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SAP R/3が業務改革ツールとして活躍しています。
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- 「生活文化創造企業」がまた一歩先に進むための業務改革
- リアルタイム会計と連結決算。ERPパッケージで素早く対応
- 世界各国で数多くの実績を誇るSAP R/3を導入
- S/390採用の理由は信頼性と可用性。IBMが日本初の事例を強力に支援
- S/390とSAP R/3による会計システムが千趣会のスピード経営に貢献
- 関連会社を含めて約600名が利用。伝票枚数は月間6万5,000に
- さらなる機能強化を予定。S/390による確かな基盤が活躍します
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「生活文化創造企業」がまた一歩先に進むための業務改革

テーマ別のカタログで多彩な商品を提供
通信販売カタログ<ベルメゾン>で親しまれている株式会社千趣会(以下、千趣会と略す)。1976年にカタログ事業を開始して以来、今ではカタログ会員数830万人、カタログ数約30種類を数え(2000年3月現在)、商品だけでなく、新しい生活スタイルを提案する「生活文化創造企業」として活動しています。
同社では、ファッション衣料をはじめ、インテリアや日用雑貨など多彩なオリジナル商品を開発し、女性の暮らしのさまざまなニーズにこたえていますが、サービスの質の向上による顧客満足度アップ、変化するビジネス環境へのスピード対応、およびそれらを支える情報システムのローコスト運用を目指し、さらに一歩先に進むため、1997年3月より業務改革プロジェクトに取り組み始めました。
リアルタイム会計と連結決算。ERPパッケージで素早く対応
業務改革を進めるうえで、必要となったのが経営基盤としての会計システムの見直しです。当時、千趣会では自社開発による会計システムを使用していましたが、検討の結果、ERPパッケージを導入し、会計システムを再構築することが決定されました。その理由について取締役経理部長の朝日朗殖氏は次のように語ります。
「経営のスピード化という意味では、意思決定を迅速に行うために、経営数字をリアルタイムに把握できる会計システムが必要とされていました。また、2000年3月期から始まる新会計基準への対応から連結会計の効率化を進めなければなりません。こうした社内からの要望と社会的な要求に素早く対応するため、ERPパッケージの導入を決定しました。また、将来システムを拡張する必要が生じたとき、パッケージに用意された機能を利用すれば、自社開発より短期間で対応できる。結果、ローコスト運用につながるということもERPパッケージ選択への重要なポイントとなりました」。
世界各国で数多くの実績を誇るSAP R/3を導入
会計システムの再構築のために千趣会が選んだERPパッケージは、SAP R/3でした。世界100カ国以上で導入サイト2万を超えるという実績と、同社の会計システムに必要な機能を満たしていることが評価につながりました。取締役情報システム部長 黒目哲児氏は次のように述べています。
「今後さまざまな機能を付加しながら長年使っていくことを考えると、R/3を選んだのは、実質的なスタンダードであり、これからも先進機能のサポートが期待できるという点が大きかった」。
また、会計システム再構築のプロジェクト・リーダーである情報システム部 システム開発課長 中山悦二郎氏はこう語っています。
「新しい会計システムは、一般的な会計処理を行う財務会計だけでなく、事業単位などのセグメント情報を明確にし、経営上の意思決定に素早くつなげる管理会計を行うことを目指していました。R/3にそうした機能が備わっていたことも選択の理由の一つです」。
S/390採用の理由は信頼性と可用性。IBMが日本初の事例を強力に支援
千趣会のスピード経営を支援するSAP R/3のプラットフォームには、S/390が採用されました。同社では約15年前から基幹システムにIBMのメインフレームを採用しており、企業の中枢システムを担うにふさわしい性能の確かさを評価していたといいます。
「S/390を選んだのは、まず信頼性と連続可用性に優れていることが第一。特に、CPUの信頼性が優れていて、長年使用していても、大きなトラブルはありませんでした。また、今まで基幹システムにさまざまな運用ツールを適用させ、社内でのスキルを蓄積するなど、15年以上使ってきたという実績があります。そういったツールや経験をうまく活かすことができ、運用が楽になるということも大きな理由でした」(黒目氏)
世界各国で約320の導入実績があるSAP/390も、日本では千趣会が最初のケースでした。そこでSAP R/3の技術支援を担当するISICC(IBM SAP International Competence Center)をはじめ、日本IBMのERPソリューション・センターや幕張ATS(アドバンスト・テクニカル・サポート) の技術力を結集させた結果、2000年4月から予定通り新会計システムの本稼働が実現できました。
関連会社を含めて約600名が利用。伝票枚数は月間6万5,000に
SAP R/3とS/390を活用し新たにスタートした千趣会の会計システム。同社と関連会社を含めた17社で、財務・管理会計担当者約60名、および経費などの入力者約550名のエンド・ユーザーが使用しています。2000年5月に処理された伝票は枚数にしておよそ6万5,000に達し、今後も千趣会および千趣会グループの日々の業務で活躍することが期待されています。また、会計システムと同時にR/3の人事管理モジュールを利用して人事情報検索システムも導入されています。
さらなる機能強化を予定。S/390による確かな基盤が活躍します

株式会社 千趣会
同社では、今後、SAP R/3とS/390を基盤にさらに会計システムを拡充していく予定です。
「まずは、意思決定や経営分析のために、必要な情報を的確な切り口やビジュアルで提示できるようにするなど、管理会計の機能強化を図ろうと考えています」(中山氏)
また、R/3に用意されている機能を利用して、会計システムだけでなく、R/3をさまざまな業務のツールとして活用していくことも検討しています。経営に必要な経理情報の管理および迅速な把握をサポートする基盤が整ったいま、これからも成長を続ける千趣会のシステムに、信頼性に優れたS/390が確実な稼働環境を提供していきます。
※ IBM、DB2 Universal Database、e(e-businessロゴ)Server、OS/390、WebSphere、z/OS、zSeries
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