Tab navigation

並列シスプレックスにより高信頼性の並列環境で稼働。 e-businessをはじめとする先進アプリケーションに対応し、将来への拡張性に優れています。
ハイライト
- 最新のCMOSチップ〔銅線テクノロジー(G6)〕採用による
大幅なパフォーマンスの向上 - 33モデルによる約18倍のパフォーマンス幅
- e-business/オープン・システムへの対応
- 並列シスプレックス構成が可能(高信頼性/スケーラビリティー)
- 最大24(G5)/32(G6)ギガ・バイトの主記憶容量
- 最大256本のチャネル機構(ESCON)
- 新高速FICONチャネル(100MB/秒)
並列シスプレックス環境で稼働、高連続可用性を備えたシステムの構築が可能です。
IBM S/390® 並列エンタープライズ・サーバー G5/G6(S/390 G5/G6サーバー)は、より性能の向上した最新のCMOSマイクロプロセッサーを採用しました。
単一システムでの稼働に加えて、並列シスプレックス環境でも稼働し、高連続可用性を備えたシステム構築が可能です。
単一中央処理機構(1ウェイ)モデルから12ウェイ・モデルまでの33モデルと結合装置モデル(1モデル)で、エンジン部分に相当する中央処理機構(CP:Central Processor)は、従来の9021-711ベース・モデルの3倍(G6)を超える処理能力を実現しています。
S/390並列シスプレックス機能
S/390並列シスプレックス機能
並列シスプレックス機能により、S/390 G5/G6サーバーが信頼性の高い並列環境で稼働できます。シスプレックスの拡張として、結合技術により高速にてデータの共有や負荷の動的均衡を図りながら複数のプロセッサー、サーバー上のOS/390または複数MVS/ESAが、単一イメージで稼働します。
9672-R06型結合装置
R06型はスタンドアロンの結合装置で、9674結合装置の後継機種です。1ウェイから10ウェイまで拡張性があります。必要な場合は、R06型結合装置をG5/G6サーバーのプロセッサー・モデルに型式変更することも可能です。
内部結合機能(ICF)
プロセッサー・モデルに結合機能専用のCPを選択することができ、テストやスタンドアロンの結合装置のバックアップを経済的に行うことが可能となりました。
高速結合機構(ICB)
G5/G6サーバーと結合装置(R06)間のデータ転送速度が約3倍となり、並列シスプレックスの処理効率が改善されました。
並列シスプレックスの利点
- 高連続可用性
- スケーラビリティー(大規模かつきめ細かい拡張性)
- 複数資源の単一イメージでの稼働
- 既存アプリケーション・プログラムの互換性
- システム間の動的負荷の均衡
- データの共有
S/390の先進機能
FICONチャネル
FICON(FIber CONnection)チャネルは、業界標準の新しいアーキテクチャーで、転送速度は最大100MB/秒(全2重)です。従来のESCONチャネルの約8本分に相当し、構成をさらに簡素化させることができます。
IEEE浮動小数点演算サポート
S/390浮動小数点演算サポートに加えて、IEEE浮動小数点演算が サポートされます。新たに16の浮動小数点レジスターが追加され、Java浮動小数点の処理やC/C++のパフォーマンスが向上し、またロータス ノーツ/ドミノと連携する製品やC/C++のアプリケーションの移植が容易になります。
データ圧縮機能
ハードウェアによるデータ圧縮機能を備えています。磁気ディスクなど 補助記憶装置の削減、通信費の削減、応答時間の短縮などが図れます。平均で約50%のデータ量が削減可能です。

プロセッサー資源/システム管理機構(PR/SM)
1台の物理プロセッサーをあたかも複数台のプロセッサーのように 論理分割する機構のPR/SMにより、プロセッサー資源(CP、記憶域、チャネル)を分割された論理区画に割り当てます。 これにより、本番・テスト環境を1台のプロセッサーに共存でき、低コストかつ短期間でシステムの移行・統合が行えます。
S/390 G5/G6サーバーは、最高15の論理区画まで設定できます。
SCON複数イメージ機能(EMIF)
PR/SMで分割された複数の論理区画でESCONチャネルを共用するための機能です。チャネル本数を減らすことにより、導入コストを削減できます。
いつでも連続運用を守り続ける、高度な可用性
予備中央/支援処理機構
CPまたは支援処理機構(SAP:System Assist Processor)に問題が 発生した場合、予備のCPまたはSAPにパワー・オン・リセットなしで切り換えて稼働させることができます(RX6/YX6/XZ7/ZZ7型は除く。)
電源の冗長性
電源部は複数の電源構成になっており、電源部の一部に障害が発生した場合でも継続して電源を供給することができます。電源ケーブルも二重化され、異なる電源から電力の供給が可能です。
内蔵バッテリー機構
バッテリー機構により、G5/G6サーバーに対して約3~20分、またR06型結合装置の省電力モードでは約1時間の電力供給を行います。
稼働時保守機能
電源およびチャネルの稼働時保守機能を装備。システムを停止せずに保守作業が可能です。(FICONチャネルへの取り替えについてもサポートされます。)
動的メモリー・アレイ
常時メモリーをチェックし、障害が検知された場合、動的にスペアー・チップを使用します。
再始動機能
メモリー・カードに障害が発生した場合、搭載している半分の資源を使用してシステムを再始動できます。
e-businessへの対応
オープン・システム・アダプター(OSA)
OSAはS/390 G5/G6サーバーを各種LANに直接接続するための アダプターです。従来の通信制御装置経由のネットワーク接続に比べて、LANへの接続が容易になり、インターネット/イントラネット環境に対応したシステムを構築できます。FDDI、トークンリング、ギガビット・イーサネット/ファースト・イーサネット/イーサネット、ATMへの接続が可能です。
暗号化機能
S/390 G5/G6サーバーは、暗号化機能を提供するCMOSチップを 標準装備しています。これを利用することにより、インターネット等のネットワーク上で暗号化されたデータの授受等が、高度な機密レベルかつ高いパフォーマンスで実行可能になります。強化されたトリプルDESやSET(Secure Electronic Transaction)プロトコルもサポートされます。

