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IBMプロフェッショナル論文

「PROVISION Summer 2008 No.58」 特集 次世代エンタープライズ・データセンター のご紹介

ドキュメント技術に基づくシチュエーショナル・アプリケーション作成手法


日本アイ・ビー・エム株式会社
ソフトウェア開発研究所
WPLC 開発& サービス
アドバイザリー・ソフトウェア開発エンジニア
神山 淑朗
[プロフィール]
  1992 年,日本IBM 入社.Web オーサリング・ツール,機械翻訳システムの開発を担当.2003 年以降,リッチ・クライアント,シチュエーショナル・アプリケーション開発ツール,Webメール・クライアントなどの研究開発に従事している.

日本アイ・ビー・エム株式会社
ソフトウェア開発研究所
AIM/Rational® 開発& サービス
スタッフ・ソフトウェア開発エンジニア
嶋 幸太郎
[プロフィール]
  2003 年,日本IBM 入社.ホームページ・ビルダー® の開発などを経て,エンドユーザー向けのアプリケーション開発ツールの研究開発に従事.現在はRational ClearQuest® のWeb フロント・エンドの開発に携わっている.

日本アイ・ビー・エム株式会社
ソフトウェア開発研究所
IM 開発& サービス
スタッフ・ソフトウェア開発エンジニア
三浦 圭司
[プロフィール]
  2001 年,日本IBM 入社.ホームページ・ビルダー,Rational Application Developer の開発を担当.現在はエンタープライズ向け製品のWeb アプリケーションのユーザー・インターフェース開発に従事している.


  Web2.0 時代のアプリケーションは高度化しつつあるが,その一方で作り手はIT 技術のプロフェッショナルから利用者自身であるビジネス・ユーザーへという流れが加速しつつある.本論文では,こうした要求に応えるためのWeb アプリケーション作成手法を提案する.プログラミングではなくドキュメント技術を活用してアプリケーションを記述する手法により,欲しいときに欲しい機能を利用者自身の手で作る「シチュエーショナル・アプリケーション」の作成環境が実現可能であることを示す.また,その作成環境のインフラとなるブラウザー・ツール・プラットフォームの実装を通じて提案手法の有効性を確認する.

Key Words & Phrases:
Web 2.0,エンタープライズ2.0,SaaS,シチュエーショナル・アプリケーション

  1. はじめに

  2. ドキュメントによるアプリケーション記述
    2.1  サーバー・サイドWeb 技術の問題点
    2.2  アプリケーションとドキュメントの融合
    2.3  クライアント・サイド・レンダリング

  3. ブラウザー上でのオーサリング
    3.1  真のWYSIWYG の実現
    3.2  即時フィードバックの実現
    3.3  ライブ編集の手法

  4. マークアップによる動作記述
    4.1  コンポーネント間の連携
    4.2  コンポーネント間のデータ交換

  5. シチュエーショナル・アプリケーション作成環境の実現
    5.1  インスタント・デプロイメント
    5.2  RESTful な設計

  6. ブラウザー・ツール・プラットフォームの実装
    6.1  プラットフォームのアーキテクチャー
    6.2  ツールの構成

  7. おわりに