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IBMプロフェッショナル論文

「PROVISION Summer 2008 No.58」 特集 次世代エンタープライズ・データセンター のご紹介

組み込みデバイスのためのオートノミック・コンピューティング・アーキテクチャー


大和ソフトウェア開発研究所
ストラテジー
アドバイザリー・ソフトウェア開発エンジニア
秋山 一人
[プロフィール]
  1990年,日本IBM入社.AS/400® のエミュレーター開発を経て,1995年よりシステム管理,デバイス管理を行うミドルウェア製品の開発に従事.2006年よりソフトウェア開発研究所にてオートノミック・コンピューティング関連製品の開発およびソリューション技術支援を担当.現在はストラテジー部門に所属.
akiy@jp.ibm.com

大和ソフトウェア開発研究所
クロスブランド・サービス&開発
シニア・テクニカル・スタッフ・メンバー
鈴木 康裕
[プロフィール]
  1985年日本IBM入社.ソフトウェアおよびハードウェアの製品保証,ソフトウェアの開発,技術サポート,サービス提供に従事.2004年より,オートノミック・コンピューティング技術,オンデマンド・コンピューティング技術を推進し,現在はクロスブランド・イニシアチブを担当.情報処理学会会員.

大和ソフトウェア開発研究所
Tivoli 先進技術推進
ソフトウェア開発エンジニア
津村 直史
[プロフィール]
  2003年日本アイ・ビー・エム入社.東京基礎研究所にて,オートノミック・コンピューティング,ITサービス・マネジメントの研究に従事.2006年からTivoli先進技術推進にて,オートノミック・コンピューティング関連のソリューション開発やTivoli製品の品質検証を担当し,現在はシステム管理ソリューションの技術支援を担当.
dashi@jp.ibm.com

大和ソフトウェア開発研究所
Tivoli 第一開発 ソフトウェア開発エンジニア
西村 康孝
[プロフィール]
  2006年,日本IBM入社.以来,大和ソフトウェア開発研究所にてシステム管理製品のソリューション開発に従事.現在はTivoli第一開発にてサービス・マネジメント製品とアセット・マネジメント製品の品質検証を担当.
nishi2go@jp.ibm.com


  近年複雑化・高度化しITリソースとして扱われる情報家電などの組み込みデバイスでは,オートノミック・コンピューティング(AC)の適用により効率的な管理ができることが期待されている.本論文ではデバイス固有の適用条件を考慮して,デバイスに適用可能なAC アーキテクチャーを提案する.さらに実際のユース・ケースに基づいたプロトタイピングを行い,考案したアーキテクチャーを検証した.実デバイスを用いた検証の結果,デバイスの自律管理,遠隔管理が効果的に行えること,デバイスの実行環境に合わせた柔軟性の高い管理が行えることが実証できた.

Key Words & Phrases:
オートノミック・コンピューティング,デバイス管理,リソース管理,組み込みシステム,シンプトン

  1. はじめに

  2. 現状のAC アーキテクチャーの課題
    2.1  現状のAC アーキテクチャーの概要
    2.2  デバイスへの適用における課題
    2.3  AC アーキテクチャーの拡張

  3. 組み込みAC アーキテクチャーの検討
    3.1  Repository based Correlation Technology(RCT)
    3.2  階層化AM
    3.3  柔軟なMAPE ループの実装
    3.4  ハンズ・オフのシナリオ

  4. プロトタイピングによるアーキテクチャーの検証
    4.1  プロトタイプの概要
    4.2  検証内容
    4.3  考察

  5. おわりに