
エーザイ本社
レガシーを継承しながらUNIX®アプリケーションを集約。
エーザイ流サーバー統合をzSeriesでスタート。
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- 「ヒューマン・ヘルスケア企業」として医療をみつめ、社会に貢献。
- 既存メインフレームを見直し高性能/高機能なzSeries 900の導入へ。
- UNIX機15台分のアプリケーションを集約し、運用管理を効率化。
- UNIXアプリケーションのレスポンスが向上。バッチ処理もスムーズに。
- プログラム移行にあたってのIBMの手厚いサポートを評価。
- トータル・コスト削減のために今後もzSeriesの機能に期待。
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「ヒューマン・ヘルスケア企業」として医療をみつめ、社会に貢献。
21世紀を迎え、高齢化社会が進むなか「いかなる医療システム下においても存在意義のあるヒューマン・ヘルスケア企業」になることをめざして、エーザイ株式会社(以下、エーザイと略す)は、医師や薬剤師、患者様と生活者の皆様の多様なニーズに応えるべく、医薬品の研究、製造に尽力しています。その活躍は国際的で、日米欧を結ぶ研究開発ネットワークにより、世界の人々の健康的な生活に貢献しています。
同社において、このような事業を支えるために積極的かつ効果的に推進しているのが、ITの活用です。研究や営業活動の支援はもちろん、さまざまな製品の生産、管理、流通業務の効率化を通して、経営基盤の強化に取り組んでいます。
既存メインフレームを見直し高性能/高機能なzSeries 900の導入へ。

システム企画部部長
大杉隆氏
エーザイでは、数十年前よりIBMメインフレームで営業実績統計を中心に数多い基幹業務システムを稼働してきました。同社における重要な業務を担っていたわけですが、新しい技術やネットワーク環境に対応するためにシステムを見直し、マシンを入れ替える必要に迫られていました。システム企画部部長大杉隆氏は述べています。「メインフレームで動かしてきた営業実績統計データ処理は、データ量が膨大で、ほかのマシンで稼働させるのは難しい。一方、当社の業務のうち、UNIX機で稼働するアプリケーションが増えてきていたという背景もあり、今さら大型のメインフレームを導入するというのは提案しづらい状況にありました。その点、高性能でマルチOSのzSeriesなら、レガシー・システムを継承しながら、Webアプリケーションにも対応できる。当社を取り巻くさまざまな条件をクリアできる新しいタイプのマシンだと考え、zSeries900の導入に至りました」
zSeriesへの移行は2001年の春に計画が始まり、2002年初頭から本格的にスタート、同年8月に新システムが稼働開始しています。
UNIX機15台分のアプリケーションを集約し、運用管理を効率化。
今回のエーザイのメインフレームの見直しでは、レガシーの継承と同時に、従来UNIX機で稼働していた医薬品システム(医療用およびOTC)をz/OSのUSS(UNIX System Service)機能を利用してzSeriesに統合。UNIX機15台で稼働していたアプリケーションを1台に集約したといいます。この統合は、「エーザイ流サーバー統合の良いスタートが切れました」(大杉氏)「運用管理の効率化だけでなく、結果的に設置スペースや消費電力の大幅な削減に結びつきました」(システム企画部担当課長佐藤清博氏)と高く評価されています。
システム構成図
基幹系システムと分散系システムをzSeries1台に統合し、トータル・コストを削減
UNIXアプリケーションのレスポンスが向上。バッチ処理もスムーズに。
UNIX機からzSeries上に移行された医薬品システムは、同社の営業担当者約1,200人のエンドユーザーが主に情報照会に利用していますが、従来に比べ、レスポンスが大幅に改善されました。ユーザー・インターフェースに変更はないため、「システムの移行に気づいていないユーザーもいるのでは」(大杉氏)というほど順調に稼働しています。
また、運用管理スタッフからの評価も上々です。同時に導入されたIBM TotalStorage™ESS(Enterprise Storage Server™)との組み合わせにより、バッチ処理のスピードが向上しました。同システムの運用管理を担当する株式会社インテージの佐々木均氏は次のように述べています。「夜間のバッチ処理が早くなったので朝7時45分のオンライン公開が余裕をもってできるようになりました。そういう意味では運用上の安全性が増したと思います」
プログラム移行にあたってのIBMの手厚いサポートを評価。
今回のシステム移行は、次世代の方向性を見定めながら行われています。UNIXアプリケーションは、PL/SQLから開発生産性の高いオープン環境のJava™に書き換えるため、工数の確認と技術的検証を行うパイロット・システムを構築することから移行プロジェクトが進められました。
「データベースやOSに関する幅広く、手厚いIBMのサポートもあり、スケジュール通りに稼働開始することができました」(佐藤氏)
IBMの豊富な経験に基づく技術支援により、実際の移行作業も順調に実施されました。
トータル・コスト削減のために今後もzSeriesの機能に期待。
zSeriesを軸にスタートしたエーザイのサーバー統合。信頼性の向上と、運用管理の効率化の両メリットを享受するため、今後もサーバー数を抑制し、zSeries上にアプリケーションを統合していく方針です。「我々システム企画部は、常にトータル・コストをどこで削減していくかを考えていかなければなりません。基本的にサーバーを集約すればするほど管理コストは削減できる。サーバー統合を行うプラットフォームとしてzSeriesは最適なマシンだと考えています」(大杉氏)
従来のメインフレームの枠を超えたIBM zSeries。既存資産の活用とともに、新規Webアプリケーションをサポートする、これからのエンタープライズ・サーバーとして、ますます大きな期待が寄せられています。
※ IBM、DB2 Universal Database、e-businessロゴ、e(ロゴ)server、EnterpriseStorage Server、TotalStorage、z/OS、zSeriesは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標です。
Javaは、Sun Microsystems, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標。
UNIXは、The Open Groupがライセンスしている米国およびその他の国における登録商標。
他の会社名、製品名、サービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標。
