部品表を中心とした 「一気通貫」の情報流通へ。
核になるのはS/390®とWeb技術。
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- 世界有数のATメーカーとして人にやさしいクルマづくりに貢献
- 競争力をさらに高めるために「ACTIVE21」プロジェクトを推進
- 部品仕入先とのやりとりを紙からデジタルへ
- S/390の既存資産をもとに拡張。WebSphereRでe-business仕様に
- 大規模プロジェクトを支えるIBMのサポート
- 部品表を整備し、関連情報を紐つけ。S/390を中核とした次世代インフラへ
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世界有数のATメーカーとして人にやさしいクルマづくりに貢献

トヨタセルシオ向
DVDエレクトロマルチビ
ジョン(ナビ)

トヨタセルシオ向 FR5速
オートマチック・トランス
ミッション
愛知県安城市に本拠を置くアイシン・エィ・ダブリュ株式会社(以下、 アイシン・エィ・ダブリュと略す)は、1969年の設立以来、質の高い
オートマチック・トランスミッション(AT)の開発/生産に努め、現在では15カ国25社にATを納入する世界有数のメーカーとしての地位を確立しています。
同社の高い技術力は、カー・ナビゲーション分野においても発揮され、1992年には世界初の声で操作できるボイス・ナビゲーションを開発。
「品質至上」の経営理念のもと、魅力ある製品づくりで国内外の自動車メーカーのニーズに応えています。
競争力をさらに高めるために「ACTIVE21」プロジェクトを推進
近年、インターネットの発展を背景に、グローバル購買に代表される新しいビジネス・モデルが出現しています。アイシン・エィ・ダブリュでは、
このような状況に対し、ビジネスのスピードと品質をさらに高めるため、1999年10月、「ACTIVE21※」プロジェクトに着手。21世紀の
ビジネス・システムの礎となる情報インフラの整備を進めています。情報システム部部長服部一朗氏はこのプロジェクトのめざす姿について次のように語っています。「最終的には、どのような工程、設備、
コストで生産が行われているのか、迅速に現状がわかるようにしたい。そうすれば、何か問題が起こった際にも素早く対応できる。そのためには開発から、生産、販売にいたる工程で発生する情
報を一元管理し、部門にかかわらず誰もがアクセスできる環境をつくらなければならない。また、情報を共有することで、業務の効率化にもつながる。社内だけでなく、仕入先を含めた全体最適を
実現する、ITを活用した業務改革であると位置づけています」。
※Advanced system for Collaboration To Improve Value of Enterprise
21: 次世代(21世紀)高度基幹情報システム
部品仕入先とのやりとりを紙からデジタルへ

情報システム部部長
服部一朗氏
「ACTIVE21」プロジェクトを具現化するためのインフラ再構築は、2000年5月より開始されました。まず部品仕入先との連携を強化
するため、2001年5月に手書き伝票のEDIがスタート。紙による煩雑な作業を効率化しています。また同時期に、部品を製造する際の工程を示した工程設計総括表を紙からデジタル・ベース
に移行。仕入先はアイシン・エイ・ダブリュのデータベースにインターネットを介してアクセスし、データの登録、参照、再利用が行えるようになりました。「我々はATを商品として供給する
上で、すべての工程、品質、原価は どうなっているのか、把握してい なければならないと思っています。 部品仕入先の情報管理は、そのような観点から必要です。仕入先に
とっては、紙ベースでのやりとりの煩雑さがなくなり、アイシン・エィ・ダブリュのデータベースを自社のシステムのように利用できる点が
メリットです」(服部氏)
S/390の既存資産をもとに拡張。WebSphereRでe-business仕様に
アイシン・エィ・ダブリュは、IBMのメインフレームを約30年使用してきました。
「ACTIVE21」プロジェクトは、そのS/390上に蓄積された既存資産を利用して拡張を図り、データの一元管理を実現する方針です。また、社内や仕入先などのクライアントには
特別なソフトウェアをインストールしなくても済むように、OS/390R WebSphereを利用してWeb対応を実現しています。エンド・
ユーザーはWebブラウザーから必要なデータにアクセスできるわけです。基幹業務を担ってきたS/390に先進のWeb技術がプラスされ、信頼性と柔軟性を両立させたシステムとなっています。
「ACTIVE21」プロジェクトのめざす業務プロセスの全体最適


大規模プロジェクトを支えるIBMのサポート
「ACTIVE21」プロジェクトは、アイシン・エィ・ダブリュの情報システムの歴史から見ると、最大規模のプロジェクトだといいます。 服部氏はIBMのサポートについて次のように述べています。「今回のプロジェクトは、IBMの全面的なバックアップにより進めていますが、ITに関する知識、スキルはもちろんのこと、多くのチームが 携わる大プロジェクトをまとめあげるプロジェクト管理能力の高さに感謝しています」。
部品表を整備し、関連情報を紐つけ。S/390を中核とした次世代インフラへ
開発から生産、販売までを行うメーカーとして、アイシン・エィ・ダブリュの業務の大半は部品にかかわり、情報の要は部品表となります。同社では現在、設計/試験段階の設計部品表と、量産体制以降に必要な製造部品表がデータベース化されていますが、その間に工程や仕入先、設備を示す生産準備部品表は紙でやりとりさ れていました。そこで今後、既存のデータベースとの整合性をとるため、生産準備部品表をS/390データベース上に追加し、情報の流れを円滑にすることで業務の効率化を図る予定です。 将来は、整備された部品表に、工程、設備、コスト、仕入先の会社情報などさまざまな情報を紐つけ、「そこにアクセスすればすべてがわかる、まさに“一気通貫”のシステムにするのが最終的な目標」(服部氏)だといいます。アイシン・エィ・ダブリュの仕入先を含めた総合力の強化。S/390の堅牢さにWeb技術が融合した次世代のインフラが今後とも活かされていきます。
※ IBM、DB2
Universal Database、e(e-businessロゴ)Server、OS/390、WebSphere、z/OS、zSeries
は、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標です。
※ JavaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは、Sun
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