムの構築や,それらの技術支援を担当している.
horiba@jp.ibm.com


  Web2.0を実現するクライアントサイドの技術の一つとしてAjax(Asynchronous JavaScript + XML)がある.本論文ではサーバサイドで動作する既存のWebフレームワークに対してAjaxを適用した場合の課題と解決案を検討する.日本IBMのWeb Application Components(WACs)をWebフレームワークの具体例として挙げ,Ajaxの特徴である非同期通信がどのように利用できるかを検討する.検討した結果として,セッション管理とシステムユーティリティの共用などの具体的な実現方法を提示する.

Key Words & Phrases:
WACs,Ajax,Webシステム,非同期通信,ユーザ・インターフェース

  1. はじめに

  2. Ajaxの技術要素と基本機能

  3. WACsのアーキテクチャと開発支援ツール
    3.1  WACs概要
    3.2  サーバサイドの軽量フレームワーク
    3.3  基盤系機能(システムユーティリティ)
    3.4  開発支援ツール

  4. WACsにAjaxを適用するための課題
    4.1  セッションの無効化
    4.2  システムユーティリティの共同利用

  5. 課題点の解決方法
    5.1  セッション無効化機能の改善
    5.2  システムユーティリティの共同利用

  6. おわりに