iBaanERPを活用し生産システムを統一。
大規模なグローバル・サプライチェーンをめざす。
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- グローバルなビジネス展開をITで支える「e-KOMATSU」を推進。
- 世界規模の連結経営に向けて生産管理システムを再構築。
- 生産管理に豊富な実績のあるiBaanERPを採用。
- スピード、安定性、運用スキルの継承が、zSeries選定の決め手。
- IBMのグローバルなサポート体制が大規模なiBaanERP導入に貢献。
- 「日々の文化」への改革。zSeriesがその基盤を担います。
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グローバルなビジネス展開をITで支える「e-KOMATSU」を推進。

油圧ショベル
「PC200」
建設・鉱山機械(油圧ショベル、ブルドーザーなど)で国際的にもトップ・クラスのシェアを誇るコマツ。全世界で28工場を展開し、常にグローバルな視点で経営を進めています。また、ビジネス環境の変化に迅速に対応し、国際競争力をさらに高めるために、ITの活用を積極的に推進。1997年には「情報武装委員会」を、2000年4月には「e-KOMATSU推進本部」を設置し、国際的な規模で情報システムの整備に取り組んでいます。
世界規模の連結経営に向けて生産管理システムを再構築。
グローバル企業としてさらなる躍進をめざすコマツでは、同社の基幹システムである生産管理システムの再構築に取り組みました。これは、国内だけでなく、海外工場も含めた大規模なシステム刷新です。e-KOMATSU推進本部インフォメーションテクノロジー部部長阿部清人氏は、そのねらいについて次のように語っています。
「背景として、グローバルな連結経営が求められるようになってきた、ということが挙げられます。個々に構築されていた世界各地の生産システムを統一し、データベースを一元管理することにより、その要求に迅速に応えられる体制をつくる必要がありました。また、為替やマーケットの変化に合わせて、生産拠点間で国際的かつ効率的に製品をやりとりする“クロスソーシング”を行うためにも、生産管理システムの世界規模での再構築は不可欠なものでした」
まさにグローバル・サプライチェーンの実現をめざした情報システム改革といえるでしょう。
生産管理に豊富な実績のあるiBaanERPを採用。

e-KOMATSU
推進本部
インフォメーションテ
クノロジー部
部長
阿部清人氏
コマツ製品の製造工程において、調達・生産・原価計算をグローバルに管理する新生産管理システムには、iBaanERPが採用されました。これは、バーン社のERPには製造業を中心に豊富な導入実績があり、「生産管理に強い」と評価したからだといいます。また、独自のシステムにこだわらず、「グローバル・スタンダード」を取り込めるところは取り込んでいこうという同社の方針の表れでもあります。
iBaanERPは、1998年より、まず海外の工場から稼働開始しています。当時、海外のシステムは2000年問題に対処するためにも再構築の必要があったからです。そして、2001年11月に大阪工場、2002年4月に粟津、真岡、小山の国内4工場でも稼働を開始し、ERPの全面導入が完成しました。
スピード、安定性、運用スキルの継承が、zSeries選定の決め手。
国内では、2000年初頭からiBaanERPの導入が開始されましたが、インフラとして採用されたのが、IBM eServer zSeriesでした。その理由について阿部氏は次のように述べています。「zSeriesを選んだ理由は、まず、スピード。日々の生産計画展開などを処理するために夜間バッチが膨大な量に及びますが、これを8時間以内で終了させることを目標に、さまざまな検討やベンチマーク・テストを繰り返しました。その結果、zSeriesが最適だという結論に至りました。また、長年IBMメインフレームを使用していた経緯から、その安定性を評価していましたし、社内に蓄積された運用スキルを継続して活用できる。プロジェクトを進めるにあたっては、ハードウェア/ソフトウェア両面でIBMからのサポートが期待できる。さまざまな角度から総合的に評価し、zSeriesを選定しました」
IBMのグローバルなサポート体制が大規模なiBaanERP導入に貢献。
「コマツの新生産管理システムは、全世界で5,000ユーザー、部品数40?50万点という、製造業向けERP導入事例としては、国内最大規模のものです。IBMは、コマツの全生産量のかなりの部分を担う国内工場において、インフラ構築を担当し、複数の開発会社と密接に協力しながらプロジェクトの推進に大きく貢献しています。また、iBaanERPの導入にあたり各種の技術支援を行うICC(インターナショナル・コンピテンス・センター)や、日本IBMの幕張ATS(アドバンスト・テクニカル・サポート)、さらには米国IBMのポケプシー事業所と連携し、グローバルな体制でサポートした結果、iBaanERPのスムーズな導入を実現しています。
「日々の文化」への改革。zSeriesがその基盤を担います。
zSeriesとiBaanERPによるコマツのグローバルな新生産管理システム。すでに大幅な在庫の削減やリードタイムの短縮などに成功し、その成果が確実に表れています。また、iBaanERPの機能拡張としてBusiness Objectsを使用し、必要な人が必要なときにzSeriesのDB上に構築したデータ・ウェアハウスを直接検索して、ほぼリアルタイムに情報を把握できる仕組みも作りました。ペーパーレス化はもちろん、「月次の文化」から「日々の文化」に改革することにより経営判断を迅速化することがねらいです。この生産管理システムは、年内にも主要連結子会社に展開し、グループとしての国際競争力をさらに向上させていく方針です。「新しい生産管理システムを関連会社にも広げ、グローバルな事業展開をさらに推進していきます」(阿部氏)
コマツグループの基幹業務を担う生産管理システムに、今後ともzSeriesならではの信頼性とスピードが期待されています。
※ IBM、e(e-businessロゴ)server、DB2 Universal Database、OS/390、zSeriesは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標です。
他の会社名、製品名、サービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標。
