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株式会社中国銀行 様

z/OS移行お客様導入事例

先進のz/OS V1R6移行へ着手

一層の安全稼動とコスト削減実現へ
z/OS V1R6移行を決定

地域社会に密着した銀行として、地域に選ばれ、信頼される銀行をめざして着実に歩み続ける株式会社中国銀行(以下、中国銀行と略す)。2005年には新中期経営計画『誠実と変革』Integrity&Innovationを立ち上げました。その方針として掲げているのが「事業ポートフォリオの再構築」「人材ポートフォリオの再構築」「企業文化の変革」です。
こうした経営計画を実現し、より地域に選ばれ、信頼される銀行になるために同行のIT部門に課されている課題は何か。 中国銀行 システム部 調査役の山本幸宏氏は次のように話しています。
「第一に取り組んでいることはシステムの安全稼動。もう一つは投資プロセスの改革とコストマネジメント体制の構築です。定常的な経費については徹底的にムダを省き、コスト削減を進めていきたいと考えています。」
今回、中国銀行がz/OS V1R6の移行に踏み切ったのも、こうした課題をクリアーしていくため。これまで、同行ではIBMのメインフレームで勘定系、情報系それぞれのシステムを稼動させてきました。「メインフレームは長年使っていて、ノウハウの蓄積もあります。そのため、障害が起きても、どの箇所でどのような障害が起きたのかということをすみやかに把握できるし、もともとトラブルは起きにくいのがこのメインフレームです」(山本氏)z/OS移行は、ここから、さらに一歩進んだ施策。これについて山本氏は「以前から使用しているOS・ミドルウェア類と同様にメーカーによるロングサポートが期待でき、それをベースに将来的な連続稼動や安定稼動のための基盤を整備・維持したいということです。z/OS V1R6を導入するメリットのひとつがここにあり、さらにWLC(ワークロード料金)に移行することで、コスト削減メリットを期待しています」と話しています。システムの、より一層の安全稼動とコスト削減。同行の今後のIT施策のカギを握るのがz/OS移行であり、そのためにも、そのメリットと利用価値については徹底的に研究したということです。またその過程では、z/OS移行のメリットとして、現行の災害対策システムの基盤高度化対応の可能性が認知され、銀行としてのコンティンジェンシー策定対応としても期待がかけられているといいます。中国銀行ではz/OSV1R6をベースとした新基盤への移行プロジェクトを2005年12月に開始しました。移行完了は2006年上期中を予定しています。


統合営業店システムの構築へ
将来のアクセス・ハブ設置も考慮したz/OS化

中国銀行の国内店舗は岡山県を中心に本支店・出張所合わせて167店舗(2005年11月30日現在)。現在、ホストと従来の営業店端末はIBM3745通信制御装置のもとにネットワークで繋がれています。新営業店端末は勘定系以外にも汎用的に使える設計となっており、勘定系とサブ・システムとの連携や、OAに利用でき、これらをシステム的に柔軟に繋ぐハブ機能も必要になってきます。「そのために統合営業店システムというものを考えています。これは営業店端末とセンター・サイドを含めた基盤再構築というスケールで進めており、その作業の一環としてアクセス・ハブを設置する予定ですが、これもz/OSのもとで稼動させることを既に決定しています。新しいシステムの構築に際しては、その基盤として最新のOSを採用することが安全稼動の条件という考えです。」(山本氏)
また今回のプロジェクトを、山本氏は人材育成の絶好の機会ともとらえています。
「これまで培ったノウハウは後任にきちんと引き継いでもらいたいと考えています。更改するということは、過去にあったものを引き継ぐということでもあります。このプロジェクトは、その点では後任の人材を育てる絶好の機会です。2007年問題も、こうしたことをスムーズに行なえば問題にならないはずです。」
システムの安全稼動も、それを支える人材があってこそ。今回のプロジェクトにかける中国銀行の意気込みは、こうした姿勢からも伝わってきます。


IBM、IBMロゴ、eServer(ロゴ)、z/OS、zSeriesは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名などはそれぞれ各社の商標または登録商標。

サマリー

適用業務
銀行勘定系及び情報系

ソフトウェア
z/OS V1R6

ハードウェア
IBM eServer zSeries 890 / 800