IBM PC DOS 2000 日本語版 機能概要
PC DOSは、パーソナル・コンピューターのオペレーティング・システムとしてばかりでなく、制御機器、デジタル計量器、スーパーマーケットのPOS端末などあらゆる分野で現在も活躍しています。そのような観点から西暦2000年問題は、PC DOSをご利用のお客様においても、無視できない状況となっています。西暦2000年に対応したパッケージをお届けすることで、お客様にとって安心してお使いいただけるPC DOSをご提供いたします。
PC DOS 2000 日本語版は、PC DOS J7.0/VおよびPC DOS 7をベースとして、西暦2000年対応を施し、かつヨーロッパで1999年からスタートする通貨統合「ユーロ通貨」の記号に対応しました。これによりお客様は、PC DOSを西暦2000年を越えてお使いいただくことができます。
- 西暦2000年に対応(*1)
- 2001年1月31日までのプログラム・サービスを提供
- ユーロ通貨(US)(
)表示のサポート(*2)
- 2000年非対応BIOSを使用したPC(*3)でも、西暦2000年を越えた最初のブート時に世紀バイト(年号4桁上2桁)をCMOSレベルで自動変更
- PC DOS J7.0/V、PC DOS 7と同等のユーティリティー
(*1)弊社の西暦2000年対応製品は、ある製品がその製品の説明書にしたがって使用された場合に、西暦2000年の前後にわたり日付データの処理、引き渡し、また受け取り(あるいはそれらすべて)を正しく行うことができます。ただし、その製品とともに使用されるすべての製品(例えば、ハードウェア、ソフトウェア、およびファームウェア)が正確な日付データをその製品と正しく交換できることが条件となります。
(*2)ユーロ通貨記号のサポートは、英語版および日本語版の英語モードで、コードページ850を指定した場合に利用できます。
(*3)この場合におけるBIOSが2000年非対応とは、「1999年から2000年に変わった時にCMOS上の世紀バイト(年号4桁上2桁)が更新されずに"19"のままになるもの」を示します。したがって、年バイト(年号4桁下2桁)を正しく更新しない場合、世紀バイトに"19","20"以外の数字を書き込む場合などを除きます。
PC DOS J7.0/Vとの互換性
PC DOS J7.0/VについてはFixPakを適用することで西暦2000年に対応することをすでに表明しています。
IBM PC DOS 2000 日本語版は、PC DOS J7.0/Vに西暦2000年対応のためのFixPakを当てたものと、ユーロ通貨記号のサポートを除いて同じものです。
IBM PC DOS 2000 日本語版は以下のPC DOS J7.0/Vの成熟した機能を踏襲しています。
PC DOS J7.0/Vは、英語版のPC DOS 7をベースに日本語サポートの機能をソフトウェアで実現しています。DOS/Vならではのパフォーマンス、軽快な環境を熟成させ、モービル・コンピューティングへの対応をはじめとする豊富な機能を搭載。さらに、バイリンガル・オペレーティング・システムとして、日本語および英語のどちらでも利用できます。
メモリー・サイズを削減し、軽やかに
メモリー・サイズを削減し、軽快な環境を実現しました。アプリケーションに多くのメモリー空間を割り当てることができ、日本語Microsoft Windowsバージョン3.1を使用する場合にも威力を発揮します。
オンライン・ヘルプで初心者も安心
「PC DOS J7.0/Vコマンド解説書およびメッセージ集」「REXX言語解説書」をオンライン化しました。DOSコマンドやREXXコマンド、あるいは エラー・メッセージのヘルプなどを、PC DOS Viewerを用いてオンラインで参照できます。また、PC DOS Viewerはフルスクリーンのユーティリティー。検索機能やハイパーリンク機能も備えています。
プログラミング言語、REXXを提供
多様な要求に対応し、かつ使いやすい構造化プログラミング言語であるREXXを提供。初心者でも簡単にプログラミングできます。また、経験を積んだユーザーに対しては強力な機能を提供します。
きわめて高い互換性を維持
日本語Microsoft Windowsバージョン3.1をはじめとして、ほぼすべてのPC DOSアプリケーションをそのまま稼働できます。
ディスク圧縮ツール、Stacker4.0
ディスク圧縮ツールとして定評あるStacker4.0を提供。前バージョンで採用したSuperStore/DSはもちろん、MS-D0SのDouble SpaceやDriveSpace、あるいは旧バージョンのStackerで圧縮したディスクをStacker4.0のフォーマットに変換できます。
モービル・コンピューティング機能を充実
2つのシステム間でファイルの同期を行うファイル更新ユーティリティーを装備。モービル・コンピューターでアップデートしたファイルを、デスクトップのコンピューターに確実にコピーしたい時などに威力を発揮します。さらにモービル・コンピューティングに対応して、新たな機能を追加・拡張。たとえば、ドッキング・ステーションの着脱を検出し、デバイス・ドライバーを動的にロードできます。
さらに機能を強化、Eエディター
使い勝手のよいEエディターを機能強化しました。メニュー選択などのマウスのサポート、ブラウズ(読み取り専用)モード、INIファイルによるカスタマイズなど、さまざまな機能を追加しています。
PC DOSの世界を広げる豊富なコマンド/ユーティリティー
- RAMBoost
- APM
- Setup
- Central Point Backup
- QCONFlG
- Phoenix PCMCIA
